昨日と今日 ~情けない2日~

昨日、学校で始めてICTの研修会に出た。ICTとは(別に書かなくてもご存じだろうが)「情報通信技術」のことを指す。ICT教育とは、教育現場において情報通信技術を活用した取り組みを指す。何故機械音痴の僕がこの研修会に出席したか?それは今年度の計画訪問の授業で全ての授業者はICTを活用した授業をせよ、と教育委員会からお達しが来たからだ。計画訪問は6月2日に決まった。その日の指導案の締め切りは5月12日。つまりもう日がないわけである。密かに焦っていた僕は、藁にも縋る思いで研修会に参加した。しかし、これを聞いても、すぐに指導案に生かせる即効性のあるものはないと分かった。ほんとなら研修会の後、来週の授業の用意をして(←これだけでも今の僕には結構大変である)、土日に指導案を考える、というのが来週の負担を減らす近道であることは分かっていた。しかし、ほんの1時間の研修会で疲れ切った僕は5時過ぎに学校を出ていた。

 

家に帰ったらサンディーのCD「カム・アゲイン」が届いていた。学校のことは忘れて(←調子が良すぎる)パソコンのiTunesに早速取り込んだ。そしてiPhoneと同期させようとしたが、上手くいかない。気の弱い僕は早速アップルに電話をかけた。そしてあれこれやり取りをした結果、無事iPhoneと同期することができた。こんなやり取りをアップルの人と一体何回やっただろう?と思うくらい初歩的なミスだった。でもいよいよ好きな時に好きな場所でサンディーを聴くことができる。

 

そして寝る前にスマホでサンディーを聴きながらついアマゾンをうろうろして、その結果サンディーのアルバムを2枚ポチっとしてしまった。「マーシー」と「ドリーム・キャッチャー」というアルバムである。

 

そして今朝目覚めて、仕事に行く妻を見送ってぼぅっとしていたら、11時になっていた。呆然とした僕は、まずシャワーをして体をこぎれいにしてから、学校に向かった。取り敢えず何かしないとまずい、とさすがに思ったからだ。休日出勤なんて何年ぶりだろう。3年ぶりくらいかな。お昼過ぎに学校に着くと既に4人ほどいて黙って仕事をしていた。結局僕がしたことは、来週の6年生の社会のプリントを印刷したことと、計画訪問の指導案を2割ほど(まだ深い霧の中だ)と教頭とした雑談30分だった。計2時間しか持たなかった。情けない。

 

家に帰ってからしたことはビールを飲みながら「古畑任三郎」を観たことくらいだ。あとは、「カム・アゲイン」を聴きながらこれを書いている。今日一日一体何してたんだ?全くもう。

 

明日は午前中から学校に行く!絶対に行くぞ!

 

 

「カム・アゲイン」について言及する余裕もない僕であった。