hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

「負けを転がす」青木真也はバカサバイバーのプロレスラー

格闘家でありながら、プロレスラーの匂いを放つ男、それが青木真也だ。相手の腕を躊躇なく折ったり、その相手に向かって中指を立てたりする、といったエキセントリックな面にもプロレスの匂いを感じるが、彼の佇まいがプロレスを感じさせるのだ。彼の佇まいはどこから来るのかというと、彼自身の言葉である「負けを転がす」からだと思う。

 

以前の屈辱的な負け(VS長島戦)を忘れることなく、いつまでも思い出し、その日の悔しさや情けなさを繰り返し反芻しながら今日も明日も練習に励んでいく、という意味だと思われる。

 

僭越ながら僕も同じである。授業は、日々行われるもので大体が僕にとっては「負け」である。その日の「負け」を反芻しながら酒を飲むこともある。車の中で「ヴァ~」と叫びながら帰る時もある。そして少しずつだけれど、自分のイメージする授業に近づいていっている(多分)。

 

「負けて転がす」勇気を持って試合に臨む青木選手には、やっぱりプロレスラー臭がする。つまり観るものを魅了する力を持っているという事だ。