hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

初めて買ったレコードはゴダイゴの「西遊記」だった

今日挑戦したいことは、ゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」はポール・マッカートニーじゃないか?ということにいかに迫るかだ。焦らず順番に書いていこう。

 

そもそも何故今ゴダイゴなのかというと、先日NHK―BSで放送された「The Covers」という番組でレキシ(←日本人アーティストの名前)がゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」をカヴァーしているのを聴いて「おおっ!」と思ったからである。

 

「ビューティフル・ネーム」。この曲を少年時代初めて聴いた時に感じたことを今無理矢理言葉にすると、「こんなに完璧な曲ってあるのだろうか?」であった。そのことはよく覚えている。当時ゴダイゴは上り調子だった。そして国連の何かの年の記念の曲、みたいな形でこの曲は発表されたと記憶している。

 

もう少し前に遡ってみよう。僕が初めて買ったレコードがゴダイゴの「西遊記」(1978年10月)だった(もしかしたら初めて買ったレコードはボストンの「ドント・ルック・バック」と昔書いたかもしれないが、あれは初めて買った洋楽のレコードだ)。それにしてもそんなにゴダイゴブームになっていなかったのに、なぜ初めてのレコードに「西遊記」を選んだのだろう。きっと雑誌に煽られてのことに違いない。とにかく「本格的で」「洋楽志向で」「全部英語詞」なところが僕の心を擽ったのだと思われる。このアルバムをきっと僕は有難がって聴いていたんだろう。でも勿論「モンキー・マジック」「ガンダーラ」はちゃんと心に突き刺さっていた。

 

その後、このアルバムが売れた時は驚いた。テレビドラマ「西遊記」のヒットに伴いゴダイゴ、というか「ガンダーラ」は売れた。アルバムでは英語詞なのにヒットした「ガンダーラ」は日本語の詞で、テレビでそれを観た僕はかすかに違和感を覚えた。でも日本語ヴァージョンも聴きたくてシングルレコードを買ったはずだ。ここら辺の記憶は曖昧だ。調べてみると1979年のゴダイゴはシングルチャートにおいて「ガンダーラ」「モンキー・マジック」「ビューティフル・ネーム」「銀河鉄道999」の4曲で9週間も2位止まりだった。アルバム「西遊記」は1位になっている。すごいな、1979年のゴダイゴ。ちょっと調べてみるか。

 

「ビューティフル・ネーム」は、1979年4月1日に発売されている。「ユニセフ国際児童年」協賛歌としてNHKみんなのうた」でも使用されている。「ガンダーラ」「モンキー・マジック」をヒットさせイケイケだった当時のゴダイゴが満を持して発表したこの曲を聴いた時にはショックを受けた。あまりの多幸感に。冒頭でも書いたが「こんな完璧な曲ってあるのだろうか?」である。びっくりしすぎて次のシングル「銀河鉄道999」(1979年7月1日発売)についていけなかったこともよく覚えている。まだ「ビューティフル・ネーム」に浸っていたい、というのが正直な気持ちだった。うーん、なかなかポールにまで話がいかないな。でもちょっと脱線してみよう。

 

「ビューティフル・ネーム」と同じくらい「こんなに完璧な曲ってあるのだろうか?」と思った曲がある。原田真二の「キャンディ」(1977年発売)だ。「キャンディ」にもうっすらとポールを感じるがここら辺どうなんだろう?あくまで僕の主観的な感想に過ぎないのかそうでないのかは分からない。でも原田真二もポールっちゃあポールだよね?

 

 

「ビューティフル・ネーム」に戻るか。レキシのカヴァーヴァージョンを聴いて、急いでオリジナルを聴いた。そしたら僕にはポール・マッカートニーの名前が浮かんだ。なぜだろう。まずは曲調か。いや、この歌詞があってこの曲なんだろう。「♪今日も子どもたちは 小さな手を広げて 光と、そよ風と、友だちを呼んでる」「♪名前 それは燃える生命(いのち)」「♪ひとつの地球にひとりずつひとつ」「♪Every child has a beautiful name」だもんな。こういう肯定感たっぷりの歌詞にはこれしかないだろうという曲だ。あと、これはいわゆるヨコのりの曲になるのかな。あー、知ったかぶりしてもダメだ。深みにはまったなー。

 

冒頭から繰り広げられるホーンセクションはビートルズの「ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」を想起させる。曲としては「サージェント・ペパーズ」の「ホエン・アイム・シックスティ・フォー」かな?途中の子ども達のコーラスを聴くと、忌野清志郎がよく子どもの声をコーラスで使っていたなーと思ってしまう。もしかしたらこんな使い方をしたのはゴダイゴが初めてだったりして。コード進行とかそんな話になるともうお手上げだ。でもキーはCで特別難しいコード進行はしていないぞ。最初のホーンセクションからAメロの素晴らしさに心を鷲掴みにされ、その後の展開も気持ちよく進み、サビにいく。サビはAメロと同じコード進行だ。うん?いきなりサビから始まるのはビートルズ得意の戦法かな?うーむ・・・。続かない・・・。

 

などと投げやりな終わり方になってしまったがしようがない。今日は三打席連続三振の日だ。

 

 

シングル「ガンダーラ」やアルバム「西遊記」のことや他のことで間違ったことを書いたかもしれない。もしそうならごめんなさい。