hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

あちこちうろつき回った1日

それは「あ、今クリス・レアの『オン・ザ・ビーチ』聴きたい気分だ」から始まった。例によって何故、今クリス・レアなのかは判然としない。昔取り込んだよなー、と思って探すが見当たらない。←ここら辺はよく分かっていないのだが、アップルミュージックって期限があるのかな?取り込んであると思っていた曲が消えてることが最近よくあるんだけど・・・ いやいやこんなのは自分で調べられることだ、と思い、「アップルミュージック 曲が消える」で検索したらちゃんといろんな原因で曲が消えることが分かった。世の中何でもスマホで解決だ。ほんとにこれでいいのかな?ちょっとは身体を使おうぜ。

 

話が横道に逸れてしまった。クリス・レアの「オン・ザ・ビーチ」を聴いたけど、今の僕にはピンとこなかった。では何にピンと来るのか?少しうろついてみるか、というわけで、選んだのがロバート・パーマーだ。クリス・レアからロバート・パーマーって何となく分かりやすいでしょ?彼の「アディクテッド・トゥ・ラヴ」を聴いた。何だかMTVというかバブル期の音楽というか、カネの匂いがした。だからパス。もっと前の作品を聴けばいいのに巡り合えたかもしれないけど、今回は許してね。

 

さあ、次、と考えた僕はボズ・スキャッグスという名前を思い浮かべることになった。となると「ウイ・アー・オール・アローン」だ。ちょっとベタすぎないか、と思いながら聴いてみた。確かにいい曲なんだけどね。AOR?俺が?という思いが拭えない。そうこうするうちに次の曲がかかる。「ロウダウン」という曲だ。いやあ、かっこいいけど、ますますAORしている。もっとロックしてるのないかな。だんだん迷走してきた僕だが、脳みその中からボブ・シーガーという名前が浮かんだ。おお。当時は髭面でダサいおじちゃんだと思っていたが、大分前に「ナイト・ムーヴス」を聴いた時はなかなか良いと思ったぞ。頼むよボブ。僕をこの迷走から救い出してくれ。

 

「ナイト・ムーヴス」は今も僕の心を揺さぶってくれた。これだよこれ。アメリカン・ロックだねえ。今はこれくらい暑苦しいのがいいみたいだ。それと正確には「ボブ・シーガー&ザ・シルヴァ―・ブレッド・バンド」って言うんだった。それで「ナイト・ムーヴス」は1976年発表で、「ストレンジャー・イン・タウン」と言う作品が1978年に発表されている。そのジャケットを見て、長髪、髭面、暑苦しい顔というルックスのみでボブ・シーガーを判断してしまって、話題になっている時には見向きもしなかったんだ。結果アルバム「ナイト・ムーヴス」全曲を取り込んで聴いていたのが、3日前くらいのことだ。

 

ここでめでたしめでたしとなればよかったのだが、どうも何回も聴くアルバムじゃないなあと思い始めた。もうちょっとうろつくか。でもどこに行けばいい?答えは比較的簡単に出た。スティーヴ・ウインウッドでどうだろう。それもファーストアルバム。なんか1980年代に大ヒットしたよな。そこは外しての1977年発表のファースト。これは・・・いけそうだ、と1曲目を聴いた時に分かった。

 

まず、暑苦しくない。空気(サウンド)は乾いている。そしてベースがイカしてる。こんな古臭い言葉が似合う感じのベースラインだ。素人の僕でも気持ちいいよ。これはチェックせねば、と思い調べたが、ファーストアルバムの資料は日本語では作られていなかった。仕方がない、英文を読んでみるか。

 

そして分かった。ウイリー・ウィークスがベースだったんだ。僕でも知ってる有名人だぞ。デヴィッド・ボウイのアルバム(「ヤング・アメリカンズ」)にも参加してたよな。改めてウイリー・ウィークスを調べてみる。そしたらまあ、実にいろいろなミュージシャンのアルバム制作に参加したりツアーを行ったりしていた。その中に矢沢永吉もいたぞ。現在は何と軽井沢に住んでいるらしい。

 

僕がこのアルバムの中で今一番気に入っている曲は2曲目の「タイム・イズ・ランニング・アウト」だ。最初からベースがブンブン唸っている。これに嵌ったらなかなか抜け出せやしませんぜ、旦那。

 

それにしてもクリス・レアから始まり、ロバート・パーマーボズ・スキャッグスボブ・シーガーと来てやっとスティーヴ・ウインウッドで落ち着いたこの1日は何だったのだろう。でもこんなに色々なミュージシャンを聴いたのは久しぶりだったな。

 


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僕のパソコンではベースがいい具合に響いてこない。残念だ。