プロレス・格闘技
1964年に生まれで今年60歳になる男にとって、1970年代のアントニオ猪木はヒーローだった。テレビで観る猪木の相手は大体が猪木よりも大きくて強そうである。そんで最初猪木は相手に押されているように見える(ホントはそうではなかったことを後で知るが)。…
今日は結婚記念日だった。昨日ケーキを買ったが、帰宅した妻はすぐに気づき、一緒に食べることにした。「これ、中にこんなん入っとるよ」「あ、一口食べていい?おいしい!」とか何とか言って仲良しタイムを過ごすことができた。あ、でも「私にとって結構重…
「私はプロレスの4本の柱の説明をしたんですよ。1つ目はプロレスラーはケガをしたら毎日試合できない。ケガをしないためには受け身が重要。2つ目は攻め。・・・プロである以上、ダメージを与えるのはともかく、相手にケガをさせてはいけない。3つ目は完成と…
おおっと~これはどうしたことかぁ~。会場内にかのベートーヴェンの「運命」が鳴り響いております。何やら思わせぶりな響きもしますが、場内の出入り口に観客の視線が集中しております。ここで音楽が突然変わった~!こ~れはなんとなんと、レッド・ツェッ…
ベストヒットUSAを録りっぱなしにしていて、全然観ていなかったので、まとめて観た。順番に軽く感想を書いておこう。(まだ観ていないのもたくさんある) 9月10日:キッス「ラヴィン・ユー・ベイビー」(1979)・・・ザ・イエロー・モンキーの「マイ・ワイン…
テレビの地上波やYouTubeで、猪木の在りし日の姿がジャンジャン映し出されている。古舘伊知郎が猪木の死を悼んでコメントするのも観た。昨日はちょろっとだけこのことを書いて、今日はがっつり書こうと思っているのに、なかなか言葉が浮かんでこないし、タイ…
三沢というのはプロレスラーだった三沢光晴のことである。「だった」と書いたのは、ご存じの方はご存じだと思うが、故人だからだ。6月13日は彼の命日だった。2009年のことで彼は46歳だった。僕は彼について2回記事に書いていた。ちゃんと書いていたんだ。よ…
「(成績が)Cの子をBにするのが私たちの仕事じゃないん?」そう言われた僕は、怒りのあまり言葉を失った。 と書くと何やら不穏な始まりだが、今日は仕事初めということで、頭を仕事に切り替えてみよう。 上の発言はどういう状況で言われたのかから書かなき…
全ての格闘技ファンが見ておくべき試合が2つある。それは「猪木―アリ戦」(1976)と「桜庭―ホイス戦」(2000)だ。「猪木―アリ戦」は1R3分15R制で、フルラウンド戦い、結果は引き分けだった。つまり45分戦い続けたということだ。「桜庭―ホイス戦」は1R15…
只今19時3分。今、眠剤を飲んだ。この前と同じだ。今から時間との勝負である。一体何と勝負しているのかよく分からないが、とにかく文章は書きたい。書きたいが、何を書けばいいんだろう状態である。どうも日曜日に「速聴」したのがいけなかったようだ。昨夜…
先日YouTube漬けになったと書いたが、その中で一番面白かったのが、芸人の永野と千原ジュニアの対談だった。いろいろな番組を探していると、突然千原ジュニアの声で「ブランキ―」と聞こえたものだから何々?と思って観たところとても面白かった。 千原ジュニ…
月曜日は、YouTube番組ではお喋りな人が多いと書いたが、今は反省している。僕もほとんど毎日毎日愚にもつかない駄文を書いてきたのだ。これもお喋りに近いものがある。特に何かの役に立つものでもないし、新しい見方を提示しているわけでもない。只々自分が…
ここ3日間よく眠ることができている。とはいえ今は12月4日土曜日午前3時だ。昨日一昨日と5時過ぎまで寝たぞ。昨日も20時過ぎには寝たぞ。というわけで何か書きたくなってきた。記事にするかどうかは別として、だ。徒然なるままに書いてみるか。 今週は1日1日…
僕は「昭和プロレス」のファンだった。馬場派か猪木派かで言うと、強烈な猪木派だった。その流れで平成の格闘技ブームに乗っかり、「K-1」や「リングス」、「プライド」等を夢中になって観ていた。特に昭和の頃なんだけど、僕の記憶力の何分の一かは、プロ…
僕は少年時代からプロレスに夢中だった。特にアントニオ猪木の雄姿には痺れた世代だ。その後も前田日明、高田延彦、船木誠勝等の新日本プロレス直系のレスラーや田村潔司などのUWF出身のレスラーを追いかけていた。 その後、グレイシー柔術が格闘技界を席巻…
ブルース・リーのことだ。「燃えよドラゴン」「ドラゴンへの道」だ。いやあ、いいっすね。 いいっすね、しか言葉が出てこないが、もう少し冷静に書こう。 まず、「燃えよドラゴン」の冒頭では、オープンフィンガーグローブを着けて試合をしている。脛あてま…
しばらく前にプロレスラーのことについて書いていたが、もう一人、大事な人を忘れていた。全日本プロレス、ノアの三沢光晴である。彼の必殺技である「エルボー」に若い頃の僕は随分勇気づけられた。「エルボー」というのは、要するに「肘打ち」のことだ。 彼…
格闘家でありながら、プロレスラーの匂いを放つ男、それが青木真也だ。相手の腕を躊躇なく折ったり、その相手に向かって中指を立てたりする、といったエキセントリックな面にもプロレスの匂いを感じるが、彼の佇まいがプロレスを感じさせるのだ。彼の佇まい…
前田日明率いるリングスの中で特に面白い存在だったのがヴォルク・ハンである。コマンドサンボという当時は訳の分からない格闘技出身で、リングスデビュー戦はVS前田だった。 リングスという団体は、KOKトーナメントまでは、プロレスと格闘技(リアルファイ…
プロレスラーシリーズ、4人目は、「赤いパンツの頑固者」田村潔司である。「プロレスラー」とわざわざ「 」つきで表した理由は、田村の発言から分かると思う。 「蹴り一つ取っても«間»があってね、お客さんの雰囲気を感じとって、どういう当て方をすればいい…
アントニオ猪木、前田日明について書いたら、船木誠勝に触れねばなるまい。なぜなら、ついに「全試合リアルファイト」を実現したプロレス団体「パンクラス」を立ち上げたからだ。旗揚げ戦は、全5試合で試合時間は合わせると13分5秒という今までからは考えら…
昨日はアントニオ猪木のことについて書いたが、そうなると前田日明のことについても書きたくなった。「プロレスに市民権を」をうたい文句に世間やジャイアント馬場の「全日本プロレス」と戦っていた猪木は、「アンチ世間」「アンチ『既存のプロレス』」の人…
それは、プロレスのことである。今盛り上がっているプロレスではなく、「昭和のプロレス」の方だ。もっといえば、アントニオ猪木のことだ。猪木は、「プロレスに市民権を」と言いつつ、自身が繰り広げたプロレスは、プロレスという枠を超えるか超えないかの…