hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

1968年から1982年までつながった

ザ・ローリング・ストーンズの話である。彼らのアルバムをせっせとメルカリやハードオフや六可レコードなどで探し、買い求めてきたが、ついに1968年の「ベガーズ・バンケット」から1982年の「スティル・ライフ」までがつながった。こんなことはCD時代にもなかった。

 

 

これらのレコードはジャケットがボロボロだったり、レコード針がある場所でとんじゃったりする代物もあるが、それぞれ念がこもっているというか、所持者の思いが何となく伝わって来て面白い。中古のレコードを集めるというのはそういうことなのかもしれない。中古車にしたって前の所持者の匂いを何となく嗅ぎ取れるものだ。そして僕は中古の品物を買うのが結構好きだ。

 

 

というわけで、改めて集めたレコードを年代順に披露してみよう。

 

 

1968年「ベガーズ・バンケット

1969年「レット・イット・ブリード」

1970年「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」・・・ライヴ盤

1971年「スティッキー・フィンガーズ

1972年「メイン・ストリートのならず者」

1973年「山羊の頭のスープ」

1974年「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」

1975年「メイド・イン・ザ・シェイド」・・・ベスト盤

1976年「ブラック・アンド・ブルー」

1977年「ラヴ・ユー・ライヴ」・・・ライヴ盤

1978年「女たち」

1980年「エモーショナル・レスキュー」

1981年「刺青の男」

1982年「スティル・ライフ」・・・ライヴ盤

 

 

「ベガーズ・バンケット」だけはタワーレコードで購入した。あとは1966年の「アフターマス」と1986年の「ダーティ・ワーク」を持っている。全部で16枚か。よくもまあこれだけ集めたものだ。ザ・ビートルズと並んでレコードを持っているアーティストだ(ビートルズは数えていない)。

 

 

しかも買いっぱなしではなくて、結構聴いているのにも驚いている。比較的地味な「エモーショナル・レスキュー」も結構聴いている。レコード時代になって一番聴いているのは「レット・イット・ブリード」である。これは自分でも意外だった。僕はこの傑作をあんまり評価していなかったのだ。でもレコードで聴くとズンズン迫ってくる。つくづくいいアルバムだなぁと今では思っている。

 

 

ところでなぜ1968年から1982年までつながったのかというと、僕がずっと無視してきた(←ひどいな)「イッツ・オンリー・ロックンロール」「山羊の頭のスープ」を購入したからである。なんで無視していたのかと言うと、ミック・テイラーを甘く見ていたからである。なんてこったい。たいして期待せずに聴いてみたのだが、「イッツ・オンリー・ロックンロール」(曲の方です)と「フィンガープリント・ファイル」を聴いて驚いた。

 

 

「イッツ・オンリー・ロックンロール」はギター(どっちだろ?多分キースだろう)にやられた。特に中盤から後半の鬼気迫るカッティングにはぞくぞくさせられる。「フィンガープリント・ファイル」は始まりからとにかくファンキーで音が緊張感バリバリである。

 

 

あとアルバム「イッツ・オンリー・ロックンロール」からは「タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン」が有名曲だよな。このイントロを久しぶりに聴いたらストリート・スライダーズを思い出したよ。この曲をモチーフとした曲を一体何曲作ってたんだってくらいスライダーズの匂いがプンプンする。

 

 

このアルバムで新機軸を打ち出したとかそんな感じはしないけれど、悪くはないアルバムだと思った。もっと若い時に聴いたら、また違って聴こえたかもしれない。

 

 

それにしてもデビューした1960年代から20年近くストーンズは勤勉にアルバムをリリースしていたのだな。今では考えられない。毎年ストーンズのアルバムが聴けるなんて時期が実際あったのだ。そして何だかんだ言って彼らは転がり続け、今年2023年に素晴らしいアルバムを発表したのだ。

 

 

昨日のマーヴィン・ゲイといい、ストーンズといい今から50年前の音楽を聴いて騒いでいる僕だが、きっと死ぬまでここら辺の音楽を聴き、あーだこーだと言うのだろう。僕としては全然違和感がないし、世の50代の人もそうだろう。若い人はこういう音楽をもう聴かないのかな。20代30代の人とストーンズビートルズの話で盛り上がると楽しいと思うんだけどなあ。世の中ではレコードブームって言われているけれど、どこら辺の音楽を聴いているのだろうか。

 

 

今日は軽く「イッツ・オンリー・ロックンロール」のことを書いたが、「メイン・ストリートのならず者」「山羊の頭のスープ」についてもきっと書くことになるだろう。

 

 

 

冬のボーナスを当てこんで、思わず大人買いをしてしまったが、それはまだ続く。もうすぐワクワクするブツが届くはずである。でももうこれくらいにしとかないと大変なことになるので、レコード購入の嵐は控えようと思っている。(←一体何回目の宣言だろうか・・・)

 

 

 

 

 

今日は休日前だからか、比較的どのクラスも落ち着いて学習に取り組んでいた。昨日書いた負の連鎖クラスの授業もあったが、どちらのクラスも児童なりに考えて動いていた。明日は出勤だ。土日は休みたいからちょっと頑張ろうかな。

 

 

 

あ、ミック・テイラーのことを書くのを忘れてた。今度「山羊の頭のスープ」編ではきっと彼について書くことになるだろう。

 

 

 

それでは、バイバイ。