遂にエイミー・マンについて語る時がやってきたか。
エイミー・マン。アメリカ生まれのシンガーソングライター。現在60歳。1980年後半にロックバンド「ティル・チューズデイ」に在籍。1990年以降はソロ・シンガーとして活動している。
僕が初めて買ったエイミーのアルバムは「エイミー・マン・ライブ~アット・セント・アンズ・ウェアハウス」(2004)だった。CD+DVDの2枚組で、DVDの方を何回も観ていた。ソロアルバムを4枚出してから発表されたこのアルバムを買ったことになる。
完全なジャケ買いだった。そしてそれは大成功だった。
当時45,6歳のエイミーの凛とした佇まい、曲を終えた時の「サンキュー」という時の可愛らしさ。そして勿論曲と声の素晴らしさ。いい買い物をしたよ。全く。それから僕はエイミーのアルバムを買い漁った。誰かのアルバムを買い漁るなんて久しぶりのことだった。
でも、やっぱり僕にとってエイミーは高嶺の花だ。声をかけづらいというか、書きづらいというか。だって頭よさそうじゃない?こちらの下衆な気持ちを軽々と見透かしてしまいそうだ。
しかし何ですな。ギター1本、またはピアノだけで曲を成立させることのできるミュージシャンは魅力的だな。エイミー・マン然り、エルビス・コステロ、ブルース・スプリングスティーンや忌野清志郎然り。その人がバンドを組んで演奏するととてもストイックな音になるような気がする。
エイミー・マンの3曲、または3枚を選べ、という命題は考えやすいかもしれない。
よし、決めた。
アルバム部門は、「ロスト・イン・スペース」「エイミー・マン・ライブ~アット・セント・アンズ・ウェアハウス」「メンタル・イルネス」で決まり。
曲部門は、「インヴィジブル・インク」「セイブ・ミー」「Goose Snow Cone」「One」の4曲で決まりだ。
遂に、という割にはあっさりとした記事になってしまった。やっぱりまだ簡単に触れないな。