只今午前3時。昨夜はかなりの時間眠ることができた。ずうっと変な夢を見ながらだけど。目覚めると発汗している。気持ち悪いので着替えて、冷蔵庫をのぞいてみた。パイナップルがあったのでモリモリ食べる。熱は37度台である。ずっと38度台だったので少しは下がったようだ。これが23時頃だった。
もうひと眠りすると気分はかなり良くなっていた。検温すると久方ぶりに36度8分だった。もしかしたらヤマは越えたのかもしれない。またしてもお腹が空いてきたので台所をいろいろ物色していると、レトルトの雑炊がやたらたくさんおいてあった。普段は食べないんだけれど、適当に見繕って食べたら美味いのなんのって、ってくらいだった。貪るように食べて一服している。
それにしても昨日は辛い１日だった。熱がほぼ１日続くことって久しぶりなんだけど、こんなに辛いものだったんだ。花村萬月のように、病状を書き留めておこうとしたけれど無理だった。
まず、昨日も書いたが寒くて寒くて堪らなかった。横になっても寒さのあまり眠ることはできない。頭痛とか咳とかの症状はあったもののそんなものは我慢できる。でも熱だけは我慢できないものなんだな。ただただのたうち回るだけだった。
熱があるということは、頭が全然働かないということでもある。そして音楽もテレビも見る気がしない。つまり考えることができずにただただ寒さに耐えるのみの時間がずっと続くことになる。大変な病気を抱えている人が世間にはたくさんいるというのに、僕はたった1日の熱症状でへこたれてしまった。
それにしてもどうして熱なんて出たんだろう。体力が落ちて免疫力が弱っていたのだろうか。そういえば昨年の11月に失神したことがあったなあ。この時期の僕は結構疲れているのかもしれない（いつも疲れているけど）。
8時半ちょうどに病院から電話がかかってきた。「陰性でした」とのこと。今回ばかりは覚悟していたので深く安堵した。
人間勝手なもので、陰性だと分かると頭痛や体の節々の痛みや、のどの痛みが気になってくる。病院に行くとしたら今日しかないよな。どうしましょう。それに精神科の診療もある（昨日電話して、電話診療にしてもらった）。それが終わってから考えるとするか。
精神科の時刻になっても電話はかかってこない。しょうがないので12時過ぎに電話をかけたら折り返しかかってきた。「大変やったんね。で結果は？」「陰性でした」「よかったんねー。それで調子はどうなん？」。ここまで畳みかけられると「はぁ、まぁなんとかやってます」と答えざるを得ない。電話を切ると妻が「元気いい先生やんねー。あれじゃあなんも言えんね」と言った。そうなんだよ。なんも言えなくなるんだよ。
妻はシャワーをして、インフルエンザ予防接種に行ってから学校に行くという。昨日はレモン２袋とハチミツ２瓶とレトルト雑炊をどっさり買ってきてくれた。濃厚接触者になることを想定してのことだと言っていたがありがたいことだ。しかしどうやって消費するんだ、このレモン。なんてことを考えられるくらいには元気になってきたぞ。
それで、だ。何故僕は発熱したのだろうか？ということを考えてみると、怪しいのをいっこ見つけた。歯医者である。虫歯を削って発熱した、これだと納得できる。早速調べてみると、そういうケースはままあるらしい。来週行ったら聞いてみよう。
そんなこんなで、1時間ほど外出してきた。加賀棒茶を買い、コーヒーを買い、薬局で薬をもらってきた。頭痛は消え失せたが、のどの痛みは続いている。そうだった。僕は教員になってからのどが弱かったんだった。ここはひとつ油断せずにハチミツレモンを飲み続けることにしよう。
今日は夕食を作る元気はある。音楽も聴ける。あとは月曜日に学校に行けるようにそぅっと過ごすことにしよう。
チャオ！（←調子に乗っている）
