hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

クソ真面目と良心派は違う、のかな

いつもいつものことで恐縮だが、またしても突然やって来たんだよ、というか降りてきたというか。ハイハイ分かったから早く誰のことか言えという声が聞こえるので言いますね。ポール・ウェラーである。

 

なにい?お前ポール・ウェラー書いてなかったのか?と言われても困る。多分書いてない。ザ・ジャムのこともスタイル・カウンシルのことも書いてない。昔、ポール・ウェラーの良さを知らねば、と思い、プレイリストを作って聴いていたが、その時は無理して聴いていたし、今日みたいにピンと来なかった。だから僕は嬉しいと素直に言える。僕はポール・ウェラーの素晴らしさに気づくことができたんだ。

 

とは言ってもまだ「Wild Wood」1曲だけなんだけどね。この曲は昔のプレイリストにも入れていたのに、あの時はピンと来なかった。あの時ピンと来たのは後期ジャムと前期スタイル・カウンシルだった。きっと幼かったのだろう。数年前のことなんだけどね。


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僕がポール・ウェラーにノレなかった理由は、彼がクソ真面目だからだ。いやホントかどうか分からんよ。分からないけど、何だかクソ真面目で、話しても面白くなさそうだな、って勝手に思っちゃってたのだ。そんな風に僕が思う人はポール・ウェラーパール・ジャムのエディー・ヴェダーだ。何となく言わんとしていることは伝わるかな?若者の代弁者っぽい感じといえばいいだろうか。且つ政治的な発言もする人、かな。

 

 

「はじめてのポール・ウェラー」にはご親切にもザ・ジャムスタイル・カウンシル時代の楽曲も収録されている。それらの名曲とソロの曲は遜色がないじゃないか。いやあ、クソ真面目というのは言い直そう。イギリスロック界の良心派だよ。僕がイギリスの良心派と思っている人は、リチャード・トンプソンとトム・ロビンソンとビリー・ブラッグだ。その人達に加えてポール・ウェラーも入れることにしよう。良心派だとクソ真面目よりいい感じでしょ?

 

それにしてもザ・ジャムの後はスタイル・カウンシル(スタイル協議会)だよ。もうちょっとふざけてほしいけれど、それこそがポール・ウェラーなのだろう。ザ・ジャムではピュアな心を持ちつつも政治的な発言も辞さない姿勢、スタイル・カウンシルでは後期ジャムをさらに発展させ、真面目に気持ちの良い音楽スタイルを模索したことになるのかな。

 

僕はジャムのラストアルバム「ギフト」をリアルタイムで聴いて、一部の曲を気に入ったが、そこまでだった。それが数年前に「スタイル・カウンシル、気持ちいいな」になり、今度は「ポール・ウェラー、最高!」になっている。もうポールもおじいちゃんな感じだ。やっと追いついたよ。

 

「はじめてのポール・ウェラー」からは先ほど書いた「Wild Wood」の次に気に入ったのが「From the Floorboards Up」だ。ポールがかき鳴らすギターがかっこいい。あと「Peacock Suit」という曲。この3曲は、もしかしたらポールファンからは名曲と認定されているのかもしれない。


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アイアン&ワイン、バズコックス、ロン・セクスミス、プリテンダーズと立て続けに音楽関係の記事を書いたが、珍しく万遍なく聴いている。そこにきてのポール・ウェラーだ。年末は何かと忙しいな。しかしアップルミュージックの「はじめての・・・」シリーズは、便利だ。ミュージシャンの大体の概要がつかめる。でもプリテンダーズなんかはそろそろアルバム単位で聴いてもいい頃だな。ポール・ウェラーだと「Heavy Soul」というアルバムが気になる。(←ジャケットを見た感じだけだけど)

 

 

取り急ぎ、ポール・ウェラーが僕の家にやって来たことを報告する記事でした。あんまり彼の略歴には触れなかったので今度、丁寧に紹介してみよう。以上です。