トホホ日記 ~チョーキングだよベイベーの巻~

今僕の左手中指と薬指の指先はジンジンしている。タイトルにあるようにチョーキングの練習に取り組んでいるからだ。薬指の先は少し水ぶくれになっている。チョーキング、難しいなー。それでは木曜日の18時に時を戻してみよう。

 

僕は、先週習った「ジョニーB.グッド」のイントロ簡略版&超スローテンポの練習を結構家で頑張ってからギター教室に臨んだ。早速先生に披露したが、グダグダだった。「もう1回やってみますね」と言ってやらせてもらったら、練習してきた感じで弾くことができた。先生も「あー、できてますねー」と言ってくれた。まあ、一発でできなきゃ身についたとは言えないんだけどね、と思いながらもちょっと嬉しかった。今日はこれから何がくるのだろう。

 

先生は「3回目のスライドなんですけど・・・」と言って2弦3フレットから5フレットへとスライドさせる。「実はこれは・・・」という言葉を聞いて僕は「おっとこれはもしかして・・・」と思ったら、やはり先生は3弦7フレットの弦をキュイーンとさせた。チョーキングだ!「ホントはこれをしているんですよね」と言って何回か見せてくれた。そして僕に「まず親指は軽く上に出してボールが入るような空間を作りましょう。そしてドアノブを回すように中指と薬指を使って弦を持ち上げます」と言った。早速真似する僕だが、音が上がり切らない。もっと弦を持ち上げなければいけないようだ。しかしそうするとその次の2弦5フレットの音が出せない。難儀している僕に先生は「このチョーキングの練習を始めるとですねー、薬指が破れるんですよねー」と軽い調子で言った。破れるんかい、と思った僕だがやるしかない。頑張って練習していると、「この前も言いましたが、ここでも親指の付け根でミュートすると余計な音が消えます。だから手をギターから離さないで下さい。人差し指も3弦をミュートします。プロの人はみんなそう弾いています」と言われた。

 

僕は弦を持ちあげる動作で手一杯だったが、何とか先生の言葉を頭に詰め込んで練習を続けていた。指先もジーンとしてきた頃、先生がいろいろ蘊蓄話をしてくれたが、頭の中はもう一杯だったので、(やっぱ階名って必要な知識なんだ、と思いながら)軽く聞いていた。最後に先生に「俺、音符を読んで弾くというより、先生の動画をひたすら見て、耳コピしただけなんですけど、やっぱり音符は読めた方がいいんでしょうねえ」と言ってみた。先生は意外だったようで「ああ、そうなんだ。あれ、耳コピだったの?」と言い、「まあ、大事なのはフィーリングですけど、音符は読めた方がいいですよ」と言われた。当然か。最後にチョーキングの動画を撮らせてもらってレッスンを終えた。

 

この日は結構ギター教室に行く前からへろへろになっていたので、帰ってから練習はできなかった(家に帰って1時間ほどで寝落ちした)。でも金曜日、昨日、今日と練習を続けている。だんだん弦を持ち上げられるようになってきたが音程は不安定である。まあ、それは練習を積み重ねるとして、気づいたことがある。今更の話かもしれないが、チョーキングをする時に思わず顔を歪ませていることに気づいた。どうしてギタリストはこんな顔をするのか不思議だったけど、自分でやってみて分かった。こりゃ、顔も歪むわ。もしかして音に酔いしれているのかな。でもいよいよチョーキングに挑戦するようになった自分におめでとう、だ。でも「持ち上げる」って書いているけど、そんな感覚でいいのかな?今度質問してみよう。

 

 

 

この1週間で一番聴いていたのは、ローリング・ストーンズのファーストアルバムである。今はこれが一番体に馴染む。「ジョニーB.グッド」の練習をしているからだろうか。1曲目の「ルート66」から続く「アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・メイク・ラヴ・トゥ・ユー」「オーネスト・アイ・ドゥ」「モナ」の流れは最強だ。昔から「オーネスト・アイ・ドゥ」「モナ」の2曲は苦手だったんだけど不思議なもので、今の耳で聴くと心地よく聴こえる。そしてこのファーストアルバムを聴いているとストーンズのやりたいことが大体分かるような気がした。さっきの4曲もそうだし、「キャロル」は高速ナンバーに仕上げちゃっていてもはやパンクである(後のライヴアルバムでの超スローバージョンもかっこよい)。「ユー・キャン・メイク・イット・イフ・ユー・トライ」なんてバラードはその後のアルバムに入っていてもおかしくはない。でもこの歌い方は「下手っぴ」と言われかねないかな。最後は「ウォーキング・ザ・ドッグ」で渋く締める。いやあ、いいアルバムだ。もうこんなのは何枚目になるか分からないけれど、「やっと今になって良さが分かった」1枚である。ルースターズ(←説明が必要かな、まあいいか)はきっとこのアルバムを完コピしていたのだろう。あとキースのギターがよく分からんのだけど、後ろでかすかに鳴っているやつだろうか。謎である。