hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

夏休みにしておきたいこと

夏休みといっても、2週間だ。しかも閉庁日があるから、実質5日間である。僕は午前だけ出勤しようと思っているので、その時間に4年担任2人と打合せができれば、と思っている。

 

夏休みにしておきたいことの1つ目は、「2学期以降の算数の作戦会議」、2つ目は「倍の教材研究」である。

 

算数の授業以外の時間を使い、そこで以下の手立てを取らないと、2学期以降、個人としてもクラスとしても算数の授業が立ちいかない状態だということが分かった1学期だった。そこでまずは算数の勉強の時間をひねり出さなければいけない。授業以外に時間をとることができるとしたら、朝自習、昼休み、昼の帯タイム、放課後の時間が考えられる。その内容と対象者も考えなければいけない。

 

内容は、「算数の関心を高める」「基礎学力調査の大問を解く」「九九の定着を図る」「その時学習していることの個別指導をする」の4つを考えている。僕は最初の「算数の関心を高める」ことに力を入れたい。そこからしか学習するエネルギーが生まれてこないと思うからだ。

 

例えば、「0から9までの数を全部使って九九の答えを作るにはどうしたらいいか?」「1,2,4,5,7,8のカードを使って3のだんの九九を作る。するとある決まりが見えてくる。どんな決まりだろう?」「3のだんの九九の答えの秘密を探ろう」など、ハードルが低めで、しかし算数における大切なこと(規則への予感・じゃあこういう場合はどうなるだろう、と思うこと)が入っている授業だ。できれば朝自習に時間を使ってやりたい(15分程度)。そこでは、正解不正解は問わないし、肯定的な雰囲気を作って1日を始められるようにしたい。週に1回できれば、と思っている。

 

「基礎学力調査の大問を解く」のは、ある程度時間が必要だから、昼の帯タイムにやりたい(25分程度)。これは、できれば、習熟度別で取り組めればと思っている。僕のコースには2クラスの学力低位の児童が同時に来ることになるが、これは担任と相談すれば(交代することで負担を減らすなど)クリアできないかなと思っている。

 

「九九の定着を図る」必要がある児童は現在分かっているところで1名である。前にも書いたが毎日昼休みに僕のいる教室へやってくる。2学期のうちに九九を定着させたい。

 

そうなると「個別指導」は必然的に放課後になる。もし放課後にするなら、1問か2問だろう。僕の教室に来た人からその日の課題に取り組みませ、できたらさっと帰る、という形にしたい。またこの時間で「分かりません」ということを気軽に言えるよう指導していきたい。

 

しかし、この計画は「僕が普通に動ける状態である」ことを前提としている。そこが怖い。

 

「倍の教材研究」についてはまた今度。