hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

冬眠日記その3 ~どーでもいいこと~

どーでもいいことを書きたくなった。何の話を書こうかな。財布の話にすっか。以前僕の持っていた財布は小銭入れのポケットが3こあったので、銀色(50円、100円)、茶色(10円)、その他(5円、1円)と区別して硬貨を分けて入れていた。それはもうとても按配がよかった。

 

しかしその財布もいよいよ草臥れてきたので、新しい財布を買うことにした。ところがいろいろな店を探したものの、ポケットが3つのものがない。ネットで調べてもない。困るな―と思いながら仕方なく2つポケットのものを買ってしばらく使ってみることにした。

 

しかし、10円玉、5円玉、1円玉が混じっていると邪魔くさい。そこで僕がとった作戦はがま口作戦である。硬貨は全部がま口に入れる。紙幣は財布に入れる。つまり、2つ財布を持つことにしたのだ。可愛いもの好きの僕はネットでじっくり見て、一番可愛いと思うものを購入した。そしてズボンの横ポケットにはがま口を、後ろのポケットには紙幣入れを入れて様子を見ることにした。

 

これがなかなか使い勝手がいいのだ。まあ、この作戦をとるようになってからは、ほとんどカードで日用品等を購入している。だから、がま口を使うことはほとんどない。使うのは病院と薬局くらいかな(キャッシュレスってすごいな)。主婦はどうしているんだろう。色々な人の財布事情を知りたくなってきた。

 

 

 

どーでもいい話でした。もう1こどーでもいい話をしよう。それはマスク問題である。

 

マスクをしているとどうも子ども達の名前が覚えられない。顔の情報が少なすぎるからだ。今の4年生は、僕が初めて持つ学年だから、最初からマスク顔でスタートである。だからなかなか覚えられない。先生にしてもそうである。今年異動してきた先生の顔の全貌を僕は知らない。ある時今年異動してきた若い先生の顔の全貌を見る機会があってびっくりした。だって思ってたよりずっと幼いんだもん。目だけ見ていたら、とても鋭いからこれはやり手の人だなと勝手に思っていた。向こうにしても僕の顔の全貌は分からないからおんなじように「分からん」と思っているかもしれない。

 

あと、目だけ見て優しい目だな、と思った人がいた。しかし、その人はとてもきついものの言い方をする。その人が給食を食べている時に口が見えた時もびっくりしたな。だってすごく意地悪い顔つきだったんだもん。やっと言い方と顔が一致したという感じである。1回みんなの顔の全貌を晒してもらってお互い大体どんな人か見当をつけたいものである。「目は口程に物を言う」っていうけど、口の造作も結構大事だぞ。

 

しかし、マスクをしているといいこともある。それは心の動揺を隠すことができることである。授業で児童にちょっと突っ込まれても平気で言い返すことができる。こんな時マスクは便利だ。

 

 

というわけで宮本浩次である。この前放送されたNHKの「SONGS」を観た。テーマは「進化を続ける55歳」。宮本はなんと今年3月に芸術選奨文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞したそうである。贈賞理由は「ロックバンド、エレファントカシマシの作詞、作曲、ボーカル担当の宮本浩次氏は、30年以上に及ぶバンド活動とは別個にソロ活動を開始。アルバム『宮本、独歩。』において幅広い音楽性に取り組んだ後、自身の音楽的なルーツである昭和歌謡の女性歌手曲を収録した『ROMANCE』を発表。同作において曲への深い洞察を見せ、巧みに心情を表現。音楽性こそ異なるがバンド活動における実直な歌唱同様、誠実で真摯な歌への取り組みが説得力をもたらし、見事な成果を生んだ」だそうである。

 

確か昨年の今頃ミヤジについての記事を書いた記憶がある。「売れることを選び、チャート1位という結果をつかんだ宮本はエライ」みたいな記事である。しかし「エライ」どころか、こんなすごい賞までとっちゃったのである。

 

番組ではエレカシ結成からデビュー、しかし売れなくて・・・というエレカシの過去から現在までをまとめていた。売れない時代に、客に「笑うんじゃねえよ!」と言われた宮本が「うるせえなバカヤロー」と言い返す伝説の凍り付き場面まで紹介されていた。

 

昨年からソロ活動を始めた彼は今もソロ活動をメインとしている(もしかしたらエレカシの活動もしているかもしれない)。デビューから現在までの総括を話してから、「今宵の月のように」(1997年にヒットした)を歌った。

 

バンドのメンバーは、ドラム:椎野恭一、ギター:長田進、ベース:キタダマキ、キーボード:小林武史だった。みんな名うてのミュージシャンである。そのメンバーで演奏された「今宵の月のように」はみんなに愛されそうな安定した曲になっていた。宮本の歌い方も万人に受け入れられるような穏やかな歌い方だった。宮本はいい意味で大衆にすり寄って歌っているんだな、と思った。エレカシで歌っていた時のテイストは随分と削ぎ落されていた。逆に言うと、エレカシはこんなポップな曲でも特有の切迫感はあったんだな、と思った次第である。

 

「いい歌を歌う自身はあります」と言い切った宮本はどこまで一人で行くのだろう。でも念願のソロ活動だしな。行けるところまで行ってほしい。そしてまたエレファントカシマシでも歌ってほしいというのが僕の気持ちだ。

 

 

いよいよ今日からビートルズ「ゲット・バック」公開だ。僕はまだ観ていない。もう世界中の人が観ているだろうなー。羨ましい(現在11月25日15時半。まだ学校にいる)。と思ったら日本では17時から配信しているらしい。どうしようかな。