一昨日の夕方から右の蟀谷が痛くてたまらなかった。でも気にせずに父の墓から持ち帰ってきた350㎖のビールを飲んだ。その後妻と夕飯を食べ、21時過ぎに寝た。そう言えばいつになく腰が痛かったな。思わず腰痛体操を何種類かしたのを覚えている。
21時過ぎに寝て僕が目覚めたのは午前0時だ。何だか知らないが異常を感じた僕は布団から飛び起き、リビングにまだいた妻に体温計はどこか訊いた。僕の顔色を見て妻は「2階にあるしすぐに持ってくるよ」と言った。
体温は37度5分だった。そうか、この変な感じは熱が出たということなんだな。そう言えば喉も痛い。妻にそう言うと、はちみつをお湯で溶かして持ってきてくれた。その後は眠剤のおかげか7時過ぎまで眠っていた。
起きてすぐに体温を測ると変わっていなかった。今日は精神科受診の日である。どうしよう。その前にこれは一体何の熱なのか気になった。もしかしてコロナ?でも心当たりはないぞ。前の日に行ったのはスーパーだけだ。そこで感染した?考えられないな。
取り敢えずレモンはちみつを飲みたい。風邪薬を買いたい。コロナかどうか知りたい。精神科受診が電話診療で済ませられるか確かめたい。
怠い身体を起こして外に出て必要な買い物をして、家に戻る。10時に精神科に電話をしたが、もう電話診療はしていないとのことだった。また後で電話することにして、かかりつけの病院に電話をする。コロナの検査をしてもらいたい旨を伝えると、検査自体は1時間で結果が分かるが予約が一杯でかなり順番待ちをしなければいけない状況だと言われた。僕は検査はせずに様子を見ることにした。しかし世の中そんなことになってるんだね。
次は精神科受診をどうするか、だ。さっきより熱は下がって微熱くらいになっている。身体に異変は感じられない。15時からだからその間に元気になったら、コロナの検査の結果陰性でしたと噓をついて診察を受けようか。うーん・・・一応薬のストックはある。ほんとは(薬をため込んでおくのは)ダメだけれど来週火曜日くらいまでは眠剤は大丈夫なので、診察日を変えようか。悩ましいな。
悩んだ末に、正直になることにした。精神科に電話して全部正直に話した末、改めて診察日を調整してくれることになった(すぐに折り返し電話が来て来週の月曜になった)。
これで昨日のことは一件落着だ。あとは身体が落ち着くか様子を見るだけでいい。夕食は妻に任せよう。
というわけで只今22日木曜日午前11時である。熱はすっかり下がった。僕は朝から楽譜をコピーしたり、昨日飲む気になれなかったコーヒーを淹れたりレコードを聴いたりと大忙しだった。ただまだ関節が何となく怠い。今日も外出せずにじっとしてなきゃいけないだろう。
でも何で熱なんか出たのだろう。毎日のんべんだらりと過ごしているんだけどな。疲れ?そんなものはないよな、こんな生活をしてて。
午後は小山ゆうの「スプリンター」を読んで過ごした。漫画を読むなんていつ以来だろう。でも爽快感を覚えたんだからそれでいいや。
そうこうしているうちに身体の方は元に戻ったようだ。やれやれ。今日はこれでおしまいにしておこう。
それでは。