hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

意味は分からんが心はざわめく

今日は運動会特別時間割の為、午前中は授業がなかった(5限目だけ授業があった)。だからひたすら4,5,6年のプリントを作っていた。各学年2時間分作ったので来週前半までは何とかなりそうである。今週は持ち時数20時間のうち、15時間だけすればいい。いつもこれくらいだと気持ちに余裕を持って出勤できるんだけどな。11月からは22時間になるので、自由進度学習が軌道に乗っていなかったら地獄である。

 

 

今日授業をした4年生は、とても先生方からの評判がよい学年である。学習に前向きだと言う。しかし、何だか僕にはそう見えないんだよね。僕の見る目がないのか、あるいは僕だから子どもになめられてるのか、よく分からない。こういうのって相性もきっとあるんだろうが、どちらのクラスとも妙にいい子ぶりっこっぽいところが気になる。どちらかと言えば手のかかる3年生の方が僕には向いているのかもしれない。

 

 

 

それにつけてもマイルス・デイヴィスである。ライヴ盤の「フォア・アンド・モア」(1964)である。タイトルに書いたように「意味は分からんが心はざわめく」である。中山康樹は「これにコーフンしない人、全身が脈打たない人は、マイルスもジャズもやめろ。これぞ、コーフンに次ぐコーフン、ドバ~の連続攻撃」と書いている。なるほど。

 

 

とにかく1曲目から何だかよく分からんエネルギーが噴出している。特に僕はドラムスが気に入った。そしてこの人は異常だと思った。ライドシンバルっていうの?その響きがちょっと狂気じみている。しかしこれが堪らんのだよ。次はピアノである。何だか他人事みたいに弾いているように聴こえる。でもきっと音楽理論に則って弾いてるんだろうな。A面の後半からはちゃんと弾いている感じがする。

 

 

ここらでちょっと基本情報を書いておかねばなるまい。なんせジャズだからね。

 

 

1964年2月12日に録音され、1966年まで発表されなかった作品である。コンサート録音から2枚のアルバムが組まれ、アップテンポの曲は「フォア・アンド・モア」に、スローとミディアムテンポの曲は「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」にまとまられた。

 

 

メンバーは、マイルス・デイヴィス(トランペット)、ジョージ・コールマン(テナーサックス)、ハービー・ハンコック(ピアノ)、ロン・カーター(ベース)、トニー・ウィリアムス(ドラムス)。

 

 

こんなのはジャズを聴いている人なら説明不要だろう。でも僕にとっては「そうか、ハービー・ハンコックってこんなプレイをするのか。一体何歳の時なんだ」とか「ロン・カーターって聞いたことあるぞ」とかいろいろ思うわけである。

 

 

肝心のマイルスであるが、ちょっとまだ全貌が掴めないというか、他のパートに気を取られているというか、書きようがないプレイをしているというか、困っている状態である。しかし、この作品は僕みたいなものが入門編として聴くにはとてもいいような気がする。

 

 

 

 

ああ、こんな時間(19時前)なのに妻が帰ってきてしまった。これから宅急便でレコードも届くというのに。いやだなあ。また嫌味を言われる。

 

 

というわけで、週の始めから飛ばしても何なのでこれくらいにしておこう。

 

 

おやすみ!

 

 

 

やはり妻から嫌味を言われた(「あんた、毎日のようにレコード買っとるやろ」)。いや、そんなことないですよ。たまたまですよ、たまたま。