hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

冬眠日記その46 ~やっと分かった?の巻~

いやあ、今度という今度は参ったよ。えーっと、いつものことだが僕のローテクっぷりに自分で驚いたという話です。何かというとブログのブックマークである。「1user」とかがついているのは知っているし、気にはなっていた。しかし、いろいろ試してみてもよく分からない。というわけでずっと放置していたのだが、今朝もう一度試してみた。条件を「すべて」にすると読めるかもよ、みたいなことが書かれていたから、そこをクリックしたら何やら今まで見たことのない画面が出てくるではないか。恐る恐るクリックするとコメントが出てきた!そうか、こうすればよかったのか。よしっと思って遡ってみたが、どうも期限があるらしい。133もあったブックマークの数個しか読むことができなかった。その中にひよりママさんとAlaokoさんのコメントもあった。こうやって僕にコメントしてくれていたんだ。今までブックマークをしてくれた人、ごめんなさい。やっと分かりました。これは、みんなが読むことの出来るものじゃなくて僕だけが読むことが出来る機能なんですね。きっと、多分。うーむ・・・?である。

 

それに一応僕も知ってはいる。自分のブログがあまりにもシンプル過ぎることを。心の中では「これってどうなん?」とも呟いてはいる。僕だって記事で触れた曲のYouTubeを貼り付けて紹介したいとは思っている。ある人について言及した時、クリックすればひゅうっとその人のブログに行けるようにしたい。しかしやらないままこうして2年が過ぎてしまった。相変わらず字だけだ。たまぁ~に写真を載せるだけだ。これから僕のブログは進化をとげるのであろうか。神のみぞ知るところである。

 

ちょっとここで一時中断して、ブックマークの返事を書くこととしよう。今日はボブ・マーリーについて書きたい気分だから、じっくり聴きながらコメントを書こう。

 

コメントに対するコメントを書いてみたが、果たしてこれで相手に届いているのだろうか。よく分からん・・・

 

 

気を取り直してボブ・マーリーだ。僕が初めてボブ・マーリーを聴いたのはご多分に漏れずあの有名なライヴアルバム(1975)だった。1曲目(「トレンチタウン・ロック」)はいいな、と思ったが後が続かなかった。「同じじゃないか」と思ったからだ。「ノー・ウーマン・ノー・クライ」や「ゲット・アップ,スタンド・アップ」や「アイ・ショット・ザ・シェリフ」等の有名曲が収録されているというのに。ギザギザロック志向の僕にボブの声は暑苦しすぎた。あ、でも彼が1981年に36歳の若さで亡くなったことはリアルタイムで知ってはいた。死因は脳腫瘍だったはずだ。

 

そして時を経て働くようになってから、山川健一の小説に紹介されていた「ナチュラル・ミスティック」を求めて「エクソダス」(1977)を購入したのだった。そして従弟からは晩年のボブのライヴを記録したDVDを借りた。「ナチュラル・ミスティック」はその時の僕でも分かるくらいいい曲だったが、あとはピンと来なかった(←一体どういう料簡なんだ?)。そして再び時を経て「リデプション・ソング」に出会う。ここに至ってやっと僕はボブ・マーリーが素晴らしいアーティストだということに思い至るのであった。初めて彼の音楽を聴いてから40年近く経ってのことだ。

 

とはいえ、僕がブログに取り上げることはなかった。そこまで聴いていない、というところが正直なところだ。しかしこれも何かの縁だ。ちょっと今までよりじっくりと聴いてみようと思う。とりあえずは「エクソダス」から始めてみよう。

 

このアルバムは何と言っても1曲目の「ナチュラル・ミスティック」がベストであろう。何回でも永遠に聴いていられる名曲だ。「空中を吹き抜けてゆく自然の神秘がある」という歌詞から始まるこの歌は(他の歌ももちろんだが)ラスタファリアニズムに根ざした歌詞だと思われる。そこは深掘りせずに「自然の神秘」という響きだけを楽しもう。

 

もう1曲挙げるとしたら9曲目の「スリー・リトル・バーズ」かな。「ドンウォーリー」「エブリシングイズオールライト」と冒頭からボブに言われると何だかホッとする。いろいろなアーティストにカヴァーされているようだ。「朝起きて、朝日とともに微笑むのさ」か。うん、いい歌詞だ。

 

続く「ワン・ラヴ」ももちろん名曲と言われている作品だろう。僕も確かにそう思うが、ちょっとヒューマンな感じがして敬遠していたのだ。タイトル曲も好きだし、他にもいい曲がたくさんある名アルバムだ。もしかしたら初めて聴く人向けかもしれない。好きな曲がきっと見つかるはずだ。

 

DVDのハードディスクの中にボブ・マーリーの映像はないか探してみたらあった。「The Capitol Session’73」という作品の「Stir It Up」という曲だ。それを観て思い出した。ボブがギターを弾く時の手首のしなやかさが、ジョン・レノンのそれととてもよく似ているのを。それにしても5人でよくこんな複雑な演奏をすることができるものだ。1973年。小林克也は登り調子の時のボブだと言っていたが、既にボブ・マーリーのオーラは全開だ。

 

 

ホントかどうかは知らないが、昔CIAみたいなところが、若者を扇動する声の採集をするっていうんでジム・モリソン、ジョン・レノンとともに選ばれたのがボブ・マーリーの声だったらしい。確かにこの声は「若者を扇動する声」だ。