声は古くならない

昨日はギターを購入した勢いにまかせて六可レコードにも行った。そこでザ・ストリート・スライダーズの12インチシングル「エンジェル・ダスター」(1986年1月発売)を見つけたので迷わず買った。800円だった。

 

迷わずに買ったのは価格が安かったからだけではない。ジャケットを見てとても懐かしく思ったからだ。当時の僕は大学3回生で留年が既に決まっていた。スライダーズは全国区になる前夜だった。その頃住んでいた借家(今住んでいる家よりも大きかった)の間取りや友達とのあれこれが甦ってきた。

 

 

家に帰ってギターを触ってから、「エンジェル・ダスター」を聴いてみた。昔聴いた通りの音が鳴った。でも当たり前なんだけど「80年代ってこんな音だったよなー」と懐かしく思ったりもした。

 

 

あの頃はさかんに12インチシングルレコードが洋邦楽問わず発表されていた。アルバムに収録された曲に新たに激しいドラムなんかを付け加えちゃったりして曲も長くしちゃったりしてオシャレ感を出していたのだ。そのオシャレ感が「懐かしい音」に繋がったというわけである。

 

 

しかしヴォーカルは違った。ハリー(村越弘明)は、けだるげに引きずるようにダミ声で歌っている。その声に懐かしさは感じなかった。今もビンビンに響いてきた。

 

 

まあ考えてみればストーンズのファースト(1964←僕が生まれた年。つまり60年前の作品だ)なんかを普通に聴いてるもんな。ミック・ジャガーの声に懐かしさを感じないのとおんなじか。

 

 

サウンドに時代(懐かしさ)を感じることはあっても、ヴォーカルに時代を感じることは少ないのではないか、ということを今日は書きたかった。

 

 

 

 

さて、音楽ネタはこれくらいにして(←今日は書く気はあるけれど頭が回らない日だ)、ひと月の出費がどれくらいかかるかもう少し真剣に考えてみよう。何にどれくらい払っているのか洗い出してみるか。

 

 

電気料金、水道料金、ケーブルテレビ契約料、その他料金(アマプラとか)、電話料金、ガソリン代、その他料金2(煙草とか?)、ギター教室、病院・薬、コーヒー、生命保険、これくらいか。あとは何だろう?ひと月に3回くらいは昼食を外で摂りたいものだ。

 

 

何だかんだ計算すると10万円弱になるじゃないか。こりゃいかん。いかんよ、こんなんじゃすぐにお金がなくなってしまう。食費は妻が担当しているにも拘らず今までこんなにお金を使っていたのか。それに加えてレコードをジャンジャン買っていたなんて・・・。

 

 

 

よしっ。ここから切り詰められるものを考えていこう。まずは・・・勿論その他料金2、であることは明白である。どうする?もう1回禁煙外来に行く?そう言えばちょうど昨年の今頃に初めて行ったんだっけ。何はともあれここから手を付けるほかなさそうだ。

 

 

次は電話料金かな。契約内容を見直して少しでも安くなるように試みてみよう。あとは何だ?コーヒー代か。これは計算するとひと月に1万円弱使っていたことが今頃になって分かった。これは改善の余地大ありだ。大体毎朝コーヒーを5杯も6杯も飲むなんて贅沢過ぎる。そしてアマプラとか自分でも全貌が掴めていないものをハッキリさせ、切るべきものは切ることも必要だな。生命保険はこの前グレードを下げたところだし、こんなもんかな。

 

 

これからは、何にいくら使ったかを明確にしよう。できれば家計簿をつけたいところだが、あんまり壮大なことを言っても実現しないだろうから、できるところからやっていくしかないかな。

 

 

とにかく僕は、今貧乏である。無収入なんだから当然だ。これを頭に叩き込んで生活していこう。退職金のことは忘れるのだ。あとは年金の繰り上げ受給かな。もう少し経ってからにしようかなと思っていたけれど、GW明けにでも共済組合に連絡して相談することにしよう。

 

 

 

それでは。

 


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↑↑↑ これが12インチヴァージョン

 


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↑↑↑ こっちがオリジナルヴァージョン。