hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

夏眠日記その17(バリ島最後)

さあ、マラソンだ。僕は張り切って会場に乗り込んだ。日常的に走ってもいないくせに根拠のない自信があった。その自信はレースが始まったら粉々になったけど。 周りにはチャラチャラした女の子がたくさんいてうるさかった。「きっと、でっかいホテルに泊まっ…

夏眠日記その15(バリ島④)

スズキさんが去って、つまらなくなった僕は日中まったりとホテルで過ごすことが続いた。そんなある日、ホテルのスタッフから「観光に行きませんか」と声をかけられた。感じとしては「どっか行こうぜ!」かな。仲間から言われたような気分になった僕は「いい…

夏眠日記その14(バリ島③)

僕が初めて海外旅行をしたのは、今からおよそ34年前の10月である。10月上旬から3週間バリにいた。10月下旬には講師に行くことが決まっていたのでそれまではギリギリ海外にいようという心算だった。旅の途中、国際電話をかけた時に「産休の先生が早めに休みに…

夏眠日記その12(バリ島②)

ホテルに着いた。手続きを済ませた。にもかかわらず帰りの飛行機のチケットを見せろと言う。疲れていた僕はそれでも警戒していた。説明を求めると(「パードン?」と言っただけだが)、どうやら「リコンファーム」と言っているように聞こえた。そう言えば「…

夏眠日記その11(忘れていたよ編)

僕は大きな(別に大きくもないか)忘れ物をしていた。それは、生まれて初めての海外旅行記を書くことだ。いつか書こう書こうと思っていたのに、つい忘れていた。書いてみるか。海外旅行記は今回とあと1回書けるぞ。「また海外旅行記かよ」と思われた方、すみ…

タイその3

一人旅なんてそんなものですよー、からか。 チェンマイを後にした僕は、その後うろうろしてから北部のメ―サイという国境にある町に着いた。 とても小さな町だったのであまりリーズナブルなホテルがないような気がしたこと、長旅で疲れてもいたこともあって大…

タイその2

壁画を見に行くところからだな。うーん、特筆すべきことはあんまりないんだけど、どうしよう。とにかく広い岩壁を眺めているのは僕達2人だけだった。 壁画を「ふーん・・・」と見ていると、さらに彼女から「すぐ近くに遺跡があります」(彼女の英語は敬語に…

懐かしのタイ旅行

Somewereborntosingthebluesさんに刺激を受けたのかな、タイ旅行のことを書いてみようと思う(1回ちょこっと書いた記憶がある)。思うがところどころ覚えているはいるんだけど、時系列で思い出せない。こういう時こそ頑張って思い出してみよう。 タイ入国後…

湖と島を1周

琵琶湖を1周しようという計画は何となく妻と話していた。しかし明日行こうかという時に僕たちは些細なことで喧嘩してしまった。次の日、どうしようと考えあぐねたが、昼過ぎに決心して「今から行くよ」と言った(いつも決心するのが遅い)。妻に異存はなかっ…

自転車でどこかを1周することが好きだった

といっても能登半島、琵琶湖、淡路島の3回だけなんだけどね。能登半島は大学5回生の時に1人で、あとの2か所は結婚してから妻と2人で行った。 能登半島へは9月頃に行ったと思う。友だちもいなくて孤独だった僕は、2週間前ぐらいから「自転車で何処かへ行きた…

24年前のお正月

もう24年前のことだから書いていいだろう。僕ら夫婦は、12月24日から1月7日までの期間バリ島を旅行していた。終業式の日からお休みをもらい(担任なのになんて夫婦だ)3学期の直前に帰って来たということだ。つまりお正月はバリにいたことになる。今そんなこ…

インド新婚旅行記 最後

いよいよである。我々は100ルピホテルにいた。 最初に目星を付けたところだ。一応「プリーズショウミーザルーム」と言って見せてもらったが、さすがに今まで泊まったホテルとは違っていた。 まずバスルームが違う。シャワーのみ付いていて浴槽はない。隣にト…

インド新婚旅行記その5

次の目的地は魔都カルカッタだ。一体何どこが魔都なんだろう。再び列車での移動である。僕達は「ブランケット、プリーズ」と真っ先に言って冷気に備えた。そのかいあって今回は過酷な列車旅にならずに済んだ。しかしカルカッタまでは長かった。何時間乗って…

インド新婚旅行記その4

妻が発熱。よほど気を張っていたのだろうか。心配になった僕は医者を呼ぼうと言った。しかし異国の地で医者にかかるのは嫌だと妻は言う。とにかく様子を見ることにした。しかし朝になって昼近くになってもすっきりしない様子だった。 もう一度妻に医者にかか…

インド新婚旅行記その3

地獄からの使者に会って約束したところまで書いたんだっけ。 彼は僕たちのホテルまで迎えに来た。満面の笑みを浮かべていた。ホテルマンは無表情だった。ついてこいと促すので恐る恐るついていった。また昼間散策したヴァラナシのくねくねした道へ入っていっ…

インド新婚旅行記その2

やっと列車に乗り込んだ!これでゆっくり眠れる。そう思った僕たちは機嫌が良かった。 僕達は1等席を予約していたのでゆったりできる。フフフ、と思いながら眠りについた。 しかし、1等席で僕らを待っていたのは、強烈な冷気である。エアコンが異常に利きす…

インド新婚旅行記

ふぅ。やっと、インドに着いた。 ここまで来るまでのすったもんだは前に書いた通りである。とにかくデリーに着いた。夜も更けようとする時刻だった。 我々は、旅行ルートを、デリー→ヴァラナシ→カルカッタと決めていた。成田ーデリー便、カルカッター成田便…

新婚旅行のことを覚えているかい?

新婚旅行といえば、もう20年以上前のことだが、覚えているか試してみよう。認知症予防になるかもしれない。 僕は教員になって2年目の終わりに結婚し、3年目の夏休みに新婚旅行をした。入籍が3月、そして6月に結婚式をして、7月下旬(夏休みの1日目から)に新…

情けない男として本に書かれたことがあるんだ(最後)

帰国した僕は、先生方にお土産を配り、のほほんと夏休みを過ごしていた。その頃の僕は、本屋に行って何か面白そうな本はないかと物色することを割と日常的に行っていた。 2学期も始まり数か月たった頃、例によって僕は行きつけの本屋に行って唖然とした。こ…

情けない男として書かれたことがあるんだ(その3)

朝、ホテルをチェックアウトした僕たちは、バスターミナルへ向かった。そう、まだ彼女と一緒だったのだ。「ホーチミンに戻るの?じゃあ一緒に行こう」と言われた僕は、お察しの通り言われるがままだった。バスを見つけて乗り込むと、ガイドさん役らしきおば…

情けない男として書かれたことがあるんだ(その2)

その後彼女の連れと待ち合わせをして3人で食堂に行った。そこでまた日本人と会った。東大生だという。話は盛り上がり(途中で彼女がネット上に文章を書いている人だと知った。今回の旅はベトナム旅行記として本に出す予定だという事も)、彼女が店の人に面白…

情けない男として書かれたことがあるんだ

以前海外旅行の話を書いたが、その時々でいろいろな人(日本人)に会った。初めてのバリでは同宿していたおじいさんといろいろな話をさせてもらった。最後の夜、市場の食堂で出会った女性とは意気投合し、その後酒場へ行きしこたま飲んだ。インドのホテルで…

初めての一人旅

僕が初めてした一人旅は高1の時だった。サイクリングでの1泊旅行だ。ある金曜日の夜に突然、「自転車で何処かに行こう。明日。」と思い立った。サイクリングは中3の時に一度父としている。今回は一人で決行するぞ。そう決めた僕は布団の中で何処に行こう…