2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
本を読んでいてトイレに行くのが心底怖ろしかったのはスティーヴン・キングの「シャイニング」を読んだ時である。読んでいたのが深夜だったのもよくなかった。 初めて僕がキングの本を読んだのは、文春文庫で出版されていた「ペット・セメタリ―」である。「…
金曜日から「倍の見方」の学習に入った。1時間目は「比べるってどういうこと?どんな比べ方があるのかな?」を学習課題として「割合」とはどういう考え方なのかの授業をした。 夏休みに僕が提案したのは、1時:割合の意味を知る 2時:割合の第2用法(かけ算…
どうも最近「教員をやめる」という思いが止まらない。そしてその思いは学習塾を開くのなんてどうだろう、という妄想へと広がる。スマホで調べるとちゃんと「学習塾の作り方」が載っている。なんという世の中なんだ、と思いながら調べると、うーん・・・。 ホ…
ブルース・リーのことだ。「燃えよドラゴン」「ドラゴンへの道」だ。いやあ、いいっすね。 いいっすね、しか言葉が出てこないが、もう少し冷静に書こう。 まず、「燃えよドラゴン」の冒頭では、オープンフィンガーグローブを着けて試合をしている。脛あてま…
僕の好みの映画はB級とはいわないが名作とまでは評価されていない作品が多い。それを紹介してみよう。 まずは「ラブソングができるまで」。80年代に人気絶頂だった元ポップスターと失恋で書くことをやめてしまった作家志望の女性が、ラブソングを作ることに…
本は大切に取り扱いながら読むものである。どうしても必要ならアンダーラインを引いてもよし、ただし叮嚀に引く。折り目をつけるなんて以ての外だ。というのが僕の本についてのルールだった。 しかし、40代を過ぎて本を売るようになってから、そのルールは崩…
どうも最近の風潮として子どもに何かを「教える」ことを「説明する」して分からせることだと考えている人が多いようだ。それ以前に「教える」という言葉を教員が使い過ぎているのが気になる。その結果、授業者は必要以上に喋りすぎる。子どもが言ったことを…
検索してみると、この作品はハル・ウィルナーが生前に手掛けていたとのことだ。彼はクルト・ワイルの作品をトリビュートしたアルバムも作っていたな。ルー・リードの「セプテンバー・ソング」は最高だった。ますますこの作品に対する信用度が上がった。 まず…
♪ねむたいねむたいねむたいねむたいねむたい ♪だけどねれないねれないねれないねれないねれない ♪どうすりゃいいのさ今夜はねむれない ♪どうすりゃいいのさ明日は早いのに ♪寝返りうつぶせあおむけの繰り返し ♪どうせねむれないなら徹夜しちゃえばいいのさ …
最近は、昔読んだ本の紹介期に入っているな。今回は三浦綾子である。花村萬月とは大違い、と思われるかもしれないが、彼も実はキリスト教と深い関係がある。 「氷点」「続・氷点」は、高校時代に読んで以来、度々読んでいた(かなり気合を入れて読まなければ…
七尾旅人。ご存じだろうか。 1998年シングルデビュー。 1999年ファーストアルバム 2002年2枚組アルバム 2003年アルバム「ヘヴンリー・パンク:アダージョ」、 2003年アルバム「ひきがたりものがたりvol.1」、 2007年アメリカ同時多発テロ事件をモチーフに制…
僕が花村萬月の文章を初めて読んだのは、彼のエッセイ集の中に収録されていたルー・リードについて書かれたものであった。ルー・リードのこと、とりわけ「ワイルドサイドを歩け」のことを肯定的に書いてあったので、うん?これは、と閃き、どんな小説を書い…
小学生の時からよく読書をしていた。最初はご多分に漏れず、名探偵ホームズシリーズ、怪盗ルパンシリーズから入り、SFもの、歴史ものに手を出していた。そして中学生で出会った本が、「北極圏一万二千キロ」の文庫本(1979)と「北極点グリーンランド単独行…
最初にはっきりさせておこう。僕は、「ロードマップ」という言葉が嫌いだ。何だか「夏休みの計画表」のように思えてしまう。薄っぺらい空疎なもの、という印象を持ってしまう。 学校では約7~8年前から「学力向上ロードマップ」なるものを作成するようにな…
やっとリリースされたよ。嬉しい。 僕にとっての秀逸なカバーヴァージョンは、リミックスヴァージョンと似ているかもしれない。ボーカルのメロディーラインだけを抜き取ってバックトラックをいろいろ工夫する。そしてそれにボーカリストの声とメロディーライ…
「瑞々しさ」について書いていたら、あるバンドを思い出した。ザ・スミスである。活動期間はわずか4年。なのに今でも世界中に影響を与え続けているであろうバンド。僕は、最近ようやくザ・スミスってかっこいいじゃんと思えるようになった。 まずはお勧めの…
どの作品かは忘れたが、スペンサーシリーズの中でスーザンは、スペンサーとホークに次のようなことを尋ね、スペンサーはこのように答えている。 スーザン:「あなた達は言葉でこうしようという風に打合せなどしないで、自然に振舞っている。そこが分からない…
少人数の授業をする教室で2クラス分の算数の授業をしている。コロナ対策として、それぞれの児童の座席は決めてある(24座席があるので各クラス12名がこの教室で学習することになる)。 それで、2時間分が終わると、机はまあ、整頓されていない状態だ。それを…