hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

嬉しいことだ パート2

17日火曜日の6限目は6の2の社会だった。教室へ向かうと、担任が僕のところへ飛んできて言った。「6限目をもらえませんか?」と。どうしたどうしたと思って聞いてみると、「クラス会議」を5限目にしていて、もう少し子ども達に続けさせたいということだった。僕は快諾した。だって彼は、「今勝負をしているんだな」と思ったからだ。学級経営に関する子ども達との「勝負」だ。僕もこんなことあったなあと思いながら、その場を後にした。

 

家に帰り、ふと最近の記事「一人で授業ができない世の中になったんだな」「『主体的・対話的な深い学び』についての雑感」で学級経営について自分の経験を書いたなと思いだした。

 

これを彼に(学級担任に)読んでもらうとどうだろう?と思いプリントアウトしておいた。

 

次に日、それをタイミングを見て彼に渡した。「参考にならないかもしれないけれど」という言葉を添えて。

 

そうしたら放課後、彼は僕のいる教室に来た。そして昨日のクラス会議のことや今の状況、こうしたいという自分の思いを熱心に語り始めた。僕は、彼が羨ましくなった。こんなにクラスのこと、子どもの事を考えられるなんて。

 

僕も僕なりに今関わっている子どもたちのことを考えて授業をしているが、やはり担任じゃないから出来ることに限りがある。もう担任を持つことは100%ない僕としては、級外としての関わり方をそろそろ本気で考えなければならないのだが、つい学級担任のスタンスで考えてしまうことが多い。

 

しかし、こうしてリアクションがあるということは嬉しいことだ。幸せだと思わなければ。

 

もう一つ嬉しいことがある。それは、10月途中からサポートとして4年生に入ることになった先生から誉められることである。何をこの歳になって、と思われるかもしれないが自分の授業を見て具体的に色々と言ってくれる人なんてもういない。だからちょっとしたことでもすぐ嬉しくなってしまう。「声と間がいい」と言われると、「そこは僕も意識しています」と言うし、「導入がいい。子どもを上手く惹きつけている」と言われると、「そうなんですかね。ちょっと分かりません」と答える。とにかく授業について話すことが極端に少なくなった今、賛だけではなく否も言われるととても嬉しい。ほんと、授業について語ることが少ない学校だ。何処もそうなのかな?

 

こうやってなんとか11月を凌いでいるのが現状だ。2学期末はまだまだ先のことだよ。ふぅ。