夏眠日記その36

粛々とギター練習というかスケール練習に取り組んでいる。僕の場合、集中力の持続が一番の問題点なので、お香を目安に練習することにしている。練習前に長めのお香を焚いて練習を始める。ふと見るとお香が燃え尽きている。そこで一服してもう1本お香をつけて練習、という風にやっている。

 

まだ10日くらいだけど、ひたすらCメジャースケールの練習をしていると、少しずつ指が動くようになるものですね。10日前とはだいぶ違う。僕の第一の目的は狙った弦にちゃんとピックで弾けるか、なんだけど、感覚が何となくついてくるというか、不思議なものだ。JUNさんの言う通り、これはある種のスポーツなんだな。課題は小指の押さえが弱いことだ。特に1弦から「ドシラソファミレド」と下がっていくときに、どうしても押さえが弱くて音がビビってしまう。

 

次はパワーコード練習である。これもつっかえつっかえやっているんだけど、少しずつ感覚が分かってきた。いや分かってはいないけど、左手の動きがよくなっているのが分かってきた、に近いかな。課題はGからFへの移動だ。ほんの少しの距離なのに何故だろうか。体から遠くに左腕を持っていくというのが難しいのかもしれない。

 

そして「スウィート・ジェーン」のイントロ練習をする。D→A→G→Bm→Aという簡単なコード進行を延々繰り返す練習なのだが、なかなか思った通りにならない。いやスケール練習やパワーコード練習よりできてるんだけどね。課題は右手首のしなりだ。JUNさんの手首をイメージしながら練習してるんだけどな。

 

問題は集中力の持続と書いたが、僕には堪え性(集中力と同じか)もない。ゆっくり確実に弾くことができるように、を心がけているが、つい速く弾きたくなってしまう。いかんいかんと思いながら、またゆっくり確実を心がけている僕である。

 

とこんな感じで練習しているが、いよいよ新たな課題「レイラのイントロ」に着手した。こんなハイポジションを触るのなんて初めてだ。そこからかよー、という声が聞こえてくるがそうなんだよ。未だに何フレットかパッとは分からない僕なんだ。レイラは押さえ方は比較的簡単(←もしかしたらスケール練習効果なのかな?)だが、それらしく聴こえるようになるまで時間がかかりそうだ。とにかく今日からレイラも練習メニューに加わった。

 

あと、エレキギターだからといって何もアンプに繋がなくても練習はできるんだと、今更ながら気づいた。その方がお手軽に練習できる。でも多分アンプに繋げると上手く音がでていないことがよく分かるんだろうな。もう一つある。左の指先が思ったように固くならないことだ。アコギだったら今頃結構固くなっているはずだ。やはりりエレキの弦はそれだけ柔らかいってことか。

 

 

 

今は雨が降っている地域がほとんどなのかな。僕の住んでいるところもずっと雨が降っている。だから気持ちが盛り上がらないわけではないが、何となくまったり落ち着いた時間を過ごしている。しばらくは外ウォーキングはできないかな。

 

 

 

と書きながらも、昨日のやり残しであるキング・クリムゾンを勉強している。これはピンク・フロイドより難しく聴こえるぞ。一聴しただけでは全貌が分からない。でも「Prelude : Song of Gulls」という曲が聴こえた時はキーボードを打つ手が止まったぞ。クラシカルな曲調が美しい。そのまま知らないうちにタイトル曲の「Islands」に突入していたが、この曲も美しいじゃないか。どうしても僕はクリムゾンといえば「21世紀の精神異常者」と「太陽と戦慄」が最初に思い浮かぶもんだから、こんなに美しい曲がくると「ええっ、そうくるん?」と思ってしまう。

 

ピンク・フロイドには既存のロックの世界を広げようとする意志を感じる、というようなことを昨日書いたがクリムゾンはどうだろうか。うーん、よく分からない。これはロックなのか?しかし、こんなエピソードを思い出した。ロバート・フリップはレコーディングの時にまずロックの名曲を大音量で演奏していたそうだ。それが一通り終わるとおもむろにクリムゾンの曲に取り組んでいたらしい。そう思うと、ロバート・フリップの根っこには「ロック」があったんだろうと思わざるを得ない。でも同時にいろんな音楽を聴いてきたんだろうな。じゃなきゃこんな曲創れないよ。

 

しばらくはピンク・フロイドキング・クリムゾンという2大プログレバンドにハマりそうだ。いやあ、幸せだなあ。新しいものを体に入れるって楽しいよ、全く。