hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

パティ・スミスは今でも唾を吐く

パティ・スミスはパンクである。だって今でも唾を吐くんだよ。ライブで。

 

あれは、「ホーセス」の再現ライブ(2005)の映像を観ていた時だった。最後の最後、「マイジェネレーション」を歌う前に突然横を向いてペッと唾を吐いた。かなり大量だった。「えっ」と思った僕はもう一度見てみたら、確かに大量に唾を吐いている。もうおばあちゃんなのに。

 

その後、同じく2005年のライブDVD(トム・ヴァ―ラインがギターとベースを弾いていた!ずっと座って演奏していたぞ)を観た時にも唾を吐いていたように思う。

 

いやあ、ライブでは結構笑顔を振りまいていて、丸くなったなあ、パティ・スミスも、と思っていたのだが。唾を吐くんだ。

 

実はパティ・スミスとは最近の付き合いである。そう、1年前の今頃かな。それまで知っていたのは、「ビコーズ・ザ・ナイト」(1978)くらいだった。どうしてだろう。「ビコーズ・ザ・ナイト」で十分だと思っていたのかな。

 

それが前にも書いたニール・ヤング主催の「ザ・ブリッジ・スクール」での「ピープル・ハブ・ザ・パワー」を聴いて「いい曲だな」と思った僕は、検索活動を開始した。その結果、休止前、復帰後のどちらのパティのアルバムも気に入ることになったのであった。とりわけ2004年発表の「Trampin’」がいい。1時間4分なので、よくウォーキングする時に聴いていたな。勿論ファーストの「ホーセス」(1975)も聴いた。素晴らしい作品だということがじわじわと伝わってきた。

 

 

しかし、最初の話に戻るけど、すごいな、唾吐き。あの時は久々に「パンクだ」と思ったよ。