6弦？ということはギターか？ギターということはトホホ日記か？
というわけで久しぶりにギター教室に行ってきた。相変わらずの「プロブレム」である。基本のリフは3，4弦（D）と5，6弦（C）を使って弾くが、僕は左手親指を6弦に当ててミュートしていたが、ついミュートを忘れて、というかミュートできなくて６弦の音がブヮンブヮン鳴ってうるさくて堪らない。前回の教室で先生が親指で６弦ミュートするより右手でブリッジミュートした方がよいですよ、と言われていた。
その後コロナ感染もあって、ギターに触れていなかった（←言い訳）。だから、今朝急いで練習して10時のレッスンに臨んだ。イントロの練習をしていると、「何だか萎縮してますねー」と先生に言われちゃったよ。「いやー、そうなんですよー。６弦が当たらないようにブリッジミュートすることばかりに気がいっちゃって」と言うしかない。
今日のアドバイスは「3，4弦を弾く時は3弦を意識して、4，5弦を弾く時は4弦を意識して弾け！」だった。メロディを意識しながら弾くといいよってことなんだろうけど、まあ、そんなに上手くいくわけないよな。と思いながら「ブリッジミュート、3弦と4弦、指はこう動かして・・・」とせわしなく脳みそが動いた。
と、ここまでが土曜日に書いた文章である。休日だと集中力を発揮して書けると思っていたが、そんなことはなかった。レコードを聴いたり買い物に行ったりダラダラ過ごしているうちに妻が帰宅した。そしたらもう書けなくなっちゃった。
そんで今は日曜日の正午である。時間が過ぎるのがこんなに早いとは。なんちゃって。いつものことだ。一体全体朝の5時に起きて僕は7時間何をしていたのだろう。正直に書いてみよう。
コーヒーを淹れた。ドラマを観た。朝食を食べた。ブロンディのベスト盤を聴いた。本をチラッと読んだ。ギタ練をチラッと３回位した。テレビを観た。本をチラッと読んだ。キング・クリムゾンの「ポセイドンのめざめ」を聴いた。シャワーをした。洗濯をした。これだけである。7時間という時間をこんな薄っぺらい過ごし方をしていたのだ。午後は明日からのことを思って悲しみまっしぐらである。でもコーヒーと食材は買いに行かなければいけない。ここは一旦記事を書くのを止めて、サッサと買い物しちゃおう。そう思っていたら妻から電話があり、今から帰るという。もちろんここは僕達２人の家なので異存があろうはずがない。
帰宅すると妻の車があった。リビングで煎餅をポリポリ食べている。僕は黙ってレコードをかけた。「ポセイドンのめざめ」は「クリムゾン・キングの宮殿」を踏襲したアルバムのように思うが、僕は好きだ。昔はクリムゾンの抒情的な曲がどうにも鼻についたものだが、今聴くと素晴らしい。こうやってまた僕の耳は更新されたのだ。
そうそう、ギター教室の話だった。僕は10月から3カ月間でテレヴィジョンの「ヴィーナス」を弾けるようにならなければいけないのだ。だから先生に頼み込んで最後の10分で「ここだけでも弾いて見せてもらえますか？」と頼み込んだ。先生は「楽譜見てないんだよねー」と言いながらも曲を改めて聴き、弾いてくれた。先生でも初見では難しそうだったけど、大丈夫かな、俺は。とにかく動画に撮ったし、少しずつ練習していこうと思う。
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それにしても6弦である。うまいことブリッジミュートできるようになりたいものだ。「こんなもん邪魔だっ」って取っちゃったのがキースの５弦ギターになるのだろうか。ここらへんはちょっと自信がない。
というわけで2日がかりでこれだけ書くことができた。人間毎日続けてないとできなくなるものもあるということか。それにしても時間というものは怖ろしい。もう日が暮れる時間だよ。悲しみまっしぐらだよ。
またね！
