2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ピータ―・バラカンになりたい

僕は所謂カタログ本が好きだ。「ビートルズ全曲解説」とか、「ブリティッシュ・ロック100選」とか「日本のロックはこれだ!」みたいなそんなの。勿論書いてあることは読むのだが、一昨日も書いたように自分の気に入った箇所だけを繰り返し読む傾向が強い。そ…

模写をした

10年くらい前、ゴッホに夢中になった時があった。その生き様を知り、絵を見ることで何故だか分からないが、ゴッホは「ロックだ」と思った。それで何をしたかというと、模写をした。作品は僕の好きな「星月夜」だ。たまたま絵に関する本を読んだ時に、クレヨ…

狙撃された時のスペンサーが好きだった

ロバート・B・パーカーが亡くなって10年。もし生きていたら今も「スペンサーシリーズ」「ジェシィ・ストーンシリーズ」「サニー・ランドルシリーズ」等は刊行されていたかもしれない。特にスペンサーシリーズは30作以上出版されており、今も寂しく思っている…

一緒に歌われることを拒否している(としか思えない)のは変わらないけど…

平沢進のことである。 平沢進の楽曲は素晴らしい。素晴らしいが故に当然一緒に歌いたくなる。しかし歌えない。キーが高すぎるのだ。それに歌詞が難し過ぎて覚えられない。意味のない音で作られた歌詞もある(タモリのハナモゲラ語みたいな感じ。分かるかな?…

文章を書くこと

大学時代はドラムを叩いていたが、どうも今一つピンとこないまま続けていた。バンド解散後は、地元でドラム教室に入ったがあまり長続きしなかった。それではと、ギターを30歳過ぎてから買ってギター教室にも通った。これは長続きした。しかし今はカチカチだ…

2000年代から、いや1990年代から止まっている

僕の音楽人生の時間は、つまりリアルタイムで今のミュージシャンを聴くことはもうすでに止まっているのかもしれない。 最近書いている記事は、70~80年代に活躍したミュージシャンに関することばかりだ。自分が聴く今どきの最新の注目ミュージシャンは誰だ?…

語り合えた嬉しかった

夏休みも最後の日の朝に自分の教室にいると、突然ある校務分掌の主任をしている先生が来た。 生活目標を張りに来たという。分かったよ。貼っておくよと言うと、何やらもの言いたげな様子なので待っていると、「先生、私もういやだ。」と言い出した。 僕は驚…

「コナン」と言えば「未来少年」だった

「未来少年コナン」がNHKで再放送されている。 初放映されたのが1978年4月~10月。当時僕は14歳で部活でバスケットボールをやっていた。(ほんとにどーでもいい話だけど、「バスケ」って言えない・・・)友達から面白い番組があると聞きつけ早速観た(だから…

ムーンライダーズとの付き合い

ムーンライダーズとの付き合いは長いようで案外短かった。 最初はの出会いは・・・ 「カメラ=万年筆」(1980) レコードを買ったのか借りたのかは定かではない。しかし高校2年生だった僕はかなりのめり込んで聴いていた。ムーンライダーズ史上としては、前…

死ぬ覚悟を決めた人は立派に仕事をやり遂げる

昨年度の1学期、僕は、毎日心に血を流しながら授業をしていた。それは外から見ても分からない。外から見たらあるいは楽しそうに授業をしているように見えていたかもしれない。でも本人はそうじゃない。ただ心に血が流れていることが分かっているだけだ。それ…

どうして気づくのが遅いんだろう

その作品が素晴らしいことに気づくのて遅い。どうしてか?答えは明白だ。その時一生懸命聴いていないからだ。あとでゆっくり聴こう、なんて思っている限りその作品の素晴らしさには気づかないことが多い。 例えば大江慎也の「THE GREATEST MUSIC」(2006)。…

ブルース・スプリングスティーンと出会った

勿論「ザ・ボス」のことは知っている。リアルタイムでは「ザ・リバー」(1980)が初めてかな。その後、「明日なき暴走」へ戻り、そこで止まってしまった。そして大学時代には「Born in the U.S.A」(1984)が大ヒットするが、僕はこの作品にはのれなかった。…

ジャケ買いで成功した例

エルビス・コステロ「アームド・フォーセス」 ドアーズ「まぼろしの世界」 キンクス「ギブ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント」 イエス「危機」 クラッシュ「ロンドン・コーリング」 頭脳警察「頭脳警察セカンド」 ザ・フー「フーズ・ネクスト」 ジョ…

ブルー・ハーブを聴くと思い出す

音楽は、その時の記憶を鮮明に(無理矢理にでも)思い起こさせる。 スマホのプレイリストを整理している時に魔が差してブルー・ハーブを聴いてしまった。その途端、僕は昨年休んでいた頃(特に夏から秋にかけて)のことを強烈に思い出した。聴いたのが家だっ…

They are not Beatles

これは、大学時代に僕が作ったカセットテープのタイトルである。 まずビートルズの方を書くと、当時僕が持っていたビートルズ関連のレコードは、ジョンの「ジョンの魂」「ウォール・アンド・ブリッジズ」とポールの「バンド・オン・ザ・ラン」「タッグ・オブ…

35年振りの再会

オーティス・レディングに初めて本格的に触れたのはモンタレーのライブアルバムだった。そのアルバムはA面がジミ・ヘンドリックス、B面がオーティス・レディングという構成だった。僕はジミ・ヘンドリックスがお目当てで買ったので、一応B面も聴いておこうか…

「原始思考法」齊藤令介著

昨年断捨離と称して、蔵書のほとんどをブックオフに持っていった。この本(原始思考法)はもう何十年も読んでいないが、ついに売ることができなかった。ということは僕にとってのバイブルのような本なのかもしれない。 齊藤令介を初めて知ったのは、村上龍を…

何度も同じことを書く作家

同じことを何度も書く作家がいる。「同じこと」と言ってもストーリーが同じとかじゃなくて、エッセイ等で思想的なことを書いた文章や、小説で主人公に(自分の思いを)語らせる文章で、という場合である。僕の知っている作家では、山川健一、花村萬月、村上…

第2回リモート飲み会 ~修行して出直してきます編~

月曜日に第2回リモート飲み会をしたと書いたが、僕のPCのカメラが作動しなくて、僕はバンドリーダーの顔を見ながらだったが、リーダーは僕の音声のみの飲み会となってしまった。リーダーには申し訳ないことをした。 前回はただただ楽しかった時間だった。勿…

「カントリー・ストロング」を観たくなった、と思ったら…

月曜日に第2回目のリモート飲み会をした。その時に流す音楽を、「ブラックホーク」(ジャズ評論家の後藤雅洋氏が店主を務めている、四谷にある老舗ジャズ喫茶。『ブラックホーク99選を大音量で聴く会』で99曲を流した)のリストからアップルミュージックにあ…

フリクションのこの3曲は凄い

「Raw Power」byイギー・ポップ「You Got Me Rocking」byザ・ローリング・ストーンズ「Fire」byジミ・ヘンドリックス どれもロックの名曲である。 この3曲はフリクションの「DEEPERS」(2009)というミニアルバムに収録されている。この時期のフリクションは…

オルタ3(と平沢進を少し)

先日AIグールドについて書いたが、その時の番組の中で「オルタ3」というアンドロイドも紹介されていた。これは、渋谷慶一郎が大学と企業に呼び掛けて共同開発したアンドロイドの名前である。その制作の背景にあるのは、生命を人工的に作り出す「人工生命」…

太平洋戦争と新型コロナウィルス

太平洋戦争では(戦争になる前も含めて)、日本は多くの失敗をしてきた。国民も政府も軍も。それを検証した本も山のように出版されている。僕は、山本七平著「「空気」の研究」や井沢元彦、その他もろもろの作家の本を斜め読みしてそれを知った。 しかし、日…

倍の学習2

昨日は、自分のプランを発表しただけで力尽きたので、今日(1学期最終日)は、気合を入れて書こう。 「割合(倍)」の学習をするのなら、まずは割合ってどういうもの?からするのが筋ってもんだろう、特に「1とみる」見方ってどういうことなのかが一番大事…

倍の学習について

新学習指導要領を受けて、東書の教科書ではわり算の筆算(2)の学習のあとに「倍の見方」という新たな単元を作った。 「倍」については、従来は「わり算の筆算(2)」の中で取り上げられてきた。しかし、新たに単元を作ったのは、4年生に「割合」が下りて…

夏休みにしておきたいこと

夏休みといっても、2週間だ。しかも閉庁日があるから、実質5日間である。僕は午前だけ出勤しようと思っているので、その時間に4年担任2人と打合せができれば、と思っている。 夏休みにしておきたいことの1つ目は、「2学期以降の算数の作戦会議」、2つ目は「…

チャボはいい人。ミチロウもいい人だった。

僕がチャボのコンサートに行ったのはソロ1回、麗蘭1回だけだ。ソロの時、一番前のテーブルをゲットできた僕は、食い入るようにチャボがギターを弾いている姿を見ていた。やがてチャボは客席へ降り、ギターを弾きまくる。すると僕の座っているテーブルの方か…

「幸福な朝食 退屈な夕食(新録)」と「いたいけな秋」

先日曲を大量に整理したと書いた。その中には斉藤和義の曲もかなりの数入っていた。僕は2曲を残して消去した。残した曲がタイトルに書いた2曲である。無意識に選んだ2曲だったが、奇しくも関わりのある2曲だった。というのも「いたいけな秋」には、「幸福な…

しつこく考えてみた

「俺の授業力が落ちている?」問題についてしつこく考えてみた。 これはコロナの影響が少なからずある、というのが一つの結論である。 僕は、「聞く力」を徹底して鍛えることから4月の授業を始めている。「400」にも書いたが、①体で聞く ②聞いたことを再現で…

小林克也は「ベストヒットUSA」を自身の表現の場にしていた

「ベストヒットUSA」といえば、僕ら世代が心躍らせた番組である。まだ放送しているのは知っていたが、「プリンス特集2020」ということなら観なければいけない(7月31日放送)。結果から先に言うと素晴らしい番組だった。 番組は「スター・オブ・ザ・ウィーク…