hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

今日でお終い!

というわけで、今日をもってして今年度の夏眠生活を終えることになった。明日は午前中、学校に行って、肩慣らしをする。明後日から2学期の始まりだ。泣いても笑っても2学期は始まる。悲しいよー。

 

さあ、今(19時)から約1時間で何を書こうか。まずBGMから書いてみよう。ジェフ・ベックと何とジョニー・デップが組んでアルバム「18」というのを発表した。ロッキングオンのディスクレビューでこのアルバムの存在を知ったのは昨夜のことだ。レビューの最初の方だけ引用しよう。

 

「何よりまず、映画俳優ジョニー・デップという存在を忘れるべきだ。これはジェフ・ベックが60年代末にロッド・スチュワートと組んで以来、じつに50年以上の歳月を経て運命的ボーカリストに出会った作品として歴史に刻まれる」

 

だそうだ。おいおい、いつものロッキングオンの商法じゃないか、と僕は思った。しかし気にはなったので最終曲の「アイソレーション」(ジョン・レノン作)だけ聴いて「これは・・・最初から聴かねば!」と思った次第である。ロッキングオンも誇大広告ばかりじゃないんだ。それをやっと今日の夜になって聴くことができた(日中は何してたんだ)。まだ3曲目なのだがこ~れは、なかなかいいかもしれない。もしかしたら曲調はバラエティーに富んでいるかもしれない。BGMの話はまたあとで書くかもしれない。先を急ごう。

 

昨日ロッキングオンを読んだと書いたが、気になる記事がもう1個あった。元セックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズのインタビューである。何でも彼の原作を元にピストルズのドラマが始まったらしい。っていうんでまたまたピストルズ周辺が騒がしくなっているらしい。そのドラマはディズニープラスで7月13日から国内配信が始まったオリジナルドラマでタイトルはそのものズバリの「セックス・ピストルズ」という。「トレインスポッティング」「スラムドッグ$ミリオネア」の監督ダニー・ボイルが監督・製作総指揮をし、全6話の物語にした。これは観たい、観たいぞ。いやー夏眠最後の日にこんなことがわかるとは。ディズニープラスは「ゲット・バック」を観てさっさと退会したしなー。どうしよう。

 

シド・アンド・ナンシー」という映画はあった。ゲイリー・オールドマンシド・ビシャスを演じているそうだが僕はまだ観ていない(ハードディスクの中で眠ったままだ)。でも、先週のベストヒットUSAを今朝観たら、「スター・オブ・ザ・ウィーク」でスティーヴ・ジョーンズが登場し、インタビューを受けていた。問題はジョニー・ロットンの佇まいである。それが上手く描かれていたらいいんだけどなあ。スティーヴは「ジョン(ジョニー)は良かった」と言っていた。ここはひとつ再入会するしかなさそうだ。しかし一体何時観るのだ?

 

 

話題を変えよう。僕は「ハリーポッター」を知らない。本も読んでいないし、映画も観ていない。これって教員としては結構恥ずかしいことなのだろうか。もうひとつ書くと「火垂るの墓」も観ていない。これは40代以上の教員にとってはマストだろう。ああ、まだあった。「はだしのゲン」も読んでいなかった。子ども向けの本で僕が教員になって読んだのは何だろう?パッとは思いつかないな。

 

そんな僕だが何と(宮崎駿が関わった)ジブリ映画はほぼ全て観ている。多分観ている。これも先週の話なんだけど金曜ロードショーで「耳をすませば」を放送していたので録画しておいた。さっきまでそれを観ていたのだけれど、なかなかツラいものがあった。これがおじさん化だ、と思った。中学生の男女が繰り広げる淡い恋愛ものが爽やかに描かれているが、いやあ、会話がいちいちこっぱずかしいね。宮崎駿はプロデュースとして関わっているが、当時何歳だったんだろう。中学生の会話が既に恥ずかしい。先生も一体何時の先生なんだという気がしないでもない。しかし僕にはもう一度観たい場面があった。好きとかラブレターとかの話を我慢して観てから、やっとその場面に辿り着いたよ。

 

その場面はバイオリン職人を目指す男子と本好きな女子が「カントリーロード」(女子が日本語訳を手がけた)を歌うシーンだ。発見もあった。バイオリンを聴かせてとせがむ女子に男子は「しゃーねーなー、だったらお前も歌えよ」と言って、ウォーミングアップで短い旋律を弾き出す。これが僕の好きな(クレーメルの)バッハだったのだ。「おおっ」と思った僕はそこばかり巻き戻して観てしまった。センスいいねえ。それからおもむろに「カントリーロード」のイントロを弾き出すのだ。意を決して歌い出す女子。いい感じで歌っていると、下からおじいちゃん達がそぅっとやって来て聴き入っている。それから演奏に参加するのだ。映画でも何でも音楽が段々膨らんでくる場面は何度観てもかっこいい。まあそこからいつもの中学爽やか恋愛話になるので、今日はやめて、ブログを書くことにしたのだ。

 

 

さあ、ジェフ・ベックのアルバムもそろそろ終わりに近づいてきている。今のところ、ジョニーの本領が発揮されたのは2曲目の何だかインダストリアルなナンバーとヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「毛皮のヴィーナス」かな。おっと最後の「アイソレーション」が始まった。これはジェフのギターも冴えてるし、ジョニーのボーカルもいい。このアルバムはもう一聴したいと思わせる作品だ。

 

 

 

眠剤も飲んだし、あとはこの記事をアップして夕食だ。妻はまだ帰ってこない。今日のメニューはこの夏よく作った「茄子とピーマンの冷製焼き浸し」と「とりむね肉と大根おろしぶっかけうどん」だ。

 

これをもって夏眠生活を終えることにする。再見。