hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

バズコックスよ、すまん

怠い。どうしようもなく怠いので例によって年休を取らせてもらった。今月に入って何回目だろうか、という勢いである。しかし今週も終わった。来週半ばからいよいよ12月だ。このまま何とか逃げ切りたいものである。(←いつも書いている)

 

今朝はいつものように中途覚醒したものの、リビングに行っては寝室に戻る、を繰り返し、目覚めたら6時40分になっていた。慌てて起きると妻が「珍しいぜ」と言って朝食をテーブルの上に置いた。それを食べた僕は再びうつらうつらし始めた。気がついたら7時40分だった。何とか遅刻せずに学校に着いた僕が待っているのは地獄の5連続授業である。今日は6年のテストがあるとはいえ、そうっと授業をやろうと思い、その通りにしたら何となく上手くいった。ここら辺のことは上手く言えないが、こっちの調子が悪い時には子どもの調子がよい。もしかしたら僕はいつも力み過ぎているのかもしれない。今頃気づくなっていう話だが。

 

さあ、本題に入ろう。バズコックスである。

 

「1979年代のパンク/ニューウェイヴ・ムーヴメントから誕生したグループのひとつ。英マンちぇすた地域音楽シーンの草分け的存在として長らく活動していたが、象徴的メンバーであるピート・シェリーが2018年に亡くなっている」

 

僕が初めてバズコックスを聴いたのは、高校生の時である。雑誌の評価が高いのでどれどれとレコード屋さんでジャケットを見ると、スタジオライヴ風の写真だった。「これはかっこいい」と思って僕が買ったのは、「シングルズ・ゴーイング・ステディ」というタイトルのレコードだった。1979年に発表されているから、僕は15歳。ピチピチの高校生だった。このレコードもおそらく自分で買った20番目くらいのものだと思う。

 

これにピンと来なかったんだよね、15歳の僕は。何たる失態。というほどではないが、当時の僕はよく書いているが、もっとロックにギザギザしたものを求めていた。その当時はまだ聴いていなかったが、テレビジョンの「マーキー・ムーン」みたいな音だ。そんな音を求めていた僕にとって、このアルバムはポップすぎた。今聴くと、後のジョイ・ディビジョンを想起させるようなベースも聴けるというのに、当時の僕はそれには気づかず、ただ「元気がいいけど単調だな」と思っただけだった。そしてアルバムはそっとレコード棚の隅っこに眠ることになった(後にP.I.L.の「メタル・ボックス」もそこに行くことになる)。

 

レコード大断捨離をするまでは、とっておいたと思うので、それなりに気になっていたんだろう。しかしやっぱり聴くことはなかった。バズコックスの評判やレコードのリリースは雑誌で読んではいたんだけどね。

 

そのアルバムがアップルミュージックで紹介されていたのに気づいた僕は「懐かしいじゃん」と思い、思い切って全曲取り込んで聴いてみると・・・これが素晴らしかったというわけだ。気づくのに43年かかった。自分でも呆れる。

 

タイトルにある「すまん」というのは、方言だそうだ。標準語だと「すみません」かな。タイトルは、だから謝っているのだ、バズコックスに。今迄、貴方たちの音楽の素晴らしさに気づかなくてごめんね、というわけだ。

 

「シングルズ・ゴーイング・ステディ」はデビューから2年間で発表したシングルをただぶち込んだだけのアルバムだと思われる。全16曲、48分だ。素晴らしい出来なのは分かったけれど、僕の体力も落ちているのでこの元気さには最後まではついていけない。途中で「ふぅ~」と一服してから聴いているのが現状だ。もっと聴いて身体に沁み込んだら、最初から最後まで一気に聴くことができるかもしれないな。

 

1曲を選ぶ、となると難しいが今のところ誰もが名曲と言っている「Ever Fallen in Love(with someone you shouldn't've?」に僕も1票入れるな。ギターのギャンギャン具合もいいし、メロディもキュンキュンくる、エヴァ―グリーンな逸品である。バズコックスについて書いているブログは結構あったので今でも愛されているバンドなのだろう。あ、でも「Everybody’s happy nowadays」もすごくいいな。こっちの方が好きかもしれない。


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このジャケットに惹かれて買ったんだよね。

 


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今日で連続32日記事を書いている。今年の僕としたら異常だ。確か9月の終わりから記事を書くことが優先事項の1位になったんじゃないかな。でも昨年一昨年は300以上記事を書いていた。ほぼ毎日書いていたことになる。こっちの方が今考えると恐ろしい。でも書いたそばからすぐに書きたいことが生まれてたんだよね、ここ最近は。でもやっぱりそろそろペースを緩めないと頭がおかしくなるかもしれないので、明日は休むことにしよう。今日も書きたいことはあるけれど、これくらいにしておこう。人間程々に、が大事である。