「コナン」と言えば「未来少年」だった

未来少年コナン」がNHKで再放送されている。

 

初放映されたのが1978年4月~10月。当時僕は14歳で部活でバスケットボールをやっていた。(ほんとにどーでもいい話だけど、「バスケ」って言えない・・・)友達から面白い番組があると聞きつけ早速観た(だから途中から観始めたということになる)。多分、18時か18時30分から放送していたと思う。僕はコナンの世界に引き込まれ、最終回はテープレコーダー(分かるかな?)をテレビの前に置き録音した。そして何度もその最終回の音声を聞いていた(だから映像がついた最終回を観た時はなかなか新鮮だった)。

 

コナンといえばやはりあの動きだろう。「アルプスの少女ハイジ」の主題歌でハイジが雲からのびているブランコに乗っているのを観た時もびっくりしたが、コナンはその上をいっていた。何でそんなことできるんだ、ということを次々としながらラナを助け、敵と立ち向かうコナンに僕は痺れた。コナンの動きについてはいろいろな本に載っていることだろう。

 

あとは、顔、か。普通の人間の顔だったのも後のアニメ界に与えた影響は大きいのかもな?。コナンは別にかっこいいわけではないフツーの男の子の顔だった。ただ、ラナの顔は可愛かった。当時のエピソードとして1回目の放送を観た宮崎駿が「バカヤロウ。ラナをもっと可愛くしろ」と怒鳴ったらしい。確かに2回目からラナは可愛くなった。

 

ストーリーは、後の「風の谷のナウシカ」にも通じる「世界が1回終わった後」から始まる。「世界が終わる前」から残る都市「インダストリア」の近代的な建物や戦闘機、武器に対して「のこされ島」からラナを救うべく戦う自然児コナン、という図式が分かりやすかった。1回目の放送でのモンスリーのセリフ「地球をあんな世界にしたあんた達(コナンのおじいさん達)のせいで私たちは苦しんでいるんじゃないか」という言葉が心に残り、当時小学校の講師1年目だった僕は子ども達に観せた(こんなことが許されるなんて今では考えられないな)。

 

大人になっても、ゲオで借りて何回も観たし、WOWOWで放送された時にも観た。今も観ている。宮崎駿作品の中で一番観ているんだが、何故だろう。多分男女のバランスが良かったのだろう。コナンにもジムシーにもラナにも共感できた。ダイスとモンスリーにも。その後の作品ではナウシカならナウシカ、という風に特定の人に共感していたように思う。

 

音楽も良かった。サントラ盤ないかな?

 

それにしても大の大人が「未来少年コナン」か。ま、恥ずかしくない作品だし、いいか。

 

そういえば小っちゃい時に「空飛ぶゆうれい船」を観たけど、あの映画の原画マン宮崎駿も参加していたんだな。あの映画も面白かった、と記憶している。