hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

ガラスの喉

昨夜は寝ている間に発汗して2回シャツを着替えた。まだ僕の身体は本調子ではないらしい。それでもいつものように2時30分頃に起きたが、また頑張って寝て、結局はっきり目覚めたのは6時30分であった。よく眠れたような気がする。ブログもいつものように書き始めている。BGMはロン・セクスミスである。彼についてはあとでゆっくり書こう。コーヒーはまだ飲む気にならないのが少し気になるところだ。

 

昨日の記事の最後の方で、そういえば僕は働き始めてからは喉が弱かったんだと書いた。そのことをすっかり忘れていたのはコロナでマスク生活を強いられるようになったからだ。マスク生活を余儀なくされたことにより、僕は風邪をひかなくなった。それまでは毎年少なくとも2回は風邪をひいていた。その時に必ずやられるのが喉であった。

 

教員として正式採用された年の春(4月か5月だ)、僕は朝起きると、突然声が出なくなっていることに気づいた。こんなことは生まれて初めてだった。ちっちゃいささやき声なら(ガサガサな声で)出るが、教室で出すような声は出ない。これでは仕事にならない。その時の僕は黒板に筆談のようにダラダラと指示を書いて授業をせざるを得なかった。これが大体3日ほど続いた(どうしても教室がざわつくのでかなりイライラしていた)。風邪をひいているとかそんな感じじゃなかったので放置して自然に声が戻るのを待っていたが、この「突然声が出なくなる事件」は3年目くらいまで続いた。

 

まあ、当時の新採が陥りがちなことではある。つまり、子ども達に自分の意志を伝えようとするあまりどんな時でも(子どもがギャーギャー騒いでいる時でも)声を張り上げてしまって、声が潰れるというやつである。

 

僕は声を張り上げることをやめ、いかに小さい声で全体に指示を通すかに腐心するようになった。間の取り方や声のニュアンスなどに気をつけて話すようになった。その結果声が出なくなるということはなくなった。しかし、風邪をひくとどうしても長引くようになった。熱や鼻水症状が改善されても、喉の痛みがなくなるのが早くて2週間、長くて1か月以上かかった。

 

のどの痛みだけならまだしも、それに激しい咳が伴う。こちらの方が厄介だった。一度咳が始まったらなかなか止まらない(痰が絡まない空咳である)。授業中は不思議とそんな状態になることは極めて稀だったが、家に帰ると、特に夜になるとその症状は激しくなる。腹筋全体を使って咳をして、それでもなお、咳は止まらないのだ。そして眠れない。その結果2年目の2学期に肺炎になり、生まれて初めて入院したこともあった。

 

もうこんな思いはしたくないと思い、風邪をひかないように気をつけてはいたが、煙草は止めなかった。きっとそれもよくなかったのだろう。その後も風邪をひいては、咳をし続けていた。そのたんびに連日点滴をしてもらってしのいでいた。

 

そういえば風邪が治まり、「咳だけ期」に入っても、マスクは一切しなかったな。僕がマスクをするようになったのは、コロナ以降である。インフルエンザがクラスの中で流行して学級閉鎖になってもしなかった。今考えると怖ろしく非常識な行為に思える。

 

今、もしかしたらかなりの確率であの懐かしい「咳だけ期」に突入しようとしているような気がする。だからと言って僕ができるのは煙草を控えることくらいだ。あとは「トローチ爆なめ」と「ハチミツレモン」だ。

 

トローチはそんなに頻繁に使っちゃいけないと言われてはいるが、咳が止まらないとどうしても手が伸びてしまう。その結果胸が悪くなる(気持ち悪くなる)のが辛い。けど止められない。ハチミツレモンは妻が発明(でもないか)したもので、その名の通り、レモン汁、ハチミツたっぷり、砂糖少々を混ぜて作ったのどに優しい飲み物である。だから僕が風邪をひいた、と知ったらいつの間にかキッチンに大量にレモンが用意されることになる。今回はhanami家史上最大級の量だったが、この様子なら多分順調に消費されることであろう。

 

 

このように喉が弱い僕ではあったが、路上でライヴをしていた時には全然痛くならなかった。僕は喉を振り絞って声を出すという歌い方だった。というか腹式で声を出すことができなかったのでそうなったといえる。でも喉は痛くならなかったのが今でも不思議である。

 

 

 

せっかく日本中がFIFAワールドカップで盛り上がっているのでここらで思いっ切りロングシュートを打ってみよう。

 

今朝テレビを観ていたらCMになった(←当たり前だ)。そしたら「マツダシーエックスシックスティーエスユーブイを変えてゆく」と聞こえた。それを一聴しても僕には意味が分からなかった。それで巻き戻して画面を見ると「MAZDA CXー60がSUVを変えてゆく」だった。これくらいのことも分からない僕が「デバイスが・・・」とか「タスクを・・・」と言われてもちょっと困る。しかし、こんなことでは今から生きていけない。早速SUVってなんなのか調べてみた。なるほど、平たく言えば「多目的スポーツ車」か。またひとつ勉強になった。デバイスとタスクも調べてみたよ。何だ、こんなんなら日本語で言ってくれよ、とも思ってしまう僕であった。何だかいつもの話になってしまったな。ロングシュート失敗である。

 

 

ロン・セクスミスについて、1行も書いてないや。どうしよう、何か書かなきゃ。うーん。熱が下がりかけていた時に僕を癒してくれた素晴らしい音楽家。名前は知っていたけど、松村雄策が評価していたことも知っていたけど、やっと会えた人。俺ん家に来てくれて嬉しいよ。今日はこれくらいにしておこう。スーパーで買い物をしただけでクラクラして気持ち悪くなってしまうくらい病み上がりなもんで・・・。また今度書くことにしよう。じゃあね。お互いコロナには気をつけましょう。