hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

秋眠日記~僕は人でなし編~

そういえば大事なことを忘れていた。僕は0か100の人間だった。もしブログを書くのを休んでいたら、そのうち書かなくなってしまうだろう。まるで回遊魚だ。というわけでパソコンを開いてみたが、特に何かを書きたいという気持ちはない。今日は土曜日で明日は日曜日。やることは母親の買い物の介助だけであとはフリーだ。月曜日は人間ドックのため学校には行かない。火曜日に学校に行ったら次は祝日である。今はちょっと得したようなのんびりした気分である。今日ブログに記事をアップすると「人でなし」に加えて「嘘つき」になってしまう。まぁ、いいか。土曜日だしな。

 

本題に入るとするか。僕は、実家に行くことや親戚付き合いがどうも苦手だ。昔の記事に、もしかしたらそのことを書くかもしれないと言っていたが、今日がその時になるかもしれない。

 

いかん。「どうも苦手」じゃなくて「とことん苦手」だ。ここら辺ははっきりさせておく必要があるな。その場にいけばまあまあ愛想はいいんだよ。いつも仏頂面をしているわけじゃない。頑張れることは頑張っているよ。だけど、家に帰る道すがら車の中でどっと疲れが出る。最近だと家に帰ってギターを轟音でかき鳴らし、そして無性に文章を書きたくなる。こんな自分を「人でなし」と思ってしまう。

 

いつからこんな人間になってしまったのだろう。親戚付き合いの方は、僕が小学生の時から、と断言できる。特に父方の母屋に行くのは大嫌いだった。父の兄(僕にとっての叔父)は、思いっ切り男尊女卑な人だったのが嫌でたまらなかった。そして地元で一番の高校へ行かないと話にならん、と絶えず僕にプレッシャーをかけてきた。僕はそんな叔父に真面目そうなふりをして応じ、でも心の中ではヘラヘラしていた。

 

一応地元で一番の高校に入学し、地元の国立大学に入学した僕は、こういうプレッシャーをかけてくる人たち(親戚、近所の人、そして家族)に辟易としていた。何故僕の人生にそんな介入してくるのだ?という思いでいっぱいだった。自分一人で生きていると思っていた生意気な奴だったのだ。そのことは、数人の親戚には見破られていた。はっきりと僕に「ホントに嫌な奴だな」と言われたこともあった。それでも僕はその人にヘラヘラした態度を取っていた(後年、仲良くなったけど)。

 

でも僕はホントにそういうしがらみみたいなことが嫌だったのだ。だから高校の友だちが、彼の祖母に優しく言葉かけしている姿を見て「何て優しい奴なんだ」と思ったりもした。僕にはとてもできないことだった。

 

今でもそうだ。愛想はそこそこいいが、ホントに心を込めて言葉を発していない。一生懸命聞いているふりはできても全然真剣じゃない。本当に困ったものだ。

 

父はそんな僕を黙って見ていた。そして5年前に亡くなった。母は、僕が小さい時から「年を取ったらあんたが私たちの面倒を見るんだよ」と事あるごとに口やかましく言っていた。今は実家で一人で暮らしている。姉は当然僕の本性を見抜いている。だから母に対する僕の態度を取り敢えず静観している。でも言いたいことは山ほどあるはずだ。

 

あ、別に悲観して書いているわけじゃあないからね。何だか今日はこういうことを書き留めておこう、という気持ちになっただけである。いつ発表するかも分からない文章だ。

 

これを読んだら「あなたねぇ、人の気持ちも知らないで・・・なんて身勝手な」と憤慨する人がたくさんいるだろう。いろいろな人たちに世話になっておきながら不義理をしている僕はやはり「人でなし」なのだろう。

 

 

それにしてもこんな鬱陶しくてまとまりのない文章を読ませられる人もたまったもんじゃないから、今日はこれくらいにしとこう。後はさわやか路線でいこう。ビートルズにするかな。

 

ジョージのベストアルバムは相変わらず毎日聴いている。ほんとにしみじみとしたいい音楽を奏でていたんだな。そして僕はそれを心地よく思うことができる。耳が鍛えられたのかな。とにかく幸せな気持ちになるんだよな。ジョージ・ハリスンを聴くと。最近はそのベストアルバムをシャッフルして聴いているのだが、ふとビートルズをシャッフルして聴いてみるとどうなるだろうと思った。

 

しかし、いろいろアルバムを思い浮かべてもシャッフルするのに適したアルバムが見当たらない。だってアルバム「ヘルプ!」は1曲目が「ヘルプ!」じゃないとダメだろう?「アビイロード」なんかシャッフルしたら大変なことになる。これは地味な曲をアルバムからセレクトして、一つのプレイリストを作ってからの方がいいのかな、と思ったがそれも面倒そうである。基準が分からなくなりそうだ。やはりアルバムで都合いいのはないかな。

 

というわけで僕が選んだアルバムは「フォー・セール」だ。これならなんとかビートルズの面々やファンも許してくれそうだ。実際聴いてみるとなかなかいい。もしかしたら僕にとってあまり馴染みのないアルバムだったのかもしれない。そう思うと少し不憫なアルバムに思えてきた。すまん、「フォー・セール」よ。これからはこういう風に聴くぜ。

 

 

今日も車屋に行ってきた。昨日も行った。昨日は景観をそこねるからという理由で、外付けのナビを外せるものなら外したいと言いに行ったのだ。そしてまた連絡すると言って帰った。今日「やはり外してください」と電話すると、外付けをするためにいろいろと細工がしてある(穴を開けてあったりいろいろとね)、だから外すと逆にみっともないかもしれない、と言う。じゃあもう1回見に行きますね、と言って見に行ったら、車屋のお兄ちゃんが懇切丁寧に説明してくれた。それで納得した僕は、「じゃあそのままにしておいてください」と言った。実際行って見て話を聞くって大事だなあと思った次第である。

 

 

それにしてもフィアット500よ。何回見ても可愛いぜ。