hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

悲しみよようこそ

1月11日、高橋幸宏が亡くなった。僕は彼のアルバムを買ったことはなかった。しかし、心は大きく揺れた。

 

1月29日、鮎川誠が亡くなった。僕は彼の「クール・ソロ」というアルバムが大好きだった。買ってから今まで何回も聴いていた。シーナ&ザ・ロケッツについてはちょこちょこと聴いていた。彼の死を知った時「ホントに?」と思った。喪失感は大きかった。

 

3月28日、坂本龍一が亡くなった。僕は彼のアルバムをそんなには聴いていなかったが、NHKの「スコラ」という番組は欠かさず観ていて、教授に感銘を受けていた。彼の死を知った時は、「これからもこんなことが続くのか」と思った。その後に放映された番組はほとんど録画してある。

 

そして昨日7月7日、パンタが亡くなった。僕は彼のアルバム(ソロ、PANTA&HAL、頭脳警察、P.K.O.)をほとんど聴いていた。昨日から今まで何だか現実感がない。パンタだよ?彼が亡くなったって?どういうこと?

 

僕が彼の歌を初めて聴いたのは高2の頃だったと思う。「1980X」というアルバムだ。そこから40年以上、途中途切れることはあったが、彼の音楽を聴き続けてきた。正直言ってどう受け止めていいのか分からない。松村雄策が亡くなった時もこんな感じだったな。

 

もしかしたら「パンタ死す」とか「戦士の休息」とかいったタイトルがよかったのだろうか。僕は昨日パンタの死を知った時点でiPhoneに収められている曲でプレイリストを作って聴き続けている。でもなんだかそんなにのれないんだよね。生々し過ぎたのかな?とにかく今は頭脳警察がどうしたとかソロでこの作品はよく聴いていた、とか書く気持ちにはなれない。

 

「何でだろう?」と思って試しに彼のスウィート路線第1弾の「KISS」を聴いてみたら、「これなら聴けそうだ」となった。

 

その第1弾シングルであり、アルバム1曲目を飾るのが「悲しみよようこそ」である。彼のロックな歌より、幸せな気分になるラブソングの方が今はピッタリと来る。だからしばらくは何もなかったふりをして、彼のスウィート路線のアルバム(もう1枚「唇にスパーク」というのがある)を聴いていこうと思う。


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今日は余計なことはもう書かずに記事をアップすることにしよう。そして明日からまた生きていこう。