hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

問題点は変わっていなかった

のっけから不謹慎かもしれないが「プリゴジン」っていう、響きは怖ろしくないですか。そしてあの顔と発せられる言葉。怖いよね。ああいう人を根っからの軍人っていうのだろう。とにかくプリゴジンという響きを書き残したかっただけの僕である。あ、「ワグネル」っていうのもちょっといかにもな響きである。まあ、そんなことはいい。早速タイトルの話にいってみよう。

 

 

昨日は久しぶりに妻と仕事の話をした。イコール妻と久しぶりに話したことになる。6月はほんとに家で喋らなかったし、喋ったとしてもキツイ言い方だったと自分でも反省している。妻が帰宅してからも色々と話すことができ、よかったなと思っている。

 

朝、何を話したかというと、割合の授業の話である。すごいね、俺達って。土曜の朝に仕事の話で盛り上がるんだから。人によっては「寂しい話ね」と思われるかもしれない。そうかもしれないが我が家ではそうではない。そして割合、つまり倍に関しては僕が長年拘ってきたことなので、聞かないわけにはいかない。

 

妻曰く、「割合の第3用法の授業をした」「その授業が壊滅的だった」「(児童は)文から図がかけない」「どうしよう?」ということだった。僕もその場面を研究授業でして、壊滅的だったので授業者の気持ちはよく分かった。

 

 

問題は「〇〇さんは自分の影の長さを測ったところ60㎝でした。これは〇〇さんの身長の0.4倍に当たります。〇〇さんの身長はどれだけでしょう」というものだ。

 

 

妻の小学校でもこの問題を解決するために数直線図をかいて立式し(□×0.4=60)、答えを導く方法を取っている。この時の数直線図がかけない、学力上位の児童でも1の上に60や0.4を書いて途中で分からなくなってしまったらしい。そしてどういう図をかいたかを説明する時には、「1とみる数はこうだからこうで・・・」という話をしないで、ひたすら図のかき方を説明していたという。僕が授業をした時もそうだった。

 

割合というか倍という概念は2年生から登場する。その後、ちょこちょこと3年生で出て、4年生で初めて「割合」という言葉と「〇を1とみると・・・」という言い方を学習する。4年生の3学期では小数倍を学習する。

 

この既習が既習として理解されていないから混乱するんだと妻は言っていた。僕も同感である。既習はあくまで一応学習したよということであって、理解して「既知」になったとは限らない。ほとんどの場合は。特に「割合」の概念は当該学年の学習に入る前に、前の学年に戻って既習事項を確認する必要があると僕は思っている。だから昔、広島県の小学校が作っていた割合の系統図があるから参考にすれば、と言った。妻は「ああ、それ前にも言ってたね。早速検索してみるわ」と言って学校に行った。

 

 

ICTがどうだとかこれからは自由進度学習とか言っても結局難教材は難教材のまま放置されていて、問題点は昔とちっとも変っていないのだ、と思った。「1とみるとはどういうことか」「この場合、何を1とみるのか」「問題文に書かれていない『1』という数字を児童からどう引き出すか」等、児童と授業者にとって「割合」という単元は永遠の課題なんだと思った次第である。端的に言うと「〇は□の何倍です」という文の意味が分かっていないということである。算数は国語と違って独特の言い回しがある。それを読み取れていないということなのだろう。

 

 

30分くらいだけど、久しぶりに算数の話をして楽しかった。それに妻と普通に喋ることができたことも嬉しかった。この夏は妻と算数の話で盛り上がるかもしれない。

 

 

さあ、勉強の話はこれくらいにしておこう。何を書こうかな。血圧のことを書こう。

 

 

ここ2日、連続していつもより血圧が低い。喜ばしいことだ。しかし、こんなに早く休むことの効果が表れるもんかね。自分が思っていたよりもストレスを感じていたのかな。しかしいい数値が出ているのだから、この調子でこの夏を乗り切りたいものである。血圧の話はお終い。次は今朝思ったことだ。

 

 

それは、世の中にはビートルズとかツェッペリン等の大物バンドの全曲解説本はあるけど、ドアーズの全曲解説本はない、ということだ。アマゾンで調べてもない。ジム・モリソンの詩集も絶版になっているようだ。これはいかんのではないだろうか。僕はザ・ドアーズの全曲感想文なら書くことができるが、細かいデータなんかは分からない。そこら辺を詳しく知るマニアはきっと世界のどこかにいるはずだ。是非その人に「ザ・ドアーズ:全アルバム、全曲解説」本を作ってほしいと切に願う今日この頃である。

 

 

今日は大根サラダを大量に作った。あとは、もやしとツナと卵の炒め物を作るだけだ。楽勝である。あとは何をしたっけ?ああ、久しぶりに実家に行ったんだった。来週から僕の仕事に土曜日、母のための食材を買う、というのが加わった。あとは、六可レコードに行った。そこで、ブルー・ハーヴのことを話すとお兄ちゃんは驚いていた。「失礼ですがおいくつですか?」と言われちゃったよ。僕だってブルー・ハーヴくらい聴くのだ。へへん。