hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

甲本ヒロト! その2

松本「ヒロトさん、ゴールというか、今後の、今どこを向かってますか?僕同じ年齢としてすごく聴きたいです。」

 

中居「何が理想ですか?今後の」

 

ヒロト「考えたんですけど、考えたことないのにそういう質問をしょっちゅうされるんですよ。そのたびに考えるんでけど、僕、夢ってよく分からないけど、その、なんか憑りつかれてなんかになっちゃうようなもんな気がするんです。それって一つのような気がする。で、僕は若い頃、なんかつかまれてそっちに向かって行くときに、バンドがやりたい!と思った。バンドがやりたい!と思った。それが夢なんだと思ったんだよ。でひとつ、いろんな人の話を聞いていると、お前の夢は何だって言うと、『バンドやってお金持ちになりたい』とか『バンドやって有名になりたい』とか。二つ言うの。一個にしとけって。金持ちになりたいんだったらバンドは捨てろと。金持ちになりたいにしろよ。有名になりたいんなら有名になりたいって言えよ。そのための手段としてのバンドだったら何でもいいじゃんて。不動産勉強してお金持ちになってもいいし、悪いこと犯罪をして新聞に載れば有名になるよ。手段だろう。そうじゃないんだよ。夢っていうのは目的なんじゃないかって僕は思うんです。そういうことで考えると、僕は十代の頃バンドを始めた瞬間にもう叶っているんです。そして今もやってるから、ずうっと叶ってる。」

 

中居「叶いっぱなしだ。」

 

ヒロト「そうなんです。もうずうっとこのまんまでいいんです。」

 

松本「楽しくてしょうがないんですね。」

 

ヒロト「楽しい。目茶目茶楽しい。だからあの頃はよかったなんて一回も思ったことないよ。今おんなじだもん。」

 

 

 

ヒロトのルックスは何だか故山本寛斎に似ていた。チャボやパンタのようなカッコいいちょっと年の離れたお兄さんががおじいさん化していくことはいい。認められる。でも割と歳の近いお兄さん(ヒロトマーシー吉井和哉等)がおじいさんの部、第一部に入りました、というのは何だか複雑な気持ちだ。しかしヒロトは相変わらずだ。一直線だ。過去は一切振り返っていないことがようく分かった。今のヒロトを知るためにはクロマニヨンズを聴かなければいけない。CDやレコードでしか入手できないっぽい。

 

それにしてもザ・ブルー・ハーツ10年、ザ・ハイロウズ10年、ザ・クロマニヨンズ14年か。すごい音楽人生だな。後半の14年を聴かないのはもったいないな。