hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

2000年代から、いや1990年代から止まっている

僕の音楽人生の時間は、つまりリアルタイムで今のミュージシャンを聴くことはもうすでに止まっているのかもしれない。

 

最近書いている記事は、70~80年代に活躍したミュージシャンに関することばかりだ。自分が聴く今どきの最新の注目ミュージシャンは誰だ?必死に頭を絞ってやっとケンドリック・ラマーが出てきた。

 

そんなに無理しないで1990年代から2000年代にデビューして注目しているミュージシャンを思い出してみよう。ホワイトストライプス、レディオヘッド。うん?あとは出てこないぞ。マドンナも好きだぞ(古いか)。これだけか。でもレディオヘッドは名盤の誉れ高い「OKコンピューター」は最初その良さがよく分からなかった。ほんとにレディオヘッドすごい!ってなったのは、次作の「キッドA」からだからなぁ。村上春樹は、最新のミュージックシーンにも目を配っているようだが、なかなかできないよな。特に自分より若いミュージシャンだと尚更だ。

 

1990年代から「ロック・クラシック」という何だか矛盾した言葉が出てきて「大人買い」「紙ジャケ」「アナログレコード」という言葉が出てきたように思う。今もそれは続いているんだろう。

 

そして最新の機器によって今まで聴かなかった1960~1970年代のミュージシャンに触れることができるようになった。それが今の自分のとってのリアルなミュージックになったことは素直に嬉しく思っている。だってこんな環境になる前だったらスプリングスティーンの「ネブラスカ」なんて絶対に聴かなかったはずだし、その内容の素晴らしさを理解できなかっただろう。また、ストーンズなんかに代表されるように「デラックスエディション」と題して大量の未発表曲が聴くことができるのも嬉しい。というか嬉しい悲鳴の時もある。

 

僕の、そして世の中の「ロック・クラシック」はこれからも更新され続けるだろう。