hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

「Angelheaded Hipster:The Songs of Marc Bolan& T.Rex」だ!

やっとリリースされたよ。嬉しい。

 

僕にとっての秀逸なカバーヴァージョンは、リミックスヴァージョンと似ているかもしれない。ボーカルのメロディーラインだけを抜き取ってバックトラックをいろいろ工夫する。そしてそれにボーカリストの声とメロディーラインをのっける。その世界が気に入ったらOK。だから曲のテンポを落としてドラマティックにしたり、メロディーに変な節をつけたりするのはお好みではない。

 

僕が今までで一番驚き感動したカバーヴァージョンは、ボ。ガンボスのトリビュートアルバム「Colla Bo Gumbos Vol.1」に収録されているUA&リトルクリーチャーズの「トンネルぬけて」だ。まさに上に書いたような出来になっている。他の曲が割と忠実にカバーしていたので尚更際立った。

 

さあ、「Angelheaded Hipster:The Songs of Marc Bolan& T.Rex」だ。一聴しただけなので、コメントするのも何ですがこれは!と思った曲を紹介すると・・・。

 

「I Love to Boogie」King Khan

あざとい。イントロのシタール風の音色からしてあざとくていかがわしい。でもこれがいい。ホーンやパーカッションもいい感じでロックしているし、この曲に合っている。若いっていいなあ。

 

「Diamond Meadows」John Cameron Mitchell

静かなピアノ、ウッドベースをバックにJohn Cameron Mitchellが静かに歌う。これはテンポを落としたカバーーヴァージョンになるけど、何事にも例外はあるものだ。しかしこの人の歌声は説得力あるな。

 

「Ballrooms of Mars」Emily Haines

この曲は一聴してびっくりした。間奏に何か付け足してる!しかもそれがなかなかいい(クリムゾンの「悪魔三角」を思い出したぞ)。曲は、始まりからなかなか聞かせてくれる。この人の声も好きだな。メロデイラインには忠実に歌っている。今のところ一番のお気に入り。

 

それにしても、マーク・ボラン特有の不思議な音程感(「メタル・グルー」等での)はなかなか再現できないよな。

 

これを書いている間もこのアルバムを流しているが気になる曲がまだまだある。楽しい日々が続きそうだ。