hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

スーパーコーラスグループ、ビートルズ

今朝、学校に行く前にふと、ベトナム旅行のことを思い出した。「ふと」はいつものことなので、そのまま頭の中で転がしていると、「そう言えば本に書かれたんだった」という封印したはずの記憶まで蘇ってしまった。まだ売っているかちょっと検索してみるか。

 

売っていたよ、文庫本は9円、単行本は137円で売ってる。「忘れないよ!ヴェトナム」というタイトルである。著者は田口ランディ。僕はこの本の中で情けない男として書かれ、その結果自分の記憶から抹殺することにしたのだ。ちょっとレビューも覗いてみるか。

 

ふーん、結構否定的に書かれているな。そうなんだ。まあ、その後の小説デビューしてからの盗作騒ぎが影を落としているのかもしれないな。おっと「初めて会った男とホテルをシェアするなんてなんて危ないことをするんだ」って書いてある。俺のことだよ、と呟いてみる。当時は初心だったんだよ、安全だと思われていたんだよと心の中で付け加えておいた。

 

海外旅行をしてみたいなって、最近書いたような気がするけど、少しずつその気持ちが育っているようで怖い。もし敢行するんなら、まずはもっと痩せて、それから眠剤生活から離れて、ついでに尋常性乾癬も寛解しておいてからだ。これが全部クリア出来たら僕はきっと海外に行くだろう。しかしどんなに早くても再来年以降だ。その間にたっぷり妄想しておこう。おっと、今日は思わず書名と作者を書いてしまったが、くれぐれも9円だからといって購入しないように。このブログを時々でも読んでくれている人は予想がつくほどのダメ男っぷりだからな。さてさて、さっさとビートルズの話にしよう。

 

 

僕は、高校時代にロック・ミュージックを聴くようになったが、ビートルズは積極的には聴かなかった。それは大学時代になっても変わらなかった。当時付き合っていた女性から「ビートルズのベスト盤を作って」と言われ、急いでJUNさんから全部レコードを借りたのが、本格的なビートルズデビューだった。

 

それまでそれほど聴かなかった原因のひとつがコーラスだ。2人ないしは3人で歌っていることに何故かチャラついた感じを抱いていたのだ。ロックなんだから「♪ウ~ア~ラララ」なんて歌ってんじゃねえよ、ハモッってんじゃねえよなどと不遜なことを思っていたのだ。

 

 

そんな僕だが、働き出してからCDで全部のアルバムを購入する。何故あの時ビートルズがブームだったのかは忘れた。しかし「ラバー・ソウル」の「ユー・ウォント・シー・ミー」を聴いて「あれ?すごくかっこよく聴こえるぞ」と思ったのだった。この曲でコーラスが素晴らしいバンドだと初めて気づいたのだと記憶している。次の曲の「ひとりぼっちのあいつ」の方がすごいコーラスだぜっていうのは情報として分かっていたが、そっちの良さが分かったのは大分後になってからだ。我ながら鈍い。

 

「ユー・ウォント・シー・ミー」はそれこそ「♪ウ~~ウ~ラァラァラァ」だ。それで先日「ラバー・ソウル」を購入して何度も聴いているのだが、レコードだと沁みますなあ。この曲。あとは「ウイ・キャン・ワーク・イット・アウト」「ビコーズ」等ベタな選曲しかできないが、初期のカヴァーのコーラスも(これはコーラスと言えるのか?)聴き込むとしたら素晴らしい予感しかない。


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今、YouTubeでそれこそビートルズのコーラスの秘密に迫る動画が山のようにある。僕がよく観ている«サッカリン»さんも採り上げている。それを観ていると、ビートルズがここまで今でも世界中の人々に愛されているのはそのコーラスの凄さによることもかなりの比重を占めているのではないかと思った。あと、ビートルズのカヴァーバンドがイマイチなのはコーラスの再現がイマイチだからじゃないかな、なって素人だけど思ってしまった。サッカリンさんによるとあり得ないことばかりしているようだし。

 


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何はともあれ、コーラスに注目してビートルズを聴くという楽しみができた。キリがないけど、嬉しくて楽しくなる存在だな、ビートルズって。って何千万人もの人が思ってるんだろう。

 

 

こういう感じでサクッと書くことが続いているが、なかなか気持ちがよいですな。

 

 

というわけで、終わります。