hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

トイレに行くのが怖かった

本を読んでいてトイレに行くのが心底怖ろしかったのはスティーヴン・キングの「シャイニング」を読んだ時である。読んでいたのが深夜だったのもよくなかった。 初めて僕がキングの本を読んだのは、文春文庫で出版されていた「ペット・セメタリ―」である。「…

黙っていたが・・・その2

僕はオーケンが好きである。筋肉少女帯の大槻ケンヂのことである。 まずは1曲紹介しよう。「踊るダメ人間」。サビは「♪ダ~メダメダメダメ人間 にんげ~ん にんげ~ん」である。これがかっこいいんだよな。 2曲目は「暴いておやりよドルバッキー」だな。サビ…

「割合」の導入をした

金曜日から「倍の見方」の学習に入った。1時間目は「比べるってどういうこと?どんな比べ方があるのかな?」を学習課題として「割合」とはどういう考え方なのかの授業をした。 夏休みに僕が提案したのは、1時:割合の意味を知る 2時:割合の第2用法(かけ算…

フリーのリズムは時空を超えて僕の心を直撃する

最近はフリーの2作目「フリー」(1969)をよく聴いている。フリーといえば「フリーライブ」(1971)が有名だ。僕も高校時代買ったが、どうもポール・ロジャーズの暑苦しいボーカルがイマイチで名曲の誉れ高い「オール・ライト・ナウ」も「うーん…」という感…

老後の楽しみができた 

前にピーター・バラカンのことを書いたら、また彼のカタログ本を読みたくなった。アマゾンで検索してみたらあったあった。 「Taking Stock」~ぼくがどうしても手放せない21世紀の愛聴盤~ というのが本のタイトルだ。 早速購入したが、いつものピーター節が…

今日もレイ・デイビスは元気だろう

何だか最近ブリティッシュづいてるな。だとしたらレイ・デイビスについても語らなければなるまい。 キンクスは解散したのだろうか。アメリカに渡ったレイはソロアルバムを4枚出している(多分)。現在76歳。今現在生きているのだろうか。 僕は、レイがいろ…

学習塾を開くという妄想

どうも最近「教員をやめる」という思いが止まらない。そしてその思いは学習塾を開くのなんてどうだろう、という妄想へと広がる。スマホで調べるとちゃんと「学習塾の作り方」が載っている。なんという世の中なんだ、と思いながら調べると、うーん・・・。 ホ…

吉井和哉について書くならば・・・

僕はまず最初に「スティル・アライブ」という曲について書く義務がある。「スティル・アライブ」・・・俺はまだ生きてるぜ、という歌こそ僕が一番人前で歌った歌だからだ。今日はこの曲に絞って書いてみよう。 「スティル・アライブ」は、吉井のソロデビュー…

ブリティッシュ良心派といえば・・・

昨日は「ブリティッシュおじいさん」(加えて良心派)を取り上げたが、今回はブリティッシュ良心派は誰かを考えてみたい。そして僕にとっては、トム・ロビンソンとビリー・ブラッグがそれにあたるという結論に至った。(いや、他にもいるんだけどね。ザ・ジ…

「ブリティッシュおじいさん」といえば

「ブリティッシュおじいさん」を一人挙げろ、と言われたら僕は迷わずリチャード・トンプソンの名前を挙げるだろう。加えて「良心派」という言葉も添えたい。(ロバート・ワイアットも捨てがたいが) 気がついたらいつの間にか僕の心の中に住みついていた不思…

友部正人に睨まれた

友部正人は特別な声を持っている。いろいろなアーティスト達をシャッフルして聴いていた時に友部正人の歌が流れると手が止まる。もしくは手が動く。何か書かねばという思いにとらわれて。 そんな友部正人のことを知ったのは「休みの日」(2001)というアルバ…

生誕80周年だそうだ

ブルース・リーのことだ。「燃えよドラゴン」「ドラゴンへの道」だ。いやあ、いいっすね。 いいっすね、しか言葉が出てこないが、もう少し冷静に書こう。 まず、「燃えよドラゴン」の冒頭では、オープンフィンガーグローブを着けて試合をしている。脛あてま…

「ミヤ」(宮沢和史)のファンには真面目な人が多い

特に女子。リアルタイムでザ・ブームを聴いていた人は今も宮沢和史のことが愛おしくてたまらないはずだ。もう「ミヤ」という歳でもなかろうに、心の中ではそう呼んでいるはずだ。 男子はどうだろうか。まぁ「ミヤ」とは呼ばないだろう。でも、この人の生真面…

黙っていたが・・・

僕は、ベンジーが好きである。勿論ブランキ―・ジェット・シティの頃から。とりわけ「PUNKY BUD HIP」(1993)を愛している。だって、 ♪新しい国ができた 人口わずか15人 ♪それも全員センスのない単車乗りばかりがそろってる って始まるんだよ。あの声で。わ…

テーマは「映画」

僕の好みの映画はB級とはいわないが名作とまでは評価されていない作品が多い。それを紹介してみよう。 まずは「ラブソングができるまで」。80年代に人気絶頂だった元ポップスターと失恋で書くことをやめてしまった作家志望の女性が、ラブソングを作ることに…

折り目だらけの本「フライ・ダディ・フライ」金城一紀著

本は大切に取り扱いながら読むものである。どうしても必要ならアンダーラインを引いてもよし、ただし叮嚀に引く。折り目をつけるなんて以ての外だ。というのが僕の本についてのルールだった。 しかし、40代を過ぎて本を売るようになってから、そのルールは崩…

「教える」ことは「説明する」こと?

どうも最近の風潮として子どもに何かを「教える」ことを「説明する」して分からせることだと考えている人が多いようだ。それ以前に「教える」という言葉を教員が使い過ぎているのが気になる。その結果、授業者は必要以上に喋りすぎる。子どもが言ったことを…

「Angelheaded Hipster:The Songs of Marc Bolan& T.Rex」その2

検索してみると、この作品はハル・ウィルナーが生前に手掛けていたとのことだ。彼はクルト・ワイルの作品をトリビュートしたアルバムも作っていたな。ルー・リードの「セプテンバー・ソング」は最高だった。ますますこの作品に対する信用度が上がった。 まず…

ブリティッシュ暗黒系ならスージー&ザ・バンシーズ

もともと暗黒系からロックを聴き始めたのだから、こういうバンドは嫌いではない。しかしどうもヴォーカルのスージー・スーがおどろおどろしすぎて敬遠していた。 ところが昨年スージー&ザ・バンシーズのアルバムをひょんなことから聴くようになり、それ以来…

ねむたい/倉持陽一

♪ねむたいねむたいねむたいねむたいねむたい ♪だけどねれないねれないねれないねれないねれない ♪どうすりゃいいのさ今夜はねむれない ♪どうすりゃいいのさ明日は早いのに ♪寝返りうつぶせあおむけの繰り返し ♪どうせねむれないなら徹夜しちゃえばいいのさ …

「塩狩峠」三浦綾子

最近は、昔読んだ本の紹介期に入っているな。今回は三浦綾子である。花村萬月とは大違い、と思われるかもしれないが、彼も実はキリスト教と深い関係がある。 「氷点」「続・氷点」は、高校時代に読んで以来、度々読んでいた(かなり気合を入れて読まなければ…

七尾旅人、この3曲はいいよ

七尾旅人。ご存じだろうか。 1998年シングルデビュー。 1999年ファーストアルバム 2002年2枚組アルバム 2003年アルバム「ヘヴンリー・パンク:アダージョ」、 2003年アルバム「ひきがたりものがたりvol.1」、 2007年アメリカ同時多発テロ事件をモチーフに制…

「二進法の犬」花村萬月

僕が花村萬月の文章を初めて読んだのは、彼のエッセイ集の中に収録されていたルー・リードについて書かれたものであった。ルー・リードのこと、とりわけ「ワイルドサイドを歩け」のことを肯定的に書いてあったので、うん?これは、と閃き、どんな小説を書い…

青年時代、植村直己が僕のヒーローの一人だった

小学生の時からよく読書をしていた。最初はご多分に漏れず、名探偵ホームズシリーズ、怪盗ルパンシリーズから入り、SFもの、歴史ものに手を出していた。そして中学生で出会った本が、「北極圏一万二千キロ」の文庫本(1979)と「北極点グリーンランド単独行…

学力向上ロードマップなんか・・・

最初にはっきりさせておこう。僕は、「ロードマップ」という言葉が嫌いだ。何だか「夏休みの計画表」のように思えてしまう。薄っぺらい空疎なもの、という印象を持ってしまう。 学校では約7~8年前から「学力向上ロードマップ」なるものを作成するようにな…

「Angelheaded Hipster:The Songs of Marc Bolan& T.Rex」だ!

やっとリリースされたよ。嬉しい。 僕にとっての秀逸なカバーヴァージョンは、リミックスヴァージョンと似ているかもしれない。ボーカルのメロディーラインだけを抜き取ってバックトラックをいろいろ工夫する。そしてそれにボーカリストの声とメロディーライ…

言葉にできない「瑞々しさ」パート2~音楽編~

「瑞々しさ」について書いていたら、あるバンドを思い出した。ザ・スミスである。活動期間はわずか4年。なのに今でも世界中に影響を与え続けているであろうバンド。僕は、最近ようやくザ・スミスってかっこいいじゃんと思えるようになった。 まずはお勧めの…

言葉にできない「瑞々しさ」パート1~映画編~

どの作品かは忘れたが、スペンサーシリーズの中でスーザンは、スペンサーとホークに次のようなことを尋ね、スペンサーはこのように答えている。 スーザン:「あなた達は言葉でこうしようという風に打合せなどしないで、自然に振舞っている。そこが分からない…

平沢進お勧めの3曲はこれだ!

1曲目「白虎野」 イントロのよく分からないセリフが全てだ。いや全てではないか。とにかくイントロでは書き言葉にできない音で平沢は呟く。無理矢理書くと(10回位聴いた)、「ヨイヤーヨンデーヨンデルゲーコーミーハーアーヨー」と聴こえなくもない。これ…

日々仕事をしていて思う事、やってしまうこと

少人数の授業をする教室で2クラス分の算数の授業をしている。コロナ対策として、それぞれの児童の座席は決めてある(24座席があるので各クラス12名がこの教室で学習することになる)。 それで、2時間分が終わると、机はまあ、整頓されていない状態だ。それを…