hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

「カントリー・ストロング」を観たくなった、と思ったら…

月曜日に第2回目のリモート飲み会をした。その時に流す音楽を、「ブラックホーク」(ジャズ評論家の後藤雅洋氏が店主を務めている、四谷にある老舗ジャズ喫茶。『ブラックホーク99選を大音量で聴く会』で99曲を流した)のリストからアップルミュージックにある曲を選んでスマホに取り込んで聴いていた。カントリー・タッチの曲が多かったが何の違和感もなく、むしろ心地よく聴くことができた。

 

そのうちに久しぶりに映画「カントリー・ストロング」(2010)を観たくなった。

 

Yahooで検索すると、「アルコールに溺れて自滅していた元カントリー・ミュージック界のスターが再起を図ってライブツアーに臨んでいく姿とその人間模様を描いた音楽ヒューマン・ドラマ」ということだ。主演の元スターはグウィネス・パルトロー、彼女に寄り添うカントリー・シンガーがティム・マグロウでいい味を出している。あまり評判はよくなかったみたいだ。でも僕は3回は観ている。

 

だめだ。音楽を取り扱った映画のことを書く以上、やはり「ザ・コミットメンツ」(1991)にも触れねばなるまい。

 

同じくYahoo で検索すると、「1991年制作のイギリス・アイルランド合作映画。ロディ・ドイルの小説『おれたち、ザ・コミットメンツ』の映画化作品。ダブリンを舞台に、ソウル・バンドに賭ける若者たちを描く」監督はアラン・パーカー。そうか、小説の映画化だったんだ。今更だけど。この映画は、バンド結成からその崩壊までを実に分かりやすく、そして瑞々しく描いている。そして何と言ってもボーカル(デコ)役のアンドリュー・ストロングの歌が素晴らしい。オーティスの「トライ・ア・リトル・テンダネス」は最高のカバー曲だ。

 

いかん。止まらなくなってきた。これも書かねば。「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」(2001)。「旧東ドイツ生まれで性転換ロック・シンガーのヘドウィグが、幼い頃に母から聴かされたプラトンの「愛の起源」のような自分のかたわれである愛を探して全米各地を巡る物語で、彼女の人生を魂の歌と共に描く」因みに「アングリー・インチ」とは、性別適合手術を受けさせられたが失敗し、股間に残された性器(怒りの1インチ)のことである。ジョン・キャメロン・ミッチェルが監督・脚本を担当し、しかも主演を務めている。オフ・ブロードバンドで上演され、映画化された。まずバンドがいい。そして曲もいい。どの曲もいいがここはやはり「The Origin of love」と「Midnight radio」で決まりだろう。ロック好きな人でもそうでない人でも楽しめる内容だと思う。

 

何だか横道にそれてしまったが、第2回リモート飲み会もとても楽しい時間を過ごすことができた。