もうすぐ13時になろうとしている。たった今知事選の投票から帰ってきたばかりだ。午前のうちに行くつもりだったのにこんな時間になってしまった。全てが3時間遅れである。そういうわけで、急いでパソコンを開いてはいるもののこの記事が今日中に仕上がるかは分からない。
今はアース・ウィンド&ファイアのベスト盤を聴いている。これは超お買い得価格で購入したんだけど、先日久しぶりに聴いてみて、「繰り返して聴いて体に馴染ませたい」と思った作品である。

まず1曲目から度肝を抜かれる。ビートルズの「Got to Get into My Life」のカヴァーなんだけど、最初のホーンセクションの切れ味が鋭い。「鋭い」の最上級である。なんでベスト盤のA面1曲目に持ってきたのかがよく分かる作品である。
もちろん「宇宙のファンタジー」も「セプテンバー」も他のヒット曲も収録されている。だから曲もいいんだけど、ギターのキレ味とかリズム隊の小気味よさなんかに着目して聴くとこれが気持ちいいんだよね。あと3回は連続して聴いていたいレコードである。それからライナーノーツとは別に「マスターサウンド」っていうチラシみたいなものも入ってて、どうやらこのレコードの音質はかなり良いようだ。
昨夜、床に就いたのは23時半である。しかし上手く寝付けなくて頓服を飲んじゃった。そんで起きたのが7時半も過ぎた頃だ。起きても何もする気が起きなくて、またうたた寝しちゃったりして無為に時間を過ごした。
そこでタイトルの話である。昨日のWBCの韓国戦に勝ったのはいいんだけど・・・このままだと僕の睡眠スケジュールが滅茶苦茶になってしまう。だから頼むよ、サムライジャパンのみんな。試合の途中でも安心して眠れるくらいの試合にしてくれ。
試合が終わったのは22時過ぎ。そこですぐに寝ればいいものを僕はダラダラとYouTubeを見ていた。試合の余韻に浸っていたといえば聞こえは良いが、ただダラダラしていただけだ。いやー、今夜はどうなるんだろうね。そして僕は、WBCが終わるまでこんな調子で野球のことばかり書くのだろうか。
少し試合を(というか大谷選手)振り返ろう。韓国戦は日本が後攻である。先発の菊池投手は1番打者から連打を浴びて3点を取られる。この前の練習試合と同じパターンである。
いきなり3点を取られたんだから、嫌なムードが漂っていた。解説の人は、「1点ずつ返していけばいいですよ」と言っていた。ところがベンチの中での大谷は、普通の顔をしていた。特に何の感情も表していなかった。「まあ、こういうこともあるよね」みたいな感じである。そして打席に立つと冷静に球を見極め四球で出塁。只々頼もしい存在である。
その後近藤がランナーを進め、3番の鈴木誠也がホームラン。あっという間に1点差になった。これは大きかった。菊池投手も少し安心しただろう。2回3回は無失点で切り抜ける。そして3回裏、日本は9番からの攻撃だ。
9番坂本三振のあと、大谷登場である。この打席でも大谷は落ち着いて球を見ている。そして、狙いすましたかのようにバットを振ると、打った瞬間それと分かるホームランである。2試合連続ホームラン。こういうのは何回見ても気持ちがいい。ベンチに戻った大谷は、「はい同点、はい同点」と言いながら選手とタッチを交わす。
そのあと、3番鈴木が2打席連続ホームラン、4番吉田もホームランとあっという間に逆転した。メジャー選手3人がホームラン4本を打って逆転って、どうなっとるん。なんて喜んでいたが、韓国はしぶとかった。4回表にドジャース在籍のキム・ヘソンが同点の2ランホームランを打つ。もうこうなったら最後まで見届けるしかない。
その後は膠着状態が続いたが、7回裏に日本が3点を入れ、遂に逆転する。ここでもメジャー組が活躍する(鈴木は押し出し四球を選び、吉田がセンター前ヒット)。8回には1点を返されたが何とか凌ぎ、9回も周東のスーパープレイもあって無事勝利を収めることができた。ふう、疲れた。
今日の大谷選手の成績は次のようになる。
第1打席:四球
第2打席:ホームラン(打点1)
第3打席:センター前ヒット
第4打席:申告敬遠
つまり、全打席出塁で打点1でホームランも出たというわけだ。第4打席の申告敬遠では、ドジャースタジアム以上のブーイングが東京ドームに響きわたった。今、打率ってどれくらいなんかなって調べたら、とんでもないことになっていた。
2試合で6打数5安打で打率.833、OPSは2.875だって。OPSが2以上って見たことないんだけど。打率も8割3分3厘って、少年野球みたいじゃないか。もっと調べると、第3打席にセンター前ヒットを打った時にOPSが下がったそうで、「3塁打かホームランを打たないとOPSが下がってしまう男」らしい。でもこれじゃあ、明日以降簡単に勝負してもらえなくなりそうだな。
こんなのを見ると今夜も大谷の打席を見たいと思う。でも、彼はそこ(数字)だけじゃないんだよね。とにかく球場にいる時の一挙手一投足を見たいのだ。その所作に彼の人間性が現れているし、ファンが彼を見て痺れる大きな要因でもあるのだ。
おっとタイトルを回収するのを忘れていた。サムライジャパンよ、昨日は勝ったからいいものの、こんな試合を続けていたんじゃ優勝への道は険しいと言わざるを得ないぞ!と言いたかったのだ。
特に投手陣。昨日いい調子だったのは、三者連続三振を取った種市選手くらいじゃないか。あとは少し危なっかしいと思うぞ。それにしても井端監督はなんで種市投手を回跨ぎさせなかったのかね。温存したかったのかな。いや、ここは韓国打線の素晴らしさに軍配を上げた方がいいのかもしれない。
それに攻撃陣も、メジャー選手のホームランばかりじゃなくって日本らしい細かい野球をしてもらいたいものだ。
それでは。
そろそろ記事をアップするかと思っていたら、日本の準々決勝進出が決まった。これで、しばらくはゆったりとした気持ちで試合を見ることができそうだ。