昨日ポール・ウェラー本が届いたと書いたが、僕にとってはなかなかの良本である。今迄の彼の作品のレヴューが事細かに書かれ、最後はインタビュー10本だ。読むだけで大変だが、せっせと読んでいる。と同時にアルバムも聴いている。
昨年も書いたが、ポール・ウェラーは1992年からのソロ活動で16枚のアルバムを残している。昨年12月に聴き始めて「いいなあ」と思いながらじっくりと聴いていたが、「これではいかん、全部聴くには春までかかる」と思い、最新作から聴く作戦に出たのが年末だった。
しかしその作品(「ファット・ポップ」)も「いいなあ~」と思い、結局5,6作品で止まっている。今日はとにかくもう全作品聴く、という意気込みでじゃんじゃんiPhoneに取り込んでいった。しかしまだ3枚目の途中である。どれを聴いても気持ちいいのが嬉しいけど困る。それと同時にいつのどの作品を聴いているのかわけが分からなくもなってきた。というわけで、ちょっとここで整理しておこう。前に書いたディスコグラフィに(1回でも)聴いた作品は●をつけていこう。そしたらこんな感じになった。
1990:ポール・ウェラー●(3番目に聴いた)
1993:ワイルド・ウッド●(この作品が初めて)
1995:スタンリー・ロード●(2番目に聴いた)
1997:ヘヴィー・ソウル●(4番目に聴いた)
2000:ヒーリオセントリック
2002:イルミネーション
2004:スタジオ150●(5番目に聴いた)
2005:アズ・イズ・ナウ●(昨日聴いた)
2008:22ドリームス●(今日聴いた)
2010:ウェイク・アップ・ザ・ネイション
2012:ソニック・キックス
2015:サターンズ・パターン●(今日聴いた)
2017:ア・カインド・レボリューション●←今はここ
2018:トゥルー・ミーニングス
2020:オン・サンセット●(7番目に聴いた)
2021:ファット・ポップ●(6番目に聴いた)
時系列で聴いていないのが几帳面な僕としては気持ち悪いが、とにかくあと6作品頑張って聴いてみようと思う。こんなことができるのもお正月だけだしな。そしてここまで聴いてきて何となくだが、ソロアルバムは前期、中期、現在の3期に分けられるような気がしてきた。
只今14時30分。どこまで気力体力が続くだろうか。さて、ポールを聴きながらロールキャベツでも作るか。
只今15時30分。ロールキャベツを作るのは大変難しいということが身に沁みて分かった。素人が安易に手を出すものではない。修行し直しだ。でも「トゥルー・ミーニングス」は制覇したぞ。あと4作品だ。しかし、もはやどの曲がいいとかそんなレベルではなくなっている。塊としてポールの作品が僕の耳に残るだけだ。そしてポールの声にどんどん馴染んでいく自分が嬉しい。
只今17時30分。ここ数年の年末年始で困ることがある。それは人気ドラマ一挙に放送!というやつだ。僕は「天皇の料理番」と「ハコヅメ」を年末に録画し、「TOKYO MER」を今日録画した。しかし考えた末「ハコヅメ」は諦めた。ポール・ウェラーに疲れた僕は、今度はひたすら「天皇の料理番」を観ることにしたが、こんなのいつまで経っても観終えることはできない。そうこうするうちに妻がNHKの「100カメ」を見たいと言い出した。しようがないので、NHK+っていうの?それに加入し、見られるようにした。
それにしても僕はFODなるものを駆使できるのだから、もはや録画、なんてアナログなことはやらなくてもいいのではないだろうか。年末の紅白もひょいと見ることができるんだから。見たい番組を録画し、とっておきたかったらDVDに焼く、という行為はもはや化石的行為なのだろうか。そうなのだろうな。何回も書いているが、改めて現代ってすごいなあ。
新年早々飛ばし過ぎかもしれないので、今日はこれくらいにしておこう。チャオ!(←結構酔っぱらっている)