月曜日は精神科受診の日だった。僕は「運動してます(でも全然痩せていません)」「睡眠時間が長くなりました」くらいしか言うことがなかった。でも主治医はそんな事お構いなしに僕の言うことを「ふーん」と受け流し、突然「クロアチアいいよー。ぜひ行ったらいいと思うわ」と言い出した。
その後は、本当はヨーロッパに行きたいけれど体がもたないとか、台湾もいいよ、あそこには蒋介石が中国本土から持ってきた○○があってね・・・とかそんな話ばかりをしていた。最後に「今は休めばいいから、奥さんとどっか行きまっし」と、今年度は働かなくてもいいのではないかという意味のことを言ったので驚いた。
僕は3月に「できれば支援員をやれたらいいかなと思っています」と言ったし(ホントは嘘)、主治医も「そうやね。(教育界の)お手伝いをしてやって」と僕に言った。だから遠からず「そろそろ働いたらどう?」なんて言われると思っていたので、意外だった。
どうやら体が動くうちにいろいろやってみたいことをやりなさいと言いたかったようだ。体は動かしていないけれど、やりたいことはやってるよ、と心の中で呟いたが、診察後にムクムクと海外旅行も悪くないなと思い始めていた。
おっと忘れていた。僕は最後に「パキシル(不安や緊張を和らげる薬)の5㎎を3錠処方されているんですが、あれ、減らしてもらうことはできませんか?」と訊いたんだった。そしたら「そっちで考えて減らせばいいよ。一応今まで通り処方するから」と言われたんだった。
僕は減薬する時は医師とよく相談して!という記事をよく読んでいたから結構驚いた。そんなにアバウトでいいの?そう言えばこの前眠剤のクエチアピンも適宜量を調節しろと言われたしなあ。とにかく薬の量を減らして問題が起きなければそれに越したことはないので、試してみようと思う。
というわけで、眠くなる音楽について書いてみよう。デイヴ・メイスンである。
デイヴ・メイスンには縁がなかった僕であるが、花村萬月のロック・ガイド本には取り上げられていたのは覚えていた。少しだから引用しておこう。
「アローン・トゥゲザー」
“三連ばかりのイモギタリスト扱いされたデイヴ。メイソンだが、この大傑作アルバム1枚あればいいや。そんな感じです。このアルバム、とにかく全曲、メロディーが見事で、聴けば聴くほど味わい深い。幾度聴いても「ルック・アット・ユー・ルック・アウト・ミー」は名曲だ。ギターソロもよく歌ってるもんね。柳ジョージがライヴで歌唱からギターソロまでそっくりにやっていたのを思い出しました”

これを読むと、どこが眠くなる音楽なんだよ、と思われるかもしれない。しかし初めて聞いたその時から、知らない間に寝ちゃってるんだよね。結構な回数聴いてみたんだけど。今、その「アローン・トゥゲザー」を聴きながら記事を書いているんだけど、初めて眠らなかった。
レコードの帯には次のように書いてある。
“エリック・クラプトンと並び称されるギタリスト、デイヴ・メイスンがアメリカ南部の有名ミュージシャンを迎えて70年に発表したロック界不滅の名盤”
うーん・・・。僕の耳がまだ馴染んでいないのかなあ。そこまで言うかぁ?っていうのが正直なところである。もしかしたら1週間後に「デイヴ、ごめんよ。僕が間違っていた」みたいな記事を書くことになるかもしれないが。いや、そうなってほしいものだ。
僕が思うに理由はいくつか挙げられると思う。一つ目は聴く時間帯だ。大体は昼過ぎのまったりした時間に聴いている。二つ目は、座椅子に座って聴いている。三つ目は、アメリカ南部っぽい音楽だということだ。
まったりとした時間にリラックスした姿勢で聴いている。これは眠くなるでしょ。そしてレイドバックした緩やかな音楽。この条件で緊張感をもって聴くことは難しいと思われる。
だからと言って、眠くなる音楽がよくないと言っているわけではない。寧ろグッドミュージックなのではないかというのが僕の持論でもある。要はそれを聴いて心地いいって思ってるわけだから、悪い音楽であるはずがない。
しかしながら、このままデイヴ・メイスンをほったらかしにしておくのも何となく座りが悪いので、1日1回は聴いていこうと思う。
今日は、午後のまったりした時間に記事を書いているから、この文章も読んでいるうちに眠くなるかもしれませんね。すまん、今日はこんな感じの日なんだ。
それでは。