hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

第2回リモート飲み会 ~修行して出直してきます編~

月曜日に第2回リモート飲み会をしたと書いたが、僕のPCのカメラが作動しなくて、僕はバンドリーダーの顔を見ながらだったが、リーダーは僕の音声のみの飲み会となってしまった。リーダーには申し訳ないことをした。

 

前回はただただ楽しかった時間だった。勿論今回も楽しかったがそれ以上に衝撃を受けた飲み会だった。

 

第1の衝撃は…「歌詞を読みながら聴かなきゃ」である。「ニール・ヤングは老後の楽しみにとっておいてある」という言葉に対し僕は、「いやいや、多作なニールですからどんどん聴かなきゃ」と言ったら、「いやあ、ニール・ヤングを聴くときは歌詞もちゃんと聴かないとね」「どんなこと歌っているか気になるじゃない?」と答えたことに僕は衝撃を受けた。恥ずかしい話だが僕は、ほとんどそんな聴き方はしていない。衝撃を受けながらも、「そういえば、先週のベストヒットUSAギルバート・オサリバンの『アローン・アゲイン』でしたよ。あんなヘビイな歌詞だとは思いませんでした」と言うと、「そうなんだよねぇ。あんな歌詞なのに日本では安直にCMに使われているからねぇ。」と答えた。すごい。ギルバート・オサリバンまでカバーしているんだ(当然か)。念のために「先々週はイーグルスの『デスペラード』でしたよ。」と言うと、「あの歌詞は好きだな」と答えた。「・・・」である。

 

第2の衝撃は…「俺、これを話し出したら一晩でも二晩でも話していられるんだけどさあ。」と言って「ビートルズのベスト10曲を選ぶとしたら何?」という話題だった。軽薄な僕はちょっとカッコつけて「僕だったらまずは、ジョンの『ユー・キャント・ドウ・ザット』を選びますね。」と言った。「なるほど」と答えるリーダーにたたみかけるように、「次はポールの『アイヴ・ジャスト・シーン・ア・フェイス』です」と言うと、「ああ、『夢の人』ね。」と答えた。その時点で「ああ…」である。思いっきり僕のあざとさを読み取られた感じだったからだ。僕には一晩も二晩も話せる、話したい話題はない。穏やかに話すリーダーの底の深さに衝撃を受けた。

 

その後も「ジョージは?聴いてるの?」「・・・『クラウド・ナイン』は無理して聴きました」「『オール・シングス・マスト・パス』は聴いてるよね?」「ああ・・・3枚組のやつですね。いやあ、持っていましたけど…」と「・・・」の連発である。

 

4時間ぐらいいろいろな話をして第2回リモート飲み会は終わった。「次は忘年会だね」と言ってくれたのは嬉しかったけれど、僕とは音楽に対する誠実さがまるで違うリーダーと酒を飲むには、僕自身の音楽ライフを充実させなければ、と思った次第である。それにしても何で僕は、歌詞にまで関心が持てないのだろう。でも今からの楽しみができた。いろいろな曲の歌詞にふれてみよう。