hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

歌謡曲もいい

今日は1組デイだった。結構緊張する日である。その中でも6年は特に緊張する。だから昨日のように「リラックスリラックス」と心の中で言いながら教室に入った。内容は昨日と同じく「世界の中の日本」という単元である。

 

 

昨日のように地図帳を広げ、いろいろな国名のクイズを出しながら授業を進めていった。そして「イタリア」のところで事は起こった。クラスの不穏分子が「イタリヤじゃねーんか」と言い出したのだ。すかさずクラスで人望も学力もある児童が検索し出した。その周りには不穏分子とその児童に引っ張られがちな児童がわらわらと集まってきた。

 

 

これを意欲が高まった状態と言えるのだろうか。何だか異様な雰囲気だな、と思いながらしばらく静観していた。周りはシラっとしている。そして不穏分子が「やっぱりイタリヤでいいんや」と言い出して事は終わった。

 

 

「うん?そうなん?イタリヤでいいんかい?」と思いながらも、それには触れずに授業を進めた。ほんとはもっとハッキリさせた方がよかったのだろうか。そう思いながらも授業が終わり、ウィキペディアで検索してみると、やはり「イタリア」と表記されている。だいぶ下にいってから、「日本語の表記は、イタリア共和国。通称はイタリアであるが、イタリヤと表記されることもある」と書いてあった。

 

 

うーん、これであの子は納得したのかな。まあ、自分が思っていたことが認められたと感じたのだろう。そうだなあ、サラっと流してよかったと思ってはいる。

 

 

しかし、あの異様な感じは、日常の授業でも見られるのだろうと思う。担任はもう(このクラスに関しては)諦めたと言っていたが、こういう姿も含めてのことだろうと思った。これが4限目。

 

 

3限目は、5年生だった。いよいよプリント学習でダメ出しをする時間だ。僕は提出した児童一人一人にこうしたほうがいいんじゃないか?ここがいいね、一番言いたい部分は?などとダメを出し続けた。これにのれない児童もいるとは思うが、レベルアップのためには乗り越えなければいけないハードルだ。児童は35分ほど、集中して学習に取り組んでいたと思う。問題はこれを続けることだ。これが3限目。

 

 

4年生は2限目だった。グループで取り組んだのなら一人一人持ってこないでみんなで持って来なさいと言ったのだが、この指示が通っていなかった。僕はいちいち提出しに来た児童にそのことを言って、みんなで持ってこさせた。ここでも5年の授業と同じことを言って、ダメ出しをした。でも何だかんだ言って4年生のプリントの方が完成度は高い。僕は「写真を撮らせてくれる?」と言い、その後、みんなに見せて講評をした。

 

 

1限目は3年生でテストをした。このように1限目から4限目まで授業をして1日は終わった。5限目がないと思うと気が楽だったし、頑張ることができた。

 

 

というわけで只今17時30分。既にシャワーと洗濯はした。あとは晩御飯だ。18時になったら動き始めようと思う。そろそろタイトルの話にいくか。歌謡曲もいい、だ。

 

 

テレサ・テンの「つぐない」と「愛人」のシングルレコードを購入したのだが、我が家のB&Wはいい仕事をしていた。まずはバックの演奏がいい。歌手を盛り立てるための演奏に徹しているのがよく分かった。でもさりげなくベースはグルーヴ感溢れるいい演奏だし、パーカッションも効果的に使っているのが分かる。

 

 

あとは歌だ。これがまた素晴らしいのなんのって感じで参っちゃったよ。テレサ・テンの歌声がリビングに広がる。歌詞が素直に心に響く。不倫ってつらいな、でも何とも言えない切なさも感じるな。テレサ・テンはもともと好きだから、なおのことレコードで聴くとしみる。

 

 

しかし、シングル盤にまで手をのばすのはもうやめよう。それに歌謡曲も。そこまで手をのばしたら大変なことになるのは目に見えている。きっとあれもこれもという状態になるに決まってる。

 

 

よしっ、今からカーティ・メイフィールドを聴こう。ソウル・ミュージックで心を揺らすのだ。

 

 

それでは。