金曜日から「倍の見方」の学習に入った。1時間目は「比べるってどういうこと?どんな比べ方があるのかな?」を学習課題として「割合」とはどういう考え方なのかの授業をした。
夏休みに僕が提案したのは、1時:割合の意味を知る 2時:割合の第2用法(かけ算で求める) 3時:割合の第1用法(わり算で求める) 4時:割合の第3用法(わり算で求める) という流れで単元の学習を進めてはどうか、というものだったが、話し合った結果1時はそのままで、2時からは教科書通り、割合の第1用法から進めるということになった。そして1組2組とも僕が一斉授業をして、児童の様子を各担任が見取りして、2時から一斉でやるか、習熟度別でやるかを決めることになった。自分の提案が全部受け入れられたわけではないが、導入で割合の意味を学習するということができるだけいいか、と思い授業に臨んだ。
いわゆる児童とやり取りをしながらも「教える」ことがメインの授業だったので、いかに分かりやすく、また効率よく学習内容を理解させるかがポイントだったが、一斉授業はやはり楽しかった。習熟度別だといろいろな理解の仕方をしている、または理解できていない児童を巻き込んで授業をすることができない。だから自分の思い描く授業ができるのは一斉でする授業なのだな、と改めて思った。また、2組の担任はどうも僕の授業のメモを熱心にとっていたらしい(たまたま授業を参観した校長から聞かされた)。それも嬉しいことである。
2組は結局自分の思っているところまで学習を進めることができなかった。だから、「ごめん、月曜日も一斉でやらせてくれる?」と頼んだ。1組は予定通り進めることができた(勿論理解度はいろいろだと思われるが)。担任に「月曜日どうする?」と聞いたら、「習熟度別でやりましょう」と言われた。それでいいと思った。
今日から、僕が一番こだわっている学習に入る。精一杯授業しようと思う。しかし、妻からは「最近の貴方は躁状態だと思う」と言われているので、そうっとやることを忘れずに。