hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

1週間が始まった

昨日は運動会の振り替え休日だったので、今日から今週の勤務が始まる。どの学年もそろそろ2学期最初の単元を終える時期である。テストをしたら次の単元の学習が待っている。今週の間に今後どうするか作戦を考えなければいけない。加えて計画訪問の指導案も書かなければいけない。なかなかハードな時期に入る。

 

 

まずは自由進度学習の反省をして、次の単元に臨みたい。反省点はただひとつ、「自由進度学習なのに、児童からしたらやらされている感満載」だということだ。結局は僕が何か指示することを待っている。その方が楽だからだ。児童のこの意識を変えないと、と言うのは簡単だが、一番難しいところだ。だから次は授業の最初だけでも形から入ろうと思う。今考えているのは次のようなものである。

 

 

チャイムが鳴る前

・今日の学習の形になっておく(一人でするのか、誰かとやるのか決めておく)。

・その日学習するプリントと教科書を開いておく(プリントは事前に単元分配布しておく)。

 

チャイムが鳴ったら

・日直が今日の学習の課題を言い、みんなで確認する。

・(場合によっては)予想する。

・教科書を読み込む(1回目は速読し、キーワードにラインを引く。2回目はキーワードを中心に読む)

・日直の次の人が自分が選んだキーワードを発表する。

・基礎内容をそれぞれプリントを使って確認する。

・必要があればこちらで補足する

・自分の調べたいことを調べる。

 

 

形から入るのは児童に「させる」ことになるので僕はあまり好きではないが(プライベートでは結構好きなくせに)、とにかく自分たちで学習を進めていかねばならないのだ、という雰囲気を作りたい。

 

 

そのためにはまずプリント作りだ。今日は2,3,4限が空いているのでそこで3学年分を作っちゃおうと思っている。問題は計画訪問の指導案だ。

 

 

どこの単元を学習するかは決めた。しかし単元の導入か、その次の時間にするかはまだ決心がついていない。明日はまずその単元の学習計画を作りたい。これは放課後になりそうだ。今日の放課後までにどの場面を授業をするのかをはっきり決めることが今日の目標だ。

 

 

 

何だかんだ言って労働モードになっているのにはわけがある。昨日衝撃的なことを知ったからだ。YouTubeで「教師 退職金」と検索していろいろな動画を観ていたら、退職金がもらえるのは、定年になってからだということが分かったのだ。

 

 

どういうことかというと、僕の場合、定年は62歳である。僕は来年の60歳で教員を辞めようと思っている。しかし、62歳にならないと退職金はもらえないのだ。別に教員を辞めてすぐに退職金に手をつけるつもりはないのだが、あるとないとでは精神的に大きく違う。あれこれ考えた末にやはり62歳まで教諭として働かなければいけないかな、と思うようになった。それが昨日のことだ。

 

 

62歳まで働くということは、今、市が進めている自由進度学習あるいは個別最適化といった授業スタイルにある程度対応できていないといけない。だから労働モードになっているのだ。人間追い詰められると力が出るものですな。どこまで続くかは、さっきの作戦次第である。ダメだったらまた考え直さなければいけない。試行錯誤は続くだろうが、62歳まで、と決めたからには逃げてちゃだめだ。

 

 

なんて思うと同時に、半年病休を繰り返して62歳までやり過ごせないかな、という思いも拭いきれない。まあ、1日1日何とか生きていくしかない。

 

 

 

 

帰宅した。今日は涙が出るほど上手くいかなかった。今までの遅れを取り戻そうとして僕が喋り過ぎたせいだ。まあそんな日もあるさと気を取り直す元気もないぜ。朝起きてからの元気はなんだったのだろうか。出勤してすぐに補欠を頼まれたのも痛かった。しようがないけど。

 

 

 

 

今朝の音楽はスティーヴィー・ワンダーの名盤中の名盤「キー・オブ・ライフ」だった。素晴らしい。そして素晴らしく聴こえる自分が嬉しい。名曲が目白押しであるが、僕はC面D面が気に入った。これは朝の出勤音楽に使える。

 

 

あとは最近アップルミュージックで紹介されたスーザン・テデスキのアルバムも良かった。テデスキ・トラックス・バンドって10月に来日するんだよな。ああ、元気だったら行きたいなあ。

 

 

死ぬまでに見にいきたいのはボブ・ディランエイミー・マンである。でもボブの方はきっと間に合わない。僕が元気になる前にボブの方がライヴをする元気がなくなるだろう。エイミーの方は奇跡的に僕の元気とリンクするかもしれない。

 

 

退職したら東京に行ってライヴを見る。これが目標のひとつだ。