hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

ブロンディかぁ

ブロンディから1曲選べと言われたら結構迷うな。でも迷った末に直球ど真ん中の「コール・ミー」(1980)を選ぶだろう、やはり。どの曲と迷っているんだと言われたら、4枚目「Eat to the Beat」(1979)からの「アトミック」「ドリーミン」、5枚目「Autoamerican」(1980)からの「ラプチュア」あたりだな。←1980年でラップってすごいな、今考えると。

 

どちらかというとチャラついた曲の方が好きだった。いや、バリバリのロックバンドなのは知っているけどね。

 

でも最初は「ハート・オブ・グラス」(1979 )にはのれなかったな。もっとギター聴かせろよ、なんて思っていた。とは言っても印象に残るロック・ナンバーは「ハンギング・オン・ザ・テレフォン」くらいしか思い出せないんだけど。僕はNYのパンクロック・シーンではラモーンズにはのれなくてテレビジョンのヘビイな音にはまっていた。だから強引に言うと(あくまでも強引に言うとしたら)ラモーンズ寄りに思われるブロンディの曲はあまり聴かなかった。

 

初めて「コール・ミー」を聴いたのは、多分渋谷陽一の「サウンドストリート」で紹介された時だろう。他に心当たりがない。こ~れはもう一発でノックアウトでしょ、というナンバーである。シングル盤で買って何回聴いたことやら。「アメリカン・ジゴロ」のサントラに入っていたのかな。

 

その後、「Eat to the Beat」を聴いて改めてブロンディいいじゃん、っていう風になったのかな。ここらあたりはもう記憶が曖昧だ。「Autoamerican」で、チンピラロックバンドからオシャレっぽいバンドになったような印象がある。

 

高1「ハート・オブ・グラス」→いまいちのれない。高2「コール・ミー」→すごくいいじゃん。聴きまくる。大学に入ってJUNさんからアルバム数枚を借りる。「アトミック」「ドリーミン」を気に入る。という流れになるのかな。

 

今1999年にリリースしたライブ盤を聴いているが、デボラ・ハリーの声がドスの利いた声になっている。「コール・ミー」はピコピコしていなくて、ギターがガンガン鳴っている。本当はこういう風に演奏したかったのだろうか。最初のシングルバージョンではジョルジュ・モロダーの主導だったっぽいからな。

 

その後デボラ・ハリーはソロになったが、2017年ブロンディとしてのアルバムを発表している。声は更にドスが利いている。

 

何にせよ、「コール・ミー」がどこかでかかると、動きが止まるのは確実だ。