hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

「おえかきちょう」が好き

僕は仕事でも家でもこの「おえかきちょう」を愛用している。仕事ではA3、家ではA4サイズだ。「おえかきちょう」はその名の通り、絵を描くための白い紙がただ綴ってあるだけの児童用の品物なのだが、これがちょうど使い勝手がいい、というか僕の性に合っている。



仕事では、白い紙を黒板に見立てて、板書の計画を立てる。板書を書いてから、発問を書き留めたり、質問されたら答えようと思うことをメモしておいたりする。とにかく罫線がないことが嬉しい。何でもどんな風にでも自由に書けるところが気に入っている。

 

このおえかきちょうを見つけるまではスケッチブックを使っていたが、紙の硬さが気に入らず(硬すぎた。硬すぎると書く時に緊張する)、いろいろ試した結果おえかきちょうに落ち着いた。このおえかきちちょうの紙質はペラペラである。だから失敗してもいいやっていう気分で気楽に書くことができるのもいい。

 

家では、最初ギターのタブ譜を書き留めて置いたり、コード進行を書いたりするのに使っていた。タブ譜を書く時は、線を書かなきゃいけないんで少し邪魔くさかったけれど慣れた。

 

そのうち、サカグチ先生の話をメモする時に使ったり、JUNさんと話したことをメモしたりするようになった。今は、料理のレシピを書いたり、その週の献立を書き留めたり、買い物リストを書いたりともっぱら料理関係のことに使っている。

 

何だかんだ言って10年以上(罫線のない)白い紙を使っているが、どうも僕は決められた規格というものが苦手なようだ。子ども達に「今のクラスに対して自分がどう思っているか?困っている人はいないか?」なんてヘヴィな話題で、考えを書かせようと思った時にも、白い紙を渡して自由に書かせていた。他の先生は、どんな時にもわざわざワークシートを作ってその枠の中で書かせている。それが普通だと思うんだけど、そして枠があった方が書きやすい児童がいることも承知しているんだけど、やっぱり僕は白い紙を配っちゃうんだよなあ。

 

真っ白な紙に何らかの文字を書いていく。縦の書いてもいいし横に書いてもいい。どうデザインして書くかは自由だ。そんな条件の中で文字情報以外に何かしらのものを残す(筆跡とかどこに書くかとか)力を磨くのはとても大事なことのような気がする大げさに言えば「自由に書く」ということの怖さと快楽を体験してほしいのだ。そのうち、白い紙の自由度(?)に気づき、いろんな場面で使うようになる人が増えてくる、なんてことになったら素敵な世の中になると思うなあ。僕は算数の授業で使いたいなあと常々思っている。

 

この僕の異常なまでの白い紙好きは、僕の人生の何かに作用しているような気さえする。きっとそうに違いない。

 

 

今日はもういっこ、書くか。久しぶりに料理の話題にしよう。昨晩妻と話していたら、どうも僕の調味料を入れる量が少しだけ多すぎやしないか?という話になった。僕にも心当たりがあった。いつもここで止めておけばいいのに、それは分かっているのに、オマケにもうひと匙塩や醤油を入れてしまうのだ。話し合った結果「このひと匙が命取り」という結論になった。今週の課題だ。

 

 

本当は月曜日はブログおやすみの日だったんだけど、つい書いちゃった。

 

 

おしまい。