ウォークマンと絵の具

只今13時55分。今朝は無事ウォーキングをすることができた。その後草むしりをしてから食材を買いに外出し、帰宅してから読書もした。村上春樹は僕を上手い具合に訳の分からない迷宮に連れて行ってくれた。いい感じで時間が過ぎている。大谷翔平はホームランを打った。素晴らしい。そして電話もメールもLINEもこない。誰も僕に用事はないらしい。僕の方も誰かに用事なんてない。今日も記事を粛々と書くだけだ。

 

 

 

僕はウォーキングをしている時にイヤホンで音楽を聴いている。その音楽に集中する時もあれば、何となく聴いている時もある。何となく聴いている時は、妄想しているか、もう少しましなこと(だけどどうでもいいこと)を考えている。今日は2つのことを考えていた。

 

 

1つ目は、アップルミュージックのプレイリストのことだ。僕が作った「いろいろ」とか「いろいろ2」とかのリストを気が向くままに聴いているが、今日は「いろいろ」を聴いていた。「いろいろ」には44曲入っていて3時間1分ある。

 

 

僕はいつもランダムにして聴いているが、うーん・・・と僕は今日思った。今日だけのことじゃないんだけどね。何にうーん・・・と思ったかというと、これはランダムじゃないんじゃないかということだ。

 

 

もしかすると「パターン1」「パターン2」「パターン3」くらいにしか分かれていないのではないだろうか。44曲も入っているのに「最近この曲ばかりかかるな」と思うことがあり過ぎる。たま~に聴きなれない曲が流れてきて、「おぅ、これも入っていたのか」ということがあるが、そんなことは珍しい。

 

 

もしパターンが3つくらいしかないとするとするならば得心するが、だとすればそう言ってほしいものだ。こっちも「いろいろ」ばかりじゃなくて、「いろいろ10」くらいまでプレイリストを作っておけばいい話ではあるが。

 

 

これが最初の方で考えていたことだ。ね?どうでもいいことでしょ。2つ目も多分どうでもいい話である。タイトルの「ウォークマンと絵の具」の話である。

 

 

 

僕は今までレコードは素晴らしいとばかり書いてきたが、ウォーキングをするようになってつくづく外で歩きながら誰にも迷惑をかけることなく音楽を聴くことができることもまた素晴らしいことだなと思いながら歩いていた。そして考えてみた。こんなことができるようになったのは何時からだ?

 

 

言うまでもない。ウォークマンが登場してからだ。それまで音楽というものは家の中でレコードかカセットテープ、あるいはラジオなんかで聴くものだった。金持ちの人は自動車の中でも聴けたかもしれない。しかしそれが劇的に変わった。ウォークマンが発明されたのだ。さあ、ここからは調べタイムだ。老眼鏡を用意しなくっちゃ。

 

 

まずはウォークマンって何だ?と思う若者はいるのだろうか。いるということにしよう。

 

 

ウォークマンとは「ヘッドホンまたはイヤホンで聴く、携帯用小型カセットテープのステレオ再生装置の商標名。昭和54年(1979)ソニーが開発。その後、コンパクトディスクやミニディスク用の製品、フラッシュメモリーやハードディスクを内蔵した製品などが作られている」

 

 

ふうん、僕も知らないことが書いてある。どうやらウォークマンは進化し続けているらしい。もう少し詳しく調べてみよう。

 

 

ソニーのポータブルモノラルテープレコーダー『プレスマン』からスピーカーと録音機能を省き、ステレオ再生専用ヘッドに置き換えステレオの再生に特化した製品として誕生する」

 

 

なるほど。ここまでの出典は勿論ウィキである。もう少しいくぞ。

 

 

ウォークマンの登場によって『音楽を携帯し気軽に楽しむ』という新しい文化が創造された。また小型化・軽量化・薄型化を限りなく追及したのもウォークマンの歴史であった」

 

 

「(開発を始めた)当時ラジカセなどカセットデッキは録音機能があることが前提であり、再生機能のみでは需要がないとされ、ソニー販売部門も難色を示した。しかし、井深・盛田ら経営トップは『売れそうもない』と思われ、他社が手を着けないものだからこそ、利益を独占できる可能性があり、やる価値があると考えた。盛田は『クビをかけてでもやる決意だ』と宣言した」

 

 

何だか「プロジェクトX」みたいになってきたな。この後、制作発表会や広告や宣伝等いろいろ工夫したことが書いてある。

 

 

最後に反響について書いておこう。

 

 

「1980年に作家の椎名誠ウォークマンを聴きながら電車に乗ることは『勇気がいる』としたうえで、『ウォークマンをつけて動く景色をみる、ということはまさしく«映画的»そのもの』と評した」

 

 

「1981年4月に集英社から刊行された『青春音楽グラフィティ タイガースからYMOまで』では、ウォークマンによって行動しながら音楽を聴けることを『革命的』と評しつつ、人とのコミュニケーションに難が生じる可能性や、肉声の重要性を説いている」

 

 

何だか長くなってしまったけれど、上の2つの反響は何だか重要な事のように思える。特に2番目の「」に書いてある「肉声の重要性」というのに興味がある。

 

 

1979年といえば僕が青春時代真っ只中だった頃だ。勿論ウォークマンの話は知っていた。興味もあった。でも買わなかったんだよね。ソニー以外から似たような商品が出ても買わなかった。だって必要だと感じなかったもん。

 

 

僕は山手線で通勤しているわけではない。自転車に乗って高校に行って、大学に入学してからは地方の電車に乗っていた。友だちと一緒なことが多かった。友だちがいない時は女の子のことや音楽のことや次はどんな本を読もうかなとか考えていた。家に帰れば好きなだけ音楽が聴ける。それはアパートに住むようになってからも同じだった。

 

 

だから僕がウォークマンらしきものを買ったのはずっと後だ。いつ買ったかははっきりと覚えている。初めての海外旅行に行く直前だ。準備をしている時にはたと思いついたのだ。「(バリ島では)いつも聴いている音楽を聴けないじゃないか」と。急いで準備リストにウォークマンを追加した僕はめでたく海外で好きな音楽を聴くことができたし、いつもと違う聴き方に感動を覚えていた。

 

 

それからは海外に行くたびにウォークマンを持っていくことになる。しかし日本にいる時使うことはなかった。

 

 

 

 

と、ここまで書いていや、ちょっと待てよと思った。もしかしたら大学時代に買ったような気がしてきた。何故かというと、バンドの音源がカセットテープで残っていたからだ。あれはどうやって録音したのだろうか。いや、言うまでもなく録音機能付きのウォークマン(商品名は分からない)だろう。誰かほかのメンバーに借りた?いやいやそんなことない。自分用に持っていたはずだ(多分、きっと。自信がなくなってきた)。

 

 

 

しかしながら大学時代にはバンドのリハーサルやライヴを録音するために必要なだけであって、外で音楽を聴くために使うのはやはり海外に行くようになってからだと思う。

 

 

いかん、もうすぐ3000字になりそうだ。そろそろ終わらなくっちゃ。「ウォークマンと絵の具」の話はまた明日ということにしよう。でも大体見当はつきますよね?キーワードは「外で」です。

 

 

 

 

それでは。