hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

秋眠日記~相変わらず眠れない~

夜中に目覚めて、1時間ほど、目をこすりながらブログを書いて、再びうつらうつら炬燵で眠る日々が続いている。今日なんか深夜0時半にハッと飛び起きてから眠れず、こうしてパソコンに向かっている。こういうのを躁状態というのだろうか。

 

僕は現在2つの病気を患っている。その1つが双極性障害である。

 

双極性障害は2006年に発症したと思うから、もうかれこれ15年になる。発症してからは、つい昔のことを考えてしまっていた。「小さい頃のあの行動はもしかしたら・・・」とか「働き出してからそういえばあんなことをしていたな」とか。それらの言動はもしかしたらこの病気のせいだったのではないかと考え込んでしまう時期があった。つまり発症が発覚する前から実はすでに発症していたのではないかということだ。考えても仕方のないことなんだけどね。

 

ちょっとウィキに頼って、自分の病気について再確認してみるか。

 

双極性障害は、躁状態または軽躁状態うつ状態とを反復する精神疾患です。「躁うつ病」と呼称される場合もありますが、うつ病とは別の病気です。

 

病気とは全然関係のないことだが、最近「鬱」と漢字で表記しなくなったのは何故だろう?

 

~激しい躁状態を伴う場合を「双極Ⅰ型障害」、生活に著しい支障がない程度の軽躁状態(軽度の躁状態)を伴う場合を「双極Ⅱ型障害」といいます。躁状態あるいは軽躁状態のときは自身が病気であることに気付けない場合もあり、うつ状態だけが注目されがちであるため、双極性障害でありながらうつ病と診断されてしまう人も少なくありません。

 

僕は「双極Ⅱ型障害」と診断されている。

 

~人間には誰しも感情の浮き沈みがありますが、双極性障害における気分の波というのは一日中、毎日、何日も続き、周囲の人から見ても明らかにいつもと違うような場合のことをいいます。

 

そうなんだよなあ。感情の浮き沈みは分かるとして、その周期が自分でもよく分からない。昔は数年ごとに躁状態うつ状態を繰り返す、と本に書いてあったが、何か違う気がする。1日の中でも躁とうつの波がやってくることもあるし、1週間単位でも同様だ。いずれにしても周囲から見て明らかに違うのか。そうか・・・。

 

双極性障害は再発率が高い病気です。

 

いやいや、再発云々じゃなくて、一生付き合っていく病気でしょ?僕はそう思っている。とりあえず社会生活は送っているわけだが、いつどうなるかは分からない、と思いながら生活しているぞ。

 

~治療方法としては薬物療法や心理社会的治療が検討されます。

 

僕が飲んでいる薬は「リーマス」という気分安定薬と言われる薬だ。双極性障害では一般的に使われている。これはリチウムを有効成分とする躁病治療薬だそうだ。なんかよく分からんが、リチウムを飲ましておくと躁状態が改善されることを昔の人が発見し、今に至っているようだ。ただ、治療域が狭いため(服薬量が多すぎても少なすぎてもダメ)、定期的に血液検査をする必要がある。飲んでいて効いているか、は分からない。が「分からない」のは「効いている証拠」だということも聞いたことがある。何だか頼りない薬だ。他にも「パキシル」など、全部で4種類の薬を服用している。

 

心理社会的治療というのは、例えば「認知行動療法」なんかがそうだろう。僕が一番苦手とするものである。あるエピソードがあって、僕はこう思ってしまった。しかし、こういう見方、考え方もできるんじゃないか?ということを考える練習(トレーニング?)をしていき、自分の考え方の癖を矯正(かなあ?)していく方法、だと思う。

 

 

こういう精神疾患に罹った時、必ず問題にされるのは「睡眠」だ。大概の人は上手く眠ることができないので、患者の多くは眠剤を処方してもらっていると思う。僕も処方してもらっているが、なかなか自分に合う眠剤と出会わない。その時その時の僕の状況も関係しているのかもしれない。眠剤は5種類飲んでいる。最初はこれだけでへこんでいた(「俺も眠剤を飲むようになったのか。それも何種類も・・・って言う風に」)。でも世の中にはもっと強烈な薬を飲んでいる人がたくさんいるはずだ。

 

 

現在の主治医は3人目だ。医者にもどうも相性というものがあるようである。僕は、おばちゃん先生に「ちゃんとしなさい!」と喝を入れられるのが性に合っているようだ。3人目の先生にはもうかれこれ10年くらいお世話になっている。

 

そういえば、中島らもが「躁鬱病」と診断された時、医者に「まぁ、ゲーテもなった病気ですから」と言われ、激怒した、とエッセイに書いてあったのを思い出した。僕も全く同じことを2人目の医者に言われた。僕も激怒した。「俺はゲーテじゃない!」と。

 

 

双極性障害についてサラっと書くとこんな感じかな。わがままかもしれないが、僕は周りの人にどんどん不躾だと思われるような質問をしてもらいたいと思っている。「最近寝られる?」とか、「ひどい時はどんな感じになるの?」とかね。でもほとんどの人はビビって何にも言わないし聞かない。まぁ、そんなものなのだろう。だから、同じ病気の人と喋る機会があったらとても嬉しい。

 

僕にとって躁状態というのは、「過剰」な状態にあることだと思っている。言い換えれば「~し過ぎ」と言えるかな。「ジムに行き過ぎ」てその結果「痩せ過ぎ」になったり、「仕事を頑張り過ぎ」たり、「食べ過ぎ」て「太り過ぎ」になったり、いろいろだ。困ったものである。

 

今の「~し過ぎ」は、間違いなく「ブログの書き過ぎ」である。何回も「しばらく休みます」と書いているのに、知らない間に再び毎日書いている。書かないと気が済まない状態に陥っていると思われる。弱ったものだ。

 

 

家に帰ってこれを読んでいたら「何だかなあ」と思ってしまった。

 

 

 

そんなことよりフィアットだ。車屋さんに来たのを見てきた。テンション上がったなあ。あれに乗るんだな。すごいよ、オレ。躁状態になるのかな?