hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

地元レコード店に「彩(エイジャ)」があると分かれば・・・

そりゃ買うでしょ。あ、「彩(エイジャ)」というのはスティーリー・ダンの代表作(1977年発表の6作目)として名高い作品である。それがフラっと入った地元のレコード屋さんに置いてあったら値段はどうあれ買うでしょ、と言っているのである。

 

 

その店(六可レコード)には次作の「ガウチョ」(1980)も置いてあった。その時もすかさず買ったんだっけ。久し振りに行って、そして何も期待してなかったんだけど、ほんとにレコード屋は侮れない。日々新しいレコードを入荷しているのだろう。あとはお客さんとのタイミングだろう。前にも書いたが、レコードに「次、買おうっと」は通用しない。その時買わなかったらもう出会えない確率は大なのだ。

 

 

ガウチョ」については前に記事に書いたことがある。あまりにも音質や個々の演奏が素晴らしすぎて曲の全貌がまだ掴めない、と。「彩(エイジャ)」もそうなりそうだ。まだ1回しか聴いていないので何とも言えないが。でも僕は「ガウチョ」の方が好みなような気がしている。「彩(エイジャ)」とスティーリー・ダンについてはまた回を改めてじっくりと書いてみたい。

 

 

それにしても僕の悪い癖が出てしまったようだ。悪い癖というのは、大ヒットアルバムよりその後の作品の方が好きになる傾向にあるというものだ。デヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」(1983)より次作の「トゥナイト」(1984)を好むように。ブームタウン・ラッツの大ヒットアルバム「哀愁のマンディ」(1979)よりも次作の「モンド・ボンゴ」(1981)を好むように。どうもど真ん中の作品が苦手なんだよね。これは大いに問題だ。なんかもったいないことをしているような気がする。そして大事なものを聴き逃している、あるいは見逃しているような気がする。

 

 

 

というところで今日を振り返ってみよう。

 

 

1~4限まで授業をした。5限目はヨガマットで眠った。その後むくりと起き、5年生のプリント1枚を仕上げ、計画訪問の指導案を少し書いた。職員室横にいき、5年生の来週使う用のプリント5枚分のうち4枚を印刷した。今は16時10分。あと35分で退庁時刻だ。今日の目標をほぼ達成したのでちゃちゃっとブログを書いているのは、まだ少しエネルギーが残っていたからだ。

 

 

今日も1日が終わった。昨夜僕は物凄く強い調子で子ども達を叱る寝言を言っていた。そのことを朝一番に妻に言われた。「昨日は怖かった」と。「いつもあんな調子で怒ってるの?」とも。僕は「いや、そんなことないよ。でもあんな感じで怒る時もたまにある」と答えておいた。そうなのだ。寝ていた自分でさえ、その声にビビって目覚めてしまうくらい強い口調で怒っている怖い寝言だった。気持ちって大事だよね。きっとその日の授業の調子の悪さが寝言にも反映されたのだ。こちらも子ども達も気持ちよく学習に取り組みたいもんだ、と深く反省した。

 

 

全然話は変わるが、学校中に「いいね!」という紙が各学年の廊下の壁に貼ってある。これは友達のいいところを見つけ、「〇〇がいいね!」というメッセージを書いた紙だ。これを見ていると(僕は授業のチャイムが鳴るまで教室に入らないから必然的に「いいね!」を見ることになる)、「うーん・・・」と思わざるを得ない。書きゃあいいってものでもないだろう、とかたくさん書けばいいってものでもないだろう、とか思ってしまうのだ。数で見せようという魂胆が透けて見える。それに段々剥がれてきてそんなに大事にしていないことも伝わる。

 

 

しかし僕にしたってそうだ。ブログの毎日のアクセス数に一喜一憂しているんだもの。「いいね!」とおんなじだ。やはり、数というものは顔が見えない分、薄く感じる。しかし世の中「いいね!」で溢れているな。弱ったものだ。

 

 

今の話に関係あるか定かではないが、2年前の記事を「こよみモード」で見たら「突っ込んで聞く力が弱くなっている」というタイトルだった。今の僕は児童に突っ込んで聞くという発想は全くないと言っていいだろう。こんなんでは深い学習というものは実現できない。先日「疑問を持たない教員は・・・」とやや否定的なことを書いたが、なんのことはない、自分がそうだったことに気づいた。

 

 

 

 

もういっこ、今度は楽しい話を書いて今日は終わろう。またしてもレコードネタなのであるが、1970年代のレコードって曲間がなくてすぐに次の曲が始まるアルバムが多いのではないだろうか。これは聴いている方にとっては非常に気持ちが良い。プリンスなんかはCDの曲間を作らない手法を取ってたが、1970年代のレコードからヒントを得たのかもしれない。

 

 

 

さあ、今日もシャワーをして、ブログをアップして、レコードを聴いて、夕食を作ろう。毎日のルーティンを行うのはこれまた気持ちが良いことである。僕は予定が変わるのが苦手なのだ。