hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

夏眠日記その37

来週から学校に行こうと思っている。僕が生まれて初めて病休を取った時は「ウォームアップ」と称して1週間前から少しずつ学校に行くよう促されていた。しかし、今は出勤扱いじゃないということもあって誰も責任を取れないから、「ウォームアップ」は推奨されていないようだ。でもいきなり学校に行くのもつらそうなので、取り敢えず来週から少しの時間でもいいから行こう、とは思っているが、気が重い。この病気休暇中何となく考えていたんだけど、僕の仕事に対する情熱は今どれだけあるのだろうか。そんなことを考えがちな日は楽しくない。今日はあまり楽しくない一日を過ごしてしまった。

 

 

こういう日もあるか。

 

 

映画のことでも書こうかな。先週長いことほっておいた「君の鳥は歌える」という映画を観てみた。タイトルがタイトルなので期待して観始めたが、つまらない。柄本佑染谷将太石橋静河等が出ていたので、面白くなるはずだ、と思い、頑張ってはみたが、1時間持たなかった。

 

一時期(10年ほど前かな)毎日帰宅すると映画を観ていた時があった。トータルで200作品くらいは観ていたと思う。我ながら狂っていたな、と思うことしきりなのだが、あの時はアクションからコメディから洋画から邦画から何でも観ていた(韓国映画にはなぜかいかなかった)。それで分かったことが「最初の10分(おまけで15分)で視聴者の心を掴まなかったら、それはあまり面白くない映画だ」ということだ。

 

先週金曜ロードショウで放映されていた「もののけ姫」をちらっと観たが、(もう何回も観ているのに)最初の3分で心を掴まれ、結局最後まで観てしまった。こういうサービス精神が製作者にないといかんよなあ、と改めて思った。ただでさえ歳のせいなのか、映画に対する堪え性がなくなっている。僕を2時間、くぎ付けにする映画に出会いたいものだし、多分そういう作品はあるのだろうが、「当たり」が出るまで観続ける根性は今の僕にはない。

 

自分の中の映画ブームが去ってからは、小1時間で完結するテレビドラマをゲオでどさっと借りて観るようになった。それでもだるくなって、NHKの朝の連続ドラマ(15分)を観てばかりの時期もあった。15分でお話をひとつ完結させるって今考えてもすごいと思う。

 

というわけで、テレビっ子の僕がこの夏復活してしまって、今観ているのが「ナイトドクター」「東京MER」という医療ものドラマだ。最近BSの「サマーレスキュー~天空の診療所」も加わって忙しくなった。

 

最近の医療ものはどうしてだろう、オペのシーンとかはあまりないのだな。あるにはあるがグロいシーンがなくなったというか。放送コードとかあるのかな。代わりに何だか人間成長物語的になっていたり、政治的な要素が入ってきたりと純粋に医療ものとして楽しむことが難しくなっているように思える。

 

 

とか言いながら、病院があってそこに働く人がいて、という設定だけで食いついちゃうんだけどね。入院なんかしたことないのに僕はどうして医療ものに反応するのか自分でもよく分からない。

 

「ナイトドクター」は波留、「東京MER」は鈴木亮平、「サマーレスキュー~天空の診療所」は向井理が主演なのだが、みんな好感度が高い俳優だ。特に鈴木亮平はこういう役をやらせたら天下一品じゃないか?爽やかでてきぱきとしていて、実は謎を持つ男。うん、これは最後まで目が離せなくなったな。

 

 

何だかんだ言って毎日夏眠日記の記事をアップしている(もう37回目だ)が、確か最初の方で「休んだら頭が回らなくなったよ→ブログは不定期になる」と書いていたよな。書いておきながら毎日アップしている自分に今更ながら驚く。エラい。しかも段々字数も増えているし困ったものだ。だが、これはこれで不健康だと思う。何と言えばいいんだろう、常にアンテナを張っている状態とでもいえばいいのかな。何でもかんでも「これはブログのネタになるかな?」と考えてしまう自分がいることを否定できない。思い切って休むことができたらいいんだけど、明日は明日になってみないと分からない、と思いながらここまで来た。明日記事をアップしなかったら「hanami、よかったな、休めて」と思ってください。