hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

頭のネジを巻いてきたよ

今日、午前10時に学校に行った。勤務校がある隣の市へ行くのは休みを取って以来およそ2カ月ぶりだ。道順を思い出しながら(「そこからかい!」と自分で毒づきながら)、先生の顔と名前も覚えているか確かめようとした。そしたら顔は出てくるが、名前が出てこない人がいて愕然とした。こりゃあリハビリ生活が長引きそうだな、と思っているうちに到着した。もうあーだこーだ言ってる場合じゃないので思い切って職員玄関に入ったら、馴染みの先生が通りかかったのでホッとした。軽く会話を交わし、校長室を覗いた。会議をしているようだったので、挨拶をして職員室に入った。みんなは「お~」と言って迎えてくれた。やれやれだ。さあ、何から始めようか。ああ、パソコンが入れ替えられている。そうだった。まずはこれからか。細々としたことは前の席にいた先生が親切に教えてくれた。何とか自分の時間割まで辿り着き、9月分の予定をざっと入れた。それから職員会議の資料を読み、取捨選択をして、いつもの自分の部屋に行った。ここまでで1時間だ。知らない間に自分で頭のネジを巻いていたよ。

 

教室に入って、2学期のテストを確認して、金曜日からの授業をイメージしてみた。うん、何とかやれそうだ。明日はほぼ1日空いているし準備ができる。あとは黒板に予定表を書いたり、生活目標を張り替えたり色々しているうちに1時間過ぎた。12時になった。昨年は最初2時間もいられなかったな、と思いながら今日もこれくらいにしとくか、と帰ることに決めた。スーパーに寄って食材を買い自宅に戻った。ちゃちゃっと今日の夕食を作り終え、今記事を書いているというわけだ。やっぱりあれですな、現場に行くと自然に仕事モードになるもんですな。安心したよ。やはり時間が無限にあるのはよろしくない。自律的な行動ができない僕だと尚更だ。今日の9時半から今までのところは有限な時間を有効に使っているような気がする。

 

そして2学期が始まっても料理をするのだろうか、と自問自答してみる。最初はヒモ気分になって半ば面白がりながらやっていたが、今では夕方になるとやらずにはいられない。だからやり続けたい所存ではある。問題は料理をする時刻が遅くなることだ。うーん、時短でできる料理を模索するべきだろうか。それとも2,3日作り置きするという作戦もある。何にせよ、仕事が始まってからだ。気が引き締まるなあ。

 

ああそうだ。昨日ジブリの「耳をすませば」を途中まで観たことは書いたが、結局その続きを早朝に観てしまった。昨日はこっぱずかしいとか書いておきながら言うのも何だが、最後まで観てよかった。よしっ、学校に行こうって気分になったもん。映画の後半は主人公の中学生女子が、好きになったバイオリン職人を目指す男子に刺激されて(負けないぞ、と思って)物語を書き出す。いつか自分がやりたかったことだ。苦戦しつつも書き終えた彼女は、約束通り、男子のおじいさんのところに持っていき、最初の読者になってもらう。おじいさんが読み終えるのを待つ女子。やがておじいさんがやって来て、「ありがとう。素敵な話だった」と言う。しかし彼女は納得しない。「ハッキリ言って下さい。ダメなのは分かってるんです!後半なんかグチャグチャだし・・・」と泣き崩れる。しかしおじいさんは「この前、原石を君に見せたね。この物語もそりゃあ荒々しいもんだった。しかししっかり君の中にある原石を見ることができた」と言う。以前もここら辺は観ていてグッと来たと思うが、今回はおじいさん目線になってグッと来たような気がする。そうか、俺はもう中学生女子とか男子にじゃなくて、こういうおじいさんに感情移入してしまう歳になったのだ、と改めて気づいてしまった。これならこれからも「耳をすませば」は観ることができる。宮崎駿が脚本・絵コンテを担当していたことが最後に分かったが、これを作った歳の宮崎駿も思いっ切りおじいさん目線で(あるいはお父さん目線で)お話を作っていたのかもしれない。優れた青春モノは老若男女問わず心を動かすものだと思った次第である。

 

 

さて、どうしようか。少しだけウイスキーを飲んでみたくなった。いやいや、明日からまた頑張るのだから気を緩めないでおくのが得策か。それにしてもこの2か月は一切外食をしなかったな。僕達夫婦にしては珍しいことだ。

 

 

全然話は変わるが、料理の時のBGMはもっぱら平沢進だった。これは多分続くと思われる。今日は以上!

 

 

と思っていたんだけど・・・。昨日の記事のコメントの返事を書こうと自分の文章を読んでみたら間違えが3か所も見つかった。これは由々しき問題である。今日のは今から徹底的に読み込んでからアップしよう。