不調和が生まれると人のせいにするのが左翼だって

そんで、右翼はというと、なんか自分に向かっちゃうんだって。俺のここが悪いから不調和が生まれるのかな?みたいに。

 

 

この左翼と右翼についての言葉は、福田恒存の言葉だそうだ。まあYouTubeの講座で言ってたから自分で読んだわけじゃないんだけど。福田恒存というのは・・・・と思ったがやめておこう。今日、彼の本が届いたからきちんと読んでから、またコメントすることにしよう。

 

 

とまあ、右翼と左翼(あるいはリベラル)のことを考える機会にはなっしなるほどとも思ったが、今ではもうそういう思想というか立ち位置って無効なんじゃないかなという気がしている。

 

 

きっかけは、何だろう?そうだなぁ、オードリー・タンや安野貴博が話すことを聞いてると、もうそんなこと言ってる場合じゃない気がしたんだよね。昔(というかつい最近まで)、僕は右でも左でもない、真ん中の道を歩きたいと思っていて、そう書いたこともあった。でも今は中道とかいう嫌な響きの言葉もあるから、何だかなあと思っていたら、オードリーは次のようなことを言っていた。

 

 

「右でも左でもその考えに共通する事実を見つけ出して、合意できることを見つけ出す。つまり架け橋を作ることができるのだ。これが可能なのは、デジタルの力を活用できるからである」(←こんな感じのこと。間違ってるかもしれないけど)

 

 

加えて、「右翼とか左翼ではなく、それ(合意形成できる場所あるいは考え方として)を私は上翼と呼んでいる」とも言っていた。(これも間違っていたらごめんなさい)

 

 

これには僕もはたと膝を叩いた。なるほど、上翼か。なかなかいい響きだな。右翼や左翼、中道と同じ地平ではない感じがするのがいい。

 

 

話は繋がるか分からないけれど、オードリー・タンにしても安野貴博にしても他人を否定しない。「どういう風に考えているの?」「どうしてそう思ったの?」。こういう問いをしながら他者の考えを理解していく。そして、相互理解(そんなことができるのか未だに僕は分からないが)したうえで、じゃあ両者が納得できる解を見つけ出しましょうというのが彼らのスタンスであるような気がする。

 

 

僕がチームみらいで素敵だなあと思ったことは、「人を貶めない」ということをマニフェスト(になるのかな)の一つに掲げているからだ。2人を動かしているものは、純粋な好奇心とでも言えばいいのかな、自分以外の考えを聞いてみたい、そしてそれを自分に取り入れてアップデートしたい、そういうものが原動力になっているような気がする。

 

 

ちっちゃい話で申し訳ないが、僕が教員として働いていた時に最も純粋に好奇心を持って聞くことができたのは、ある業種(製造業でも消防署員でも何でもいい)に就いている人に質問する時だった。ホントになんにも知らないから、ドンドン質問が浮かんでくる。その答えに対してまた質問が生まれる。そういう時は、相手側も嫌な顔をせずに話してくれた(と思いたい)。

 

 

好奇心はもしかしたら、これからの(少なくとも僕の中では)キーワードになるかもしれない。

 

 

しかし、何だかんだ言って、今まで僕は他人を貶めるようなことも数多く書いてきた。これについて、ようし俺も他人を貶めることは書かないでいようと思うかというと、それはそれ、これはこれ、みたいに思っちゃう。

 

 

だって、この前の高市総理の所信演説を見たけど、そしてニュースにもなってるけど、ヤジが凄かったんだもん。あんなのを見せられると小言の一つも言いたくなってくる。それにヤジを礼賛する人もいて、「ああー、そんな人もいるのか」などと思うほど僕は人間ができていない。

 

 

しかし今どきの若いもんは、などと書くことも多いが、これについては慎もうと思っている(できるかな?)。今からの時代を作っていく人に対する礼儀は持ってなくちゃね。それに、色々教えてもらわなきゃ無理なこともこれからは起きるだろう。ちゃんとゴマを摺っておかなきゃ。これは福田恒存も「ゴマはうまくすれ」と言ってる。

 

 

 

 

 

只今19時30分。僕にしては珍しく19時を過ぎている。こんな時間に記事を書いているということは、日中を無為に過ごした証左でもある。何とか記事を書いてしまって、プラマイゼロにして1日を終えたい。

 

 

 

あ、しつこいようだけど、オードリー・タンや安野貴博が誰かの質問・意見を聞いた時に気になる反応をしていることも書いておこう。

 

 

それは、必ず聞いた後に「ありがとうございます」とか「それはいいポイントですね」と言ってから、自分の考えを述べることだ。これっていいなあと最初は思っていたが、結構誰も彼もが使っている作法なんだな、と今日のモーニングショーの鈴木農水大臣の受け答えを聞いて思った。もしかしたら流行っているのかな。これについては、注視していこう。

 

 

 

あれこれ雑感を書いてきたが、一番書きたかったことを最後に書いておこう。昨日のドジャース戦だ。1戦目、ブルージェイズにこてんぱんにやられたドジャースを見て、「こりゃあ、スイープされるかもな」と思った。

 

 

しかし、昨日の山本投手は素晴らしかった。なんと、完投したのだった。これで2戦連続完投である。1回の裏にピンチは脱したものの30球近く投げていたので、「今日は完投できないかな」と思っていたのだが、その後はスイスイと投げ、105球で試合を終えた。現代のMLBで完投することがどれだけ凄いことなのか、にわかの僕でも分かる。

 

 

これで流れは一気にドジャースに行った。明日からのホーム3連戦が楽しみである。しかし、やはり鍵はブルペンだ。先発投手がいくら頑張っても、それまでにドジャースが大量得点してないと不安でしょうがない。ブルージェイズもきっと早く先発を降ろしてブルペンで勝負をかけたいと思っているはずである。僕は6回まで先発投手が投げたら、7,8,9回は佐々木朗希でいいのでは、と思っている。

 

 

これで記事をアップできれば、今日はいい1日だったと思うことにしよう(今、妻が帰ってきたのでご飯を食べてから記事をアップすることになる)。

 

 

 

それでは。